令和4年度下半期の初日のことです。午前中は休日出勤し、閉店間際の14時27分に店頭へ。行列は19人と予想以上に多かったものの、その後訪れる方はなく、14時31分に閉店となり、栄誉ある宣告人を拝命いたしました。
そして、最終ロット分の麺上げが始まった、到着から34分後に入店するとその5分後にラーメンが配膳されました。
大ラーメン、野菜大蒜脂。麺が取り出され始めてから、最後となる私への提供がなされたのは約5分後。
10分弱の茹で時間だった麺。
飴色に染まって食欲をそそります。
もちっとした食感は控えめで、その代わりにプリっとした食感を感じ取れました。
胡椒と唐辛子を忘れずに。相性は胡椒に軍配が挙がるかと。
もやしがホクホクとする、じっくりと火が通った野菜。背脂を添えて。
豚。
ふわっとした舌触りの、きめ細やかな赤身の魅力が詰まった豚。
いたるところにとろっとした脂身を備えていた、軟らかな豚。
底から現れた豚は、熱せられてとろっとろの舌触り。
スープ。
一口目でみりんが強く効いているように感じ、この日も「水から作った。」のかと思うも、その後はほとんど塩味を覚えない位に、脂と豚の旨味に拠るのであろう厚みのある味わい。醤油が包み込まれてしまったのかと。
店主さんは、出来に不満のようですが、とっても美味しかったです。
その結果やってしまいました。それでも暫くの間、水分を欲することはありませんでした。
ピリッとした辛さがあり、カリカリと音を発した大蒜。
天辺に乗せられた後にカラメが足されたほぐし豚と、
ぷるっとした背脂を含んだ固形脂は濃い目の味付け。
15分弱で完食。この後、欲望を抑えることができずスープを飲み干して、店主さんと助手さんにお礼を言い退店しました。