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LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

ミノワ薬局

2011-06-20 06:19:10 | Weblog
前回のブログでご紹介した「琺瑯看板」の持ち主でいらっしゃる
「ミノワ薬局」さんを続いてご紹介したいと思います。

こちらが「ミノワ薬局」さん。



看板に「創業大正十年」とありますから、かなりの老舗です。

ウィンドーには、レトロなパッケージの薬袋がパネルになって飾られています。
こちらの薬は一袋300円~です。
四角い「紙風船」は、薬を買うともらえるノベルティーです。
こちらも現行品です。



もう一方のウィンドーには「ケロリン」のたらいと、
ポスター、琺瑯看板がディスプレーされています。



ウィンドーの様子は、薬屋さんというより博物館のようです。

店内もまた博物館をみるような楽しさです。

お店のいたるところに古い看板が飾られています。

薬は、もちろん現行品ですが、昔からデザインの変わっていない漢方系の薬
「正露丸」「救心」など、パーッケージがレトロなものを
フューチャーしながら、実に上手く陳列されています。



調剤のブースのようになった部屋の棚にも、昔の薬箱など興味深いメディカルアイテムが並んでいます。



電話台になっているのは、古い薬箪笥です。



こちらが「ミノワ薬局」のご主人です。



どうも「ケロリン」のおけは、写真撮影用に常にすぐ出せるように準備してあるみたいです。

薬について質問すると、ご主人は「待ってました。」と言わんばかりに
電子辞書を出して説明して下さいました。

白髪染めの元祖「ビゲン」は、「美人元禄」(びじんげんろく)からきているのだそうです。



古いパッケージと一緒に、「ビゲン」の会長さんのサインが額に入れられて飾ってありました。

こちらは、昔からあるローカルな膏薬「下呂膏」とその姉妹品です。



私はついパッケージのビジュアルに興味が向かうのですが、
漢方系の昔ながらの薬はその製法も一途に昔ながらです。

変わらないもののありがたさをひしひしと感じながら、
「薬って面白いな~。」とつくづく思いました。

私は、悲しいくらい健康体で、まったく薬に縁のない人間なのですが、
具合が悪くなったらぜひこちらのお店でレトロなパッケージのお薬を買ってみたいと
切に思いました。




たかしん さんまち通り支店

2011-06-19 07:09:44 | Weblog
「たかしん」の通称で呼ばれている「高山信用金庫」の「さんまち通り支店」の前を通りかかったら、
ウィンドーになつかしい琺瑯の看板がディスプレーしてあるのに目が止まってしまいました。



どうして、このようなマニアックなコレクションが展示してあるんだろう。
ここは、博物館ではなく銀行なのにと思いました。
おもわず店内に入り若い女性行員さんに尋ねました、
「あの琺瑯の看板は、どなたのコレクションですか?」

お仕事とは関係ないことを、いきなり入店してきた私に聞かれ
一瞬困った顔をされる女性行員さん。
すると、奥のデスクから、感じのよさそうな男性行員さんが出てきて
教えて下さいました。
「あの看板は、お向かいの”ミノワ薬局”さんの持ち物ですよ。」

