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LOTUS BLUE DIARY

インテリアとリビングと手作りのお話

どんど焼き

2012-01-16 10:36:19 | Weblog
昨日15日は「どんど焼き」が行われる日でした。

朝、雪がちらつくなか氏神様である「一本杉神社」に行きました。



新居での始めての正月を飾った、松飾りの松の枝と
神棚と玄関のしめ縄を、納めてまいりました。



しばし火をながめてから、



どんど焼きのお楽しみはこちら。



氏子の方々がお餅を焼いてぜんざいをふるまって下さいます。



あったかくて、甘くて、ありがたくて、おいしかったです。
いっしょにお漬物と、お酒を一杯だけ頂いてしまいました。

さて、一月も後半に入ります、
正月気分にけじめをつけて、気合を入れなきゃと思います。

日暮里繊維街

2011-09-11 09:30:24 | Weblog
ギフトショーに用があって、東京に出張して参りました。

布を仕入れるために「日暮里繊維町」に行きました。
今回は、手始めにトランクに詰められるだけの布を買いました。

私が買った布がこちらです。



特に気に入ったのがこちらのレトロポップなプリント。USA製です。



1キロいくらといった具合に、量り売りされていました。

大量の布を買うのに、値段はもちろんですが
持って帰るのに「一体どれくらいの重さになるんだろう。」というのが
最重要課題なので、値段に従って重さがわかるというのは
私にとってわかり易くありがたいことでした。

こちらが量り売りをしている「安田商店」さん。



店内は輸入のプリント布で埋め尽くされています。

かわいいボタン屋さん2軒をご紹介します。

こちらが「On Travelling」さん。



海外のかわいいボタンがいっぱいです。
なかにはリーズナブルなものもあります。

もう一軒は「L・Musee」さん。



ボタン以外に、ボタンでアクセサリーを作るためのパーツも扱っています。
布屋さんとボタン屋さんというのは、一日見ていても飽きないものです。

日暮里繊維町には100店以上のお店があります。

効率よくピンポイントでお店を回るために、こちらの本が大いに役に立ちました。



この次は「浅草橋」に行く必要があるのですが、
その時にも必携だと思っています。



橋本商店

2011-09-05 07:14:26 | Weblog
「八軒町」の隣は飛騨産業のある「名田町」、
そのまた隣「千島町」に「橋本商店」さんがあります。



私の好きな、ストライプのテントには、「食料品」「雑貨」とありました。



ポスターといっしょに「ところてん」と書いたチラシが目にとまります。
中をのぞくと、清涼飲料水の冷蔵庫が見えました。
「マスク」がぶらさがっています。

冷やかしのつもりで店内にはいってみると、たくさんの食料品や駄菓子の奥の
木製のガラス什器の中に、あらゆる雑貨が乱雑に並んでいました。

かなり長いこと前から並んでいるらしい雑貨は、「てぬぐい」「ガーゼのハンカチ」「ストッキング」
「カミソリ」「ハミガキ」「歯ブラシ」「乳液」などの日用品、
それから、「糸」や「針」などの手芸用品もありました。

店内の「写真を撮ってもいいですか。」と、おばさんに尋ねると
「いまさら写真なんて・…。外ならいいよ。」ということで、
店頭の写真だけ撮らせていただき、中の写真はあきらめました。

