5月下旬の平日、裁判所への出張終了後に利用しました。12時30分過ぎに入店すると、店内は女性同士の家族連れや友人と思しき人達で6割方の客入り。その中で中年男の一人客は浮いた存在でした。
メンチカツセット、1,188円を。ちなみに、この日時点でも消費税は8%で計算されていました。
注文を済ますと運ばれて来たナイフやフォーク。料理が到着するまでは、少し酸っぱい梅をカリカリと。
注文からして10分弱してから先行して配膳された、丸ごと玉ねぎスープ。玉ねぎは普通サイズと大きめがあるとのことで大きめを。またコンソメスープも選べますが、迷わず名物のこちらを。
同時に味変アイテムも。
甘辛い味噌。
大蒜と胡麻がラー油によって味付けされ、ピリッとした辛さがありました。
スライスされた大蒜が油漬けされていました。
少し遅れてメンチカツが到着。
メンチカツセット。スープとデザートとドリンク付き。ライスorパンは別料金なので自重しました。
お皿に敷かれたデミグラスソースの上に盛付られたメンチカツ。
ナイフで二つに。
いなり寿司に似た形状で、少し圧がかかるだけで肉汁が溢れてきました。
牛の風味を強めに漂わせていました。
2つめのメンチカツ。
時間が経過しても肉々しさは変わらず。
カラッと揚げられたことで堅固さを取得した衣が、がっちりと全体を包んでいることで旨味が閉じ込められていたよう。
厚みのある甘さの奥に時折仄かな苦味を発見する、円やかさとキレの両方を持ち合わせていたデミグラスソース。
付け合わせ。
マッシュポテト。
粗めに仕上げられるも滑らかな食感。
塩茹でされたいんげんと甘くてしっとりとした人参。
カリッカリのさつまいもと香ばしいかぼちゃ。
玉ねぎの香りをふんだんに含んだ甘みを、強めに伝えるスープ。
煮崩れ一歩手前という具合でトロリとした舌触り。
途中、辛味噌を加えて。辛みが先行するも過ぎない範囲。3種類の中では相性が最も良かったです。
中華風で、付け合わせの野菜にも。
オイル漬けでもしつこさはなく、こちらはメンチに添えて。
のんびりと約20分を掛けて完食。
数分待ってデザートとドリンクが登場しました。
デザートのバニラアイス。他に冷たいゆであずき白玉入りも選択できます。
有名ブランド品が用いられると推測され、安定の品質。
ホット健康茶。ハト麦やヨモギやドクダミ等7種類の薬草を煎じたものだそう。苦味のある紅茶というイメージでした。
50分強滞在して退店。味と雰囲気の両面で上品な印象の店内を後にし、職場に戻りました。