納得しました。
”ミノワ薬局”さんは、かなりマニアックな薬局なのです。

琺瑯の看板に近寄って見ると、



右から、「オロナミンC」。
「大村崑」さんがキャラクターです。
「うれしいと、眼鏡が落ちるんですよ。」の名セリフが有名でした。

右から二番目、水戸黄門のお銀さんでおなじみの「由美かおる」さんの
「アース渦巻き蚊取り線香」です。

「オロナイン」の「浪速千栄子」さん。
大阪弁の「浪速千栄子でございます。」というお決まりのご挨拶を、懐かしく思い出します。

「ハイアース」は「水原弘」さんがキャラクターでした。
「黒い花びら」はレコード大賞第一回受賞曲です。

一番左の「SSチェーン」は、キャラクターがうさぎのイラストです。

おもわぬところで貴重なコレクションを見せていたきました。
こちらの看板のオーナー、コレクターの「ミノワ薬局」さんのお店は
また明日のブログでご紹介します。






よもぎ祭り

2011-06-16 08:41:59 | Weblog
高山市朝日町の道の駅で開催されていた「よもぎ祭り」に行ってきました。



よもぎ餅、よもぎとうふのほか、土地の雑穀を使った加工品が売られていました。

私は、よもぎと雑穀のお餅を買いました。



よもぎのてんぷらを試食させていただきました。



よもぎはこうして食べるとおいしいんです。

道の駅のとなりにある「雪州庵」。



入り口には花菖蒲が咲いていました。



池が風情のある庭。



池づたいにも花菖蒲がたくさん咲いています。
花菖蒲は今が見ごろのようです。




庭のはずれの山裾に、灯篭のある素敵なスペースを見つけました。



かわいい野の花が一面に咲いて、絵本の一ページのような光景です。



子供のころ、こうゆうお花畑をみつけると
かごを持っていって摘み取ってはいつまでも遊んでいたのを思い出しました。

気がつくと、草むらに入っていった母が「ふき」を手にしています。



山菜に特別な嗅覚のはたらく母は、いたるところで目ざとく食べられるものを見つけます。
「きょうのおかずが採れた。」と嬉々とする母。

ふと見ると道の駅でも「ふき」が売っているのを発見してしまいました。



ひと束150円。ちょっと冷や汗です。

ところが、そんなことお構いなしの母。
「ふきは買うものじゃなく、採るもの。」なんだそうです。

この日ひょんなシチュエーションで、母の才能を見てしまいました。


紫たまねぎとパクチー

2011-06-02 06:41:19 | Weblog
毎朝、陣屋前広場には「朝市」というマーケットが立ちます。

そろそろ「紫たまねぎ」が出るころじゃないかなと思って、
「見つけたら買ってね。」と、母に頼んでいました。

ついに出た「紫たまねぎ」を、母が買ってきてくれました。

こちらが、朝市で買った「紫たまねぎ」です。



泥付き、葉付きの状態で売られていました。
朝市のおばさんによると、「葉っぱも食べられるよ。」ということです。

「紫たまねぎ」が手に入ると、思いつく料理は
なんといっても「ヤムウンセン」です。
タイ料理「ヤムウンセン」は、エビのサラダですが
「紫たまねぎ」と「パクチー」が無ければ成立しません。

幸い母の畑には、現在「パクチー」が豊作状態です。



このとうり、いつでもタイ料理屋が開けるほどじゃないかと思うくらいです。

「紫たまねぎ」と「パクチー」を使って作った「ヤムウンセン」がこちら。



それから、余ったえびで、母が「えびのリゾット」を作ってくれました。



ここにも、薬味に「パクチー」を入れて。

オーガニックな地野菜&自野菜で、エスニックな夕食となりました。


文昭堂のネオン

2011-05-28 09:30:16 | Weblog
隠れていた、「文昭堂」のネオンが現れました。



棚に隠れていて、何と書いてあるのかわからなかった文字は、
「Gift Senter」だったと判明しました。
相変わらずスペルは間違っています。

  Senter =誤まり 、Center=正解 

見るたびに笑えるので、一生このままにしていてほしいです。

カラフルな荷札を見つけました。



どの色もかわいいな~。
「買いたい。」でも「使い道が思いつかない。」ので、
また今度にします。

こちらも、カラフルな紐です。



ただの紐でなく、ゴム紐でした。
パーティーの招待状や、メニューのカードを束ねる他
ラッピングにも使えそうですね。

枠の感じがヨーロピアンなラベル。



「黒」は、もう製造していないんだそうです。
「赤」と「ターコイズブルー」は今度にして、
「黒」だけ買うことにしました。

カルトナージュ心が、ムクムクと湧いてきます。
また、カルトンを作ろうと思います。(ルンルン。)



レトロなデザインの箱に入った「リリヤン」。



「御所車印」のブランドラベルが、古めかしすぎです。
子供のころよく「リリヤン」で紐を編みました。(思い出す~。)

「文昭堂」は、もともと卸し専門だったので、店舗が大きく
在庫の量がやたら多いです。
それだけでなく、探すと古いデッドストックのようなものが
埃をかぶっていたりするので、宝探しのような楽しさを味わうことができるのです。

珍しいマテリアルを、今日も見つけましたよ。


母の誕生日

2011-05-25 12:47:12 | Weblog

きのうは母の誕生日でした。

ついこの間、母の日のプレゼントをゴッソリもらった母は、
誕生日プレゼントは「パスでいいから。」と言っていました。

その母がおとといの夕方、具合が悪くなり
一日入院することになりました。
入院といっても、検査のための入院でしたが。
検査を済ませ、ケロッとした様子で退院した母を待っていたのは
たくさんのプレゼントです。