「橋本商店」さんは、魅力的なデッドストックの宝庫といってもいいかもしれません。

私が買い物したものを公開いたします。

最初に目に止まったのは、こちらの「髪留め」です。



小学校の頃、おかっぱ頭だった私は、こうゆう「髪留め」をつけてました。
「髪留め」ではなく「ピン留め」と言っていました。

私の中の「昭和」が甦ります。

歯ブラシは、毛がナイロンではなく自然毛です。



プラスチックの色が、今のものにはないかわいさです。

大量のボタンを譲っていただきました。



ボタンの入っているビニール袋は埃で真っ黒でしたが、
袋から取り出してみると劣化もなくきれいでした。



なんてかわいい、キッチュで懐かしいボタンたちなんでしょう。

ボタンの台紙のデザインがレトロでかわいいので、
埃を拭いてきれいにして資料として大切にとっておくことにします。



「New mode ボタン」。イラストとロゴがイカしています。



「高級ボタン」「Excellent Quarity」「Pearl Button」。
大人っぽいイラストです。



「High Sence BUTTON」。麦わら帽子のモデルさんがかわいい。



こちらもベレー帽の外人のかわいいモデルさん。
購買意欲を誘います。

「ダルマ」の絹糸も買いました。



リージェントボトルに入れてみました。

「橋本商店」さんのデッドストックのおかげで、
大量仕入れができました。

田口かしわ店とペットショップタグチ

2011-09-04 07:59:34 | Weblog
飛騨高山ゲストハウスとまる」さんの数軒先に、
「田口かしわ店」と「ペットショップタグチ」があります。

こちらが「田口かしわ店」



「かしわ」とは、「鶏肉」のことです。
こちらのお店は、鶏肉専門店。やきとりもやってます。



「ダチョウ肉」もあります。

お隣は「ペットショップタグチ」です。



私は、2軒のお店のストライプのテントを「かわいいな~。」と思いました。

テントについてお聞きしたいと思ってお店に入ると、
店内は鳥だらけでした。



昔懐かしい竹製の鳥かごもありました。



店頭には「当店自家繁殖」「手乗り文鳥」「手乗りインコ」「格安に販売」とありました。



こちら「鳥の専門店」だったのですね。

二つのお店それぞれに、テントのことが聞きたくて
お店に入って驚きました。
「田口かしわ店」のおばさんが、「ペットショップタグチ」にもいらっしゃったのです。

実は二つのお店は同じ経営者によるものでした。



お店は、このように一つの建物でした。

「田口かしわ店」のサインの上の電光掲示ボードに「インコ」「格安」と
大きく映し出されていたのには、ドギモを抜かれました。

「鶏肉」のお店をしながら、隣のお店で生きた「鳥」を売っているとは・・・。

それはそうと、テントですが、
おばさんに教えていただいたテント屋さんに尋ねたところ、
あのレトロなストライプの柄は「もうだいぶ前から作っていません。」ということでした。



飛騨高山ゲストハウスとまる

2011-09-03 07:51:08 | Weblog
高山市内の古い商店や建物をチェックしています。



「文昭堂」の近くに、古い疑様式の建物を改装して
なにやら素敵なスペースができているのを見つけ、
「何ができるんだろう?カフェかな。」と気にしておりましたら、
ある時看板が出ていて、ゲストハウス(お宿)だとわかりました。



飛騨高山ゲストハウスとまる」さんは、8月14日にオープンしたばかりです。

築70年の建物は、もと洋品店だったそうです。
なるほど、ウィンドウがあるのはそうゆうわけですね。

疑様式の建物の木製の窓枠は、古いまま残っています。
こちらの二階は、外観は洋風なのに、中のお部屋は典型的和室という
驚くべき和洋折衷です。



談話室は昭和初期そのままのようすを生かして
なんとも懐かしく居心地の良い空間になっていました。



天井と壁の塗装と
床の昭和レトロなクッションフロアー張りなど、
かなりの部分をご自分で施工されたのだとか。



オーナーのお二人は、東京と大阪がご出身でいらっしゃいます。

よくぞ高山で開業されることを決意されましたね。
ぜひ、多くのお客様がいらっしゃいますようにお祈りしています。

高山市には、「高山市若者定住促進事業補助」「中心市街地活性化事業補助」といった
助成制度があります。
去年10月にUターンしたこの私も、実はこの助成制度の申し込みをしたところです。

告白しますが、私もお店を始めたいと思っていて、
物件を探しておりましたが、ようやく見つけることができました。
詳しい状況は、追々ご報告します。

そんなわけで、「ゲストハウスとまる」さんの開業は、
私にとって「人ごとじゃないです。」「あの~、ちょっと見せて下さい。」
「その施工、どうやってやったんですか・・・。」「教えていただけませんか!」
といったものなのでございます。

あっ、「ゲストハウスとまる」さんのことを書くつもりが、
つい自分の告白になってしまって申し訳ありません。


高原はきもの店

2011-08-27 23:00:07 | Weblog
「ちとら生花店」の二軒隣にある「高原はきもの店」をご紹介します。

こちらのお店も、昭和中期からフリーズしたままのようなお店です。



「靴店」ではなく、「はきもの店」というのがいい。



というのも、店内の左側の棚は、おばあさん御用達のウォーキングシューズがズラリですが、



右の棚は下駄と草履で埋め尽くされているのです。

商品の40%は「靴でなく、下駄と草履ですよ。」というわけです。



黒い鼻緒がきりりとした男物の下駄。
春慶塗のベースが美しい、女物の下駄。

レトロなプリントの鼻緒と雪よけが、すごく素敵です。
私、履きたいです。



鎌倉彫りの感じに、昭和の香りがプンプンします。
古いきものとコーディネートしたら、きっと粋だろうな~。



こちらの子供の下駄、昔昭和の子供がこうゆうの履いてました。



私が気に入ったのは、こちら。



持っているレトロな柄のグリーンの浴衣に合わせて買うことに。
もう少し早く見つけていれば、盆踊りに履いて行ったのに・・・。
(実はこの間、陣屋の盆踊りで踊りまくったところです。)

