LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

大きな獅子柚子

2008-11-13 09:05:16 | ガーデニング
森のテラスの庭には、毎年”獅子柚子”(ししゆず)が成ります。
直径が15cmほどある、大きな柚子です。



デッキに転がしておくと、お客様に聞かれます。
「これ何ですか?」、そして「食べられるんですか?」と。

実は森のテラスでは、こうして採れた柑橘類を、
もっぱら鑑賞用と芳香剤としていて、食べないでいるらしいのです。
いつだったかもトイレに入るとなんだかいい香りがするので
ふと見ると、”かりん”が置いてありました。
柑橘類以外にも、香りの強い果物はトイレ行きです。
香りは強くても自然のアロマなので、ケミカルな芳香剤とは全然違います。

ですが、私は鑑賞用と芳香剤で終わってしまう”獅子柚子”を
前から「食べられないのかなあ。」と思っていました。

ある日、森のテラスに中学生のお客様がピアノレッスンにいらっしゃいました。
寒い日だったので、何か温かい飲み物をお出ししたいと思ったので
思い切って大きな”獅子柚子”に包丁を入れ、実を絞って
はちみつとお湯とお砂糖を入れた”ゆずエード”を作ってお出ししました。

いったん包丁を入れた”獅子柚子”はそれからというもの、皮を鍋料理のポン酢や
湯豆腐の受けつゆに入れたりしてがんがん活用しています。

おおきな”獅子柚子”は意外にも、小さい柚子よりグッとマイルドな味と香りです。
冬の料理には何かと役に立つ重宝な食材として
毎日の食卓に登場させています。

もしも食べきれなかったら、こんどは皮をお風呂に入れて“柚子湯”っていうのも
「おつなものですよ。」と、山田先生にご提案してみようと思います。


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