いつもお世話になっている高層ビルのエントランスで休憩中、京成立石に向かうか悩んだものの、初志貫徹で月島方面へ。17時49分に店頭に到着し、暖簾の隙間から店内を覗くと7割方の埋まり具合でしたので自己判断でそのまま入店し、空いていた席につきました。なお、ここ数回調理係を受け持っていたり、不在だったりした女将さんが以前のようにホール係を担当していました。
瓶ビール、750円。強い苦味がコクに変わる過程を楽しみながら。
ポテトサラダ、380円。
ふわっとした口当たりの中に、きゅうりや人参や玉ねぎの食感がアクセントに。そして、ゆで卵が味に奥行きを与え、混ぜ込まれた黒胡椒の刺激がお酒を進ませます。
ぬた、550円。
仄かに甘みを覚えた、歯応え強めのわけぎ。
塩味を感じたわかめ。優しい酸味のぬたをたっぷりと絡めて。
湯引きされ、身の締まった鳥貝。
たこは歯切れ良く。
見た目よりも脂の乗りを感じたまぐろ。
むぎ焼酎大分二階堂ソーダ割り、600円。炭酸が、円やかな飲み口をさらに強めることに。
おにぎり(シャケ)、350円。
運ばれた時から海苔の香りが強めに漂って。
この海苔の巻き方は何か意味があるのでしょうね。私にはパリとした食感を楽しめるように位しか想像できませんが。
両手で2つに割ると中にも惜しげもなく。
ふんわりと握られた粒の立ったごはんは、海苔が破れるほどけるように流れ出し、当初の形状を留めることが難しく。
てっぺんに乗ったシャケは塩味、ぼろっと崩れて。
糠漬けのきゅうりと白菜の浅漬け。
最後にお冷を頂いて2,580円を支払い、在店中の女将さんのさり気ない気配りに感心し、2人が入店を待つ様子を確認し帰路に就きました。