店内には、経年変化でもって色が褪せた販促物が下がっていました。



一体、いつからこうしてぶら下がっているのでしょうか・・・。

色褪せているのは、販促物だけではありません。

こちらの子供用のスニーカーも、
「色が褪せてまってもう売り物にはならんもんで、ただ飾っとるだけなんやさ。」
とおっしゃいます。



ですが、なかなかどうして、今のものにはない
ローテックなデザインのいかした運動靴だと、私は思いますよ。





ちとら生花店

2011-08-27 08:38:03 | Weblog
八軒町商店街のお店を順にご紹介したいと思います。

「ちとら生花店」さんは、昔ながらの花屋さんです。



都会のおしゃれなフラワーショップとはコンセプトを異にしていて、
法事もしくは仏壇用に供えるお花のみを、種類を限定して扱うお店です。

ディスプレーは、ずっとほったらかし状態。



カーテンの柄は昭和レトロです。

こちらの花器は、埃をかぶってデッドストック同然です。



これらの不良在庫(失礼。)を、買おうとするお客様はいらっしゃるのでしょうか・・・。

よく見るとかわいいので、一つ二つ買うことにしました。

プレスガラスの花器は、USA製です。
埃だらけだったのをきれいに洗ったら、ピカピカになりました。



こういうクラシカルな形の一輪ざしは、
むぞうさに一輪だけ野の花を生けるのに重宝します。


八軒町商店街

2011-08-27 07:17:44 | Weblog
実家の表通りは、八軒町通りという商店街になっています。

正面に臨むことのできる山は「城山」と言って、かつてここには天守閣がありました。
高山は、江戸幕府直轄の城下町だったのです。

八軒町通りは、メインストリートからは少し離れた、繁華街というにはほど遠い、
昔ながらのお店がポツポツと立ち並んだ小さな商店街ですが、
地元には無くてはならない存在だと思っています。



こちらが私の実家「真工藝」です。



現在、私の弟が経営してる「真工藝」の木版手染め製造卸販売元であり、
本店でもあります。

建物の右側の疑様式の棟は昭和9年に増築された部分です。



一階は現在弟の経営するショップになっています。



以前別の場所にあったお店を移動して
今年の1月にオープンした、釣り具を扱うお店、「SAURUS JUNIOR」です。



隣の古い建物とはミスマッチなようでいて、
本体の増築部分が昭和レトロな建物であることに助けられて、
絶妙なコンビネーションの外観となっていると思います。



店内にはおびただしい数のルアーや、



ヴィンテージなリールなど、マニアックな商品がズラリと並んでいます。



大きな「イトウ」の魚拓の隣の、魚を捕えている写真の主が
「SAURUS JUNIOR」のオーナーです。

ピースランド

2011-08-12 07:04:28 | Weblog
先週、高山市愛宕町にある「ピースランド」というお店に行ってきました。



こちらのお店は、築100年は経っていそうな古民家を素敵に再生した絵本屋さんで、
カフェとギャラリーを併設しています。

店内には絵本がいっぱい。



建物の感じがそう思わせるのか、昔通った小学校の図書館にいるような
懐かしい気持ちになりました。

こちらはカフェのカウンター。



始めてお邪魔したお店なのに、なぜかリラックスしてしまう雰囲気があります。
私自身が古い家に生まれ育った性(さが)を持っているからなのでしょうか。

フローリングになっているこちらのお部屋はギャラリースペースです。

穴倉の様なこちらのお部屋は、実は「蔵」なのです。



この日、こちらの蔵で「佐々木彩子」(通称 ちゃん)のライブが催されました。



久しぶりに「ちゃん」の歌を聴くことができました。



「ちゃん」は、私が仙川に住んでいた時お隣どうしでした。

彼女から「高山にいくよ。」という突然の電話をもらったは7月の終わりころです。

久しぶりに会う「ちゃん」と、ご主人の「まっす」。
「かのと」(一歳とちょっと)が大きくなっているのに、びっくりです。

「ちゃん」と「ピースランド」のご主人とは20年越しのお付き合いなんだとか。

かつてのお隣さん「ちゃん」と、私と、郷里高山のお店「ピースランド」という、
不思議なトライアングルです。

去年の10月に高山にリターンした私には、
何を隠そう高山に数えるほどしか友達がいないので、
仲良くしてくれるのは、「犬だけです」という状態でした。

ちゃんのおかげで知ることのできたこのお店が
すっかり気に入ってしまった私。

一人でふらっと行きたくなるお店ができました。



八月の我楽多市

2011-08-08 07:30:28 | Weblog
ちょうど七夕の昨日、八月の我楽多市(恒例の骨董市)が開催されました。



市の立つ通りと交差する古い町並みにも、ズラリと笹が飾られ
行きかう人々の目を楽しませていました。



我楽多市は、今年で30周年です。

フランクフルト、みたらし団子、かき氷などの屋台が並び、賑わいを見せていました。



私のお気に入り「MION」さんのお店には、瓶入りの糸やボタンがたくさん。



それから、古いレースや布などがバスケットにギッシリ。



「お月さん」は、浴衣をたくさん出していらっしゃいました。



昔の浴衣は、柄が洒落ています。

とあるお店で、パール加工の対のお皿を見つけました。



「このお皿、どのくらい古いんですか。」と店主のおじさんに尋ねると、
「40年ぐらい前のものやよ。」と教えてくださいました。

我楽多市は、骨董の勉強ができる場でもあります。