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リタイアーのよもやま話

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2011-12-03 21:52:22 | 

You  Tube で遊んでいる。そして、「時には昔の話を」
を久しぶりに、聴いている。


加藤登紀子は、歌った。


時には昔の話を


作曲:加藤登紀子
作詞:加藤登紀子

時には昔の話をしようか
通いなれた なじみのあの店
マロニエの並木が窓辺に見えてた
コーヒーを一杯で一日

見えない明日を むやみにさがして
誰もが希望をたくした

ゆれていた時代の熱い風に吹かれて
体中で瞬間(とき)を感じた そうだね

 

道端で眠ったこともあったね
どこにも行けない みんなで
お金はなくても なんとか生きてた
貧しさが明日を運んだ

小さな下宿屋にいく人もおしかけ
朝まで騒いで眠った

嵐のように毎日が燃えていた
息がきれるまで走った そうだね

 

一枚残った写真をごらんよ
ひげづらの男は君だね
どこにいるのか今ではわからない
友達もいく人かいるけど

あの日のすべてが空しいものだと
それは誰にも言えない

今でも同じように見果てぬ夢を描いて
走りつづけているよね どこかで


以上。


あの日のすべてが空しいものだと
それは誰にも言えない

今でも同じように見果てぬ夢を描いて
走りつづけているよね どこかで

の歌詞が、いつまでも、繰り返し繰り返し、
わたしのどこかで、リフレインされる。

 

 

 

桑田佳祐は、歌った。

 

真夜中のダンディー

作詞:桑田佳祐 / 作曲:桑田佳祐


暗い女の部屋でマヌケな肌をさらし
おぼえ始めの味でうなじを真っ赤に染めて
世慣れたウソもつけない頃は
色気の中で我を忘れてた
中途半端な義理で親父のために学び
他人の顔色だけを窺い拍手をあびて
泣かない事を誓った日々は
無邪気に笑う事も忘れてた

真夜中のダンディー ダンディー
俺は生きている
悲しみのダンディー ダンディー
汚れた瞳のBrother…
このホホを濡らすのは 嗚呼 雨だった

友は政治と酒におぼれて声を枯らし
俺はしがらみ抱いてあこぎな搾取の中に
生まれたことを口惜んだ時にゃ
背広の中に金銭があふれてた

真夜中のダンディー ダンディー
風が吹いている
悲しみのダンディー ダンディー
同じ顔のBrother…
追い風に煽られて 嗚呼 逃げてゆく

愛と平和を歌う世代がくれたものは
身を守るのと 知らぬそぶりと悪魔の魂
隣の空は灰色なのに
幸せならば顔をそむけてる

夢も希望も現在は格子の窓の外に
長い旅路の果てに魅惑の明日は来ない
可愛い妻は身ごもりながら
可憐な過去をきっと憂いてる

真夜中のダンディー ダンディー
誰が待っている?
悲しみのダンディー ダンディー
過去にすがるBrother…
降り注ぐ太陽が 嗚呼 影を呼ぶ
愛しさを知る程に 嗚呼 老いてゆく
またひとつ消えたのは 嗚呼 愛だった

 

暗い女の部屋でマヌケな肌をさらし
おぼえ始めの味でうなじを真っ赤に染めて
世慣れたウソもつけない頃は
色気の中で我を忘れてた
中途半端な義理で親父のために学び
他人の顔色だけを窺い拍手をあびて
泣かない事を誓った日々は
無邪気に笑う事も忘れてた

真夜中のダンディー ダンディー
俺は生きている
悲しみのダンディー ダンディー
汚れた瞳のBrother…
このホホを濡らすのは 嗚呼 雨だった

友は政治と酒におぼれて声を枯らし
俺はしがらみ抱いてあこぎな搾取の中に
生まれたことを口惜んだ時にゃ
背広の中に金銭があふれてた

真夜中のダンディー ダンディー
風が吹いている
悲しみのダンディー ダンディー
同じ顔のBrother…
追い風に煽られて 嗚呼 逃げてゆく

愛と平和を歌う世代がくれたものは
身を守るのと 知らぬそぶりと悪魔の魂
隣の空は灰色なのに
幸せならば顔をそむけてる

夢も希望も現在は格子の窓の外に
長い旅路の果てに魅惑の明日は来ない
可愛い妻は身ごもりながら
可憐な過去をきっと憂いてる

真夜中のダンディー ダンディー
誰が待っている?
悲しみのダンディー ダンディー
過去にすがるBrother…
降り注ぐ太陽が 嗚呼 影を呼ぶ
愛しさを知る程に 嗚呼 老いてゆく
またひとつ消えたのは 嗚呼 愛だった


以上。


愛と平和を歌う世代がくれたものは
身を守るのと 知らぬそぶりと悪魔の魂
隣の空は灰色なのに
幸せならば顔をそむけてる

の歌詞が、いつまでも、繰り返し繰り返し、
わたしのどこかで、リフレインしている。

凝視しがたいわれらが来し方

にもかかわらず、それに抗うように、

今でも同じように見果てぬ夢を描いて
走りつづけているよね どこかで

という歌詞が、わたしの胸のうちで、
リフレインされ続けているのだが、いつのまにか
そのリフレインさえも、時代の流れに
おいていかれるほどに、なんと、時代は変わり
はてたのだろう。