子供と孫から送られた花や、
キッチンタイマー。



キッチンのテーマカラーを「赤」と決めている母の好みを知っていて
赤いキッチンマットが。



そして、赤いシャベルです。



入院したおかげで、プレゼントをもらうことができたとニコニコの母。

夜は、ワインとチーズで誕生日と退院を祝いました。
何事もなく元気でよかった、よかった。



味祭り

2011-05-22 09:49:25 | Weblog
高山市本町通りでは、毎年恒例の「飛騨の味祭り」が開催されています。

母と一緒に出かけていくと、ちょうどテープカットが執り行われていました。





一番乗りした私たちが最初に引っかかったお店はこちら。

飛騨のお酒の試飲です。朝9時だというのについ頂いてしまいました。



鬼ころし、飛騨娘、奥飛騨、深山菊、飛騨の華、玉乃井、白真弓、蓬莱と
全て飛騨の酒です。

頂いたのは「どのお酒でしょう。」と尋ねると、「ブレンドです。」ということでした。

おじさんが「とち餅」を焼いていました。このあたりではおなじみの餅です。



こちらが「とちの実」です。



袋入りのこちらは「とちの実せんべい」。



少し割れたのが入っているので、200円とお買い得です。
買うことにしました。

私と母の目的はこちら。北陸の海産物のお店です。



美味しそうな干物がズラリ。

母は「鯖のへしこ」を、



私は「いかの丸干し」を買いました。



この「いかの丸干し」、ワタが入ったまんま干したもので、私の大好物なんです。
ビールに合うの何のって・・・。

こちらは富山産のカマボコ。



「鯛のカマボコ」を見つけました。



よくお祝いの折りなどに入れられるものだそうですが、
私は始めてみました。
なんだかキッチュでかわいいな~。

いいにおいに誘われて買い食いしたのが「そば粉のみたらし団子」です。



蕎麦粉の風味と、ほんのり甘いしょうゆだれがよく合って、おいしかったです。

「飛騨の味祭り」は、5月21日、22日の二日間開催されています。






文昭堂のその後

2011-05-19 08:47:27 | Weblog
以前にご紹介した「株式会社 文昭堂」に、異変が起こりました。

いつものように、自転車に乗って「文昭堂」に行ってみると、
店頭が、見違えるようにスッキリとしているのです。



「これが、文昭堂か。」と思いました。
あのダンボールにギッシリだった商品はどこへ行ってしまったのでしょう。

ふと見ると、黄色い画用紙に手書きの説明がありました。



山のような商品は、どうやら店内に移動したようです。

入り口がスッキリすることによって、今まで隠れていた天井が現れました。

現れた天井には、おびただしい数の照明がついていたことがわかりました。



それにしても、なぜこんなにたくさんの数の照明がついているんでしょうか。
外だというのに・・・。

世間の節電とは一切関係なく、照明は開店から閉店まで消えたままです。

これ全部点灯したら、きっとパチンコ屋並みの明るさなんだろうな~。

天○や

2011-05-16 08:37:24 | Weblog
ショップの外装がレトロで面白いお店を、
続けてご紹介していますが、
「天○や」の外装は、他に類を見ない面白さです。

外壁は、サインだらけです。



建物のコーナーに土を盛って、立体文字で屋号「天○や」と、大きく示されています。
並んで、カーブした面をいっぱいに使って「化粧品石鹸」「日用品雑貨」の文字が付けられています。

店名の壁に続いて、横書きに「ライオン歯磨」、



「ミツワ石鹸」の字と、トレードマーク



「花王石鹸」の字と、やはりトレードマークが。



こちらの「ゲンブ石鹸」というのは、聞いたことが無いメーカーです。
亀甲がトレードマークになってます。



店名であり、会社名である「株式会社 天○や」と同等に、
三つの石鹸メーカーにプラスすること、歯磨メーカーの社名まで
ズラリと並べて壁全面を覆っている様子は「見事。」としか言いようがありません。

かつてはよっぽど石鹸が売れていたんだと思います。

現在の店内の様子はこちら。



「エルモア」のダンボールが山積になっている横に、
スカスカの棚と、布を掛けた台の上のプラスチックのかごに
なぜか「あずき 200円」と手書きのプライスカードがあり、
あずきが二袋だけ並んでいました。

現状の店内の様子とミスマッチに、
外装の華々しさが、よき時代の面影を残して
こうして残されているのが、うれしいような、切ないような・・・。

素敵な外装を「天○やさん、壊さないで維持してくださいね。」と思っています。



高山サインショッピング

2011-05-15 09:07:12 | Weblog
市内にある「高山サインショッピング」もまた、
ずっと営業していないお店です。



「サインショッピング」というのは、聞きなれない言葉です。
一体、何を売っていたんでしょうか。

建物の横一面の木製面格子に掛った、大きな看板。



ポップな字体です。
看板の字と、面格子のペイントの色もかわいくて、私好みです。



大きい看板のポップさと対照的な、固~い感じの看板が
正面の壁に掛っています。

チケットを扱うお店だったことがわかりました。

入り口の足元が、モザイクのタイル貼りになっていました。



靴の泥を取るのに役立つわけではない、単なる装飾だと思いますが、
初めて見ました。
真似したくなる、かわいさです。



お店の正面は、木製の窓枠に、レトロな地模様のガラスがはまっています。



見れば見るほど素敵な模様です。

ガラス模様に詳しい「nさん」に聞いてみようかな~。
もしかしたら、模様に名前があるかもしれません。