LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

キッチンに色々ぶら下げて

2010-11-18 08:22:54 | インテリア
キッチンに関しては、見せる収納が好きです。

その理由は、どこに何があるかが一目瞭然であるから、
お気に入りのキッチンツールをしまっておきたくないから、
そして何より、いろんなものをぶら下げながらひしめかせるのが
ヴィジュアル的に好きだからです。

母のキッチンにもぶら下げ技を取り入れました。



畑で採れた野菜などを一時的に入れておくのに必要な、
大小様々のかごがあちこちにゴロゴロ転がっていたので、
突っ張り棒とSカンで一か所にぶら下げました。

「ぶら下げ収納」は、言ってみれば「空中収納」なので、
床面積を狭めることなく、物を収納するという効率のいい方法です。

「カラーパープル」という映画の中に、大好きなシーンがあります。
主人公の黒人の女性が、意にそわない結婚をするのですが、
嫁ぎ先の生活環境、特にキッチンは、荒れ放題で劣悪な環境です。
結婚生活のスタートは、キッチンを大急ぎで掃除することから始まります。
なぜって、その日から食事を作らなくてはいけないのですから。
彼女の手によってキッチンは、またたくまにきれいになります。
鍋からは湯気が立ち上り、美味しそうな匂いまでしてきそうなあるシーンで、
主人公が滑車に付けたひもを引っ張ると、上の方にぶら下がっていた道具が
スルスルと降りてくるという場面がありました。

滑車を使ったぶら下げ収納は、まだやったことが無い
しかし、いつかやってみたい憧れの収納方法です。

食器棚の袖に、端材とワインのコルクで手作りしたフックハンガーを取り付けました。



畑で採れるハーブを干しておく場所が必要だという、母の要望がかなえられました。



小さなほうきや刷毛は、ぶら下げておくのに限ります。
鍵は、鍵専用のフックに一列にかけておくと、便利この上ありません。

買い物バッグなどの袋物は、梯子のような木製ツールにSカンでぶら下げておきます。
こちらのブルーのバスクストライプの袋は、
洗濯バサミを入れる袋で、手作りです。



山で採ってきた蔓で作った、リースなどのシーズナルアイテムも
Sカンでぶら下げてます。



私は、Sカンが大好きです。

東京から引っ越してくるとき、自宅と仕事場で使っていたSカンの数を数えたら、
200個以上ありました。
私は、200以上のアイテムを、ぶら下げていたのです。
自慢というわけではないのですが、世の中に私ほどのSカン愛好家はいないんじゃないかと思っています。