わたしたちを革命ごっこに駆り立てたあの原風景は
今や断末魔の声をあげている。

あれほど、わたしたちの前で、強大な存在であった
あの存在が悲鳴をあげている。

そう、ギリシャの経済危機を発端として、世界経済は
震撼している。

あの絶対不滅の帝国主義もそして、強欲な資本主義も、
みな悲鳴をあげている。


加藤登紀子は、

通いなれた なじみのあの店
マロニエの並木が窓辺に見えてた
コーヒーを一杯で一日

と、歌ったのだが

「通いなれた なじみのあの店」は、
もう、どこを探しても見当たらない。
時代の流れの中で、「あのなじみの店」は
みんな消えていった。

きっと、どこを探してもないはずだ。
それほどに、いくつもの時代が通り
過ぎたはずだ。


「時には昔の話を」歌う加藤登紀子もそれ
聴きいるわたしたちも、この時代から消えて
いこうとしているのだが。

消え去ろうとしているあの時代から

なんと多くの事柄が、起こったことだろう。


ソ連が崩壊し、社会主義が虚構となった。
村山政権で、わたしたちは、梯子を外された。

北朝鮮は、人さらいの国という、なんともおぞましい
姿を露にしてきた。

中国は、共産主義をかなぐり捨てて、今どこに向かおう
としているのだろう。

リーマンショックで、資本主義は、金融資本主義という
虚構にまで、エスカレートしてしまったことを暴露
されてしまった。

そのショックを押さえ込んだものの、それはお互いの
口裏をあわせのその場しのぎでしかないと、囁かれた。

そして、そのぼろ隠しが、ギリシャの経済危機を発端に
露呈してきた。

今や、資本主義が悲鳴をあげている。

西欧文明が悲鳴をあげている。


ところで、

検事総長が住む官舎 元麻布の800坪で家賃は13万2060円
NEWS ポストセブン 11月15日(火)16時5分配信

というニュースがテレビで、報道された。

「民間なら月額数百万円の家賃になると思いますが、」と
いう話しだ。一説には、2000万円とも言ったが。

今、国家公務員の横暴が露呈している。

検事総長だって、われらが世代のはずだが、彼は、あの
時代に、どこで何をしていたのだろう。

われらが世代の誰かが、天下りを当然の権利だと思って
いるようだ。

彼らは、あの時代に、何を見て、何を考えていたのだろう
か。

われらが世代の誰かが、国家に寄生し、国民を搾取して
いる。

われらが世代の誰かが、国家の命を途絶えさせようとして
いる。


彼らには、この歌は、聞こえてこないのだろうか。


あの日のすべてが空しいものだと
それは誰にも言えない

今でも同じように見果てぬ夢を描いて
走りつづけているよね どこかで

 

愛と平和を歌う世代がくれたものは
身を守るのと 知らぬそぶりと悪魔の魂

隣の空は灰色なのに
幸せならば顔をそむけてる


なんとも、われらが最大の敵が、われらが世代の
誰かであったとはね。

己が欲望のために、国家をも食いつくそうとして
いる輩がいる。


そう、この歌が聞こえたことは、なかっろうか。

 

 

小田和正は、歌った。


[the flag]


作曲:小田和正
作詞:小田和正

たゞ 若かったから それだけのことかな
あの頃 僕らは 傷つけ合っていた

汚れなき想いと 譲れない誇りと
迷いのない心は どこへ行ったんだろう

あの時掲げた 僕らの旗だけが
今も揺れている 時の風の中で

それからの 僕らに 何があったんだろう
変わってしまったのは 僕らの方なんだ

 

自由な翼を 僕らは たたんで
二度と そこから 飛び立つことはなかった

やがていつの日か この国のすべてを
僕らが この手で 変えてゆくんだったよね

僕らが この手で すべてを

こゝから 行くべき その道は どこかと
できるなら もう一度 捜さないか
戦える 僕らの武器は 今 何かと
それを見つけて こゝへ 並ばないか

僕は 諦めない 誰か 聞いて いるか
僕は こゝにいる 誰か そばに いるか

やがていつの日か この国のすべてを
僕らが この手で 変えてゆくんだったよね

あの時掲げた 僕らの旗だけが
一人揺れている 時の風の中で

以上。


そう、小田和正は、歌った。


天下りの輩のさもしさで、今まさに、国が滅びんと
する。

国民から搾取してやまない者共よ。

この歌が、聞こえたことはなかったかい。


なんとも、われらが最大の敵が、われらが世代の
誰かであったとはね。

かつて、われらが仇敵田中角栄は、遠い昔となった
あの日のデモ見て、言った。

いつの日か、あの若者たちが、国を背負うと。


国民を蹴落として生き残ろうとするさもしい輩よ。

あの日、君たちはあのデモの中にいなかったのかい。

 


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