LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

桃の節句・その5

2008-03-03 12:56:41 | クラフト
以前に、主婦の友社から折り紙の本を出版しました。

その中で、「紙雛」を折っていたことをふと思い出しました。
こちらが折り紙のお雛様と、雛あられを入れる三方です。



人形に災厄を移して川に流し、健康と成長を願ったのが雛人形の由来なのだそうです。
もともとは、紙雛が最初に作られた雛人形だったわけです。

日本人は、紙を折ったり、包んだりする独特の文化を持っています。
外国人から見たら、なんと器用なそして繊細な国民性にちがいないと思います。
実は、4年前に出版した私の本”くらしの折り紙”が、このたび
ロシアで出版されることとなりました。



折り紙を、もっと暮らしの中に取り入れませんか。
伝承の折型を現代の生活にもっと取り入れませんか。
四季の行事を、紙を折っていろいろに彩ってみませんか。
折り紙とは、紙さえあればだれでもできる楽しいクラフトです。
というのがこの本のコンセプトです。

ロシア語の本が刷り上がるのは、もうじきです。
手元に届く日が今から楽しみです。

それはそうと、きょうは三月三日の雛祭り。
私の8歳のお友達がそろそろ学校から帰ってくる時間です。
久しぶりに千代紙を切って三方を折り、雛あられを盛って
ひなたちゃんに会いにいこうかなと思います。