LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

ポストカードギャラリー・その5

2008-03-28 09:08:12 | コレクション
ポップアートとは、何かと問われたとき、
一番わかりやすいのが
ポップアートとは、大衆がだれでも知っているモチーフを
繰返し表現の題材にしているのが、その特徴であると言えます。


例をあげれば、
アンディー・ウォーホールは、キャンベルスープの缶を繰返し転写し、
マリリンモンローのポートレイトを、鮮やかな色に塗り替えます。
ロイ・リキテンスタインは、コミックの一こまを
切取って拡大します。

二人は、同時期にドル札をモチーフにした作品を発表したり、
それぞれにミッキーマウスやドナルドダックを描いていますが
それは偶然の一致ではありません。

大衆が、誰でも知っているもの、毎日スーパーで見かける食品、
子供がみんな大好きなディズニーの人気者、有名人のポートレイト。
POP=Populerな題材を引用する過程で、必然的に同じ題材を
選んだのだといえると思います。



こちらの5枚は、ロイ・リキテンスタインの
ドナルドダック、ピカソ、マチスが引用された作品です。

ドットと線がいつもの表現方法となって、
リキテンスタインらしい作品になっています。

残りご紹介したい、コミックシリーズ、ヌードシリーズ、
下は、静物、ホライゾン(地平線)と、インダストリーシリーズです。





持っているカードの9割をご紹介できたので、
ようやく気が済みました。
(全部だと、いささかくどいと思ったものですから。)

「これ気に入った。」とか、「へえ、リキテンスタインってこれだったんだ。」
などと思っていただければ幸いです。

5回にわたり、私の独断的なコレクションのご紹介に
お付合い下さいまして、ありがとうございました。


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