購入の申し込みをしていたCB400ssの
オプションの部品が取り付けられ、諸
手続きも済んでいるという連絡が、月
曜日(24日)に入った。そこで、6月
27日(木)は、そのバイクを引き取り
に出かけていった。
家の裏手にあるスーパーのタクシー乗
り場で、タクシーをひろい、少し離れ
た我が家からは南側に位置する「○○
十字路」というバス停に向かった。
そこは、路線バスの多くの系統が通過
するので、バスの本数が多いからだ。
久し振りに、バスに乗るが、日頃バスを
利用しないので、非日常的な世界で、不
思議な気分になる。
購入することになった店は、やはり我が
家からは南方に位置する県都にあり、正
確ではないが、距離にして24㎞、時間に
して31分程度であるが、渋滞はあるし、
バス停で停車もするので、31分ではつか
ないはずだ。
この店は、港がある地域にあり、幹線道
路から離れていて、バス路線はない。
そこで、近くのバス停で、下車しタクシ
ーに乗り換え、店に向かった。
最初のタクシーから大雑把に言って、1900
円くらいかな。交通費は。
オートバイには、ウィンドスクリーンと
ナックルバイザーