LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

アフリカの卵

2008-09-26 07:57:12 | インテリア
きのうに引き続き、”日建ホーム”さんの、“N邸”のお話です。

4人家族の“N様”のために、4個の”卵”を飾りました。
入れ物になった、アフリカ製の”卵”です。

階段下の飾棚に3個の”卵”を並べました。
この壁には、記念として家族の手形が押されています。



良く見ると、一番大きいのはおとうさんの、
その隣はおかあさんの、そしてその下の小さなかわいい手形は
二人の子供たちの手形でしょうか。

なんとも微笑ましい四つの手形を、なんとか生かすような飾りはないかとあれこれ考えたのですが、
”アフリカの卵”はぴったりと飾棚に納まってくれたように思います。

4個の卵の模様は、一個一個違います。
ひっかいたような線の模様が、人の手の温もりを感じさせてくれます。

私には、お母さんと二人の子供のように見えます。



離れたニッチに置いた”卵”は、縞模様です。

この”卵”は、どう見てもおとうさんです。

4個の卵は、似ているけれどそれぞれに個性的な
違った卵です。

ふと、武者小路実篤先生の“南瓜”の絵と、絵に添えられた文を思い出しました。
「和して同ぜず。」
仲良く和を持ってはいても、それぞれに個性を持って同じではない、といった意味です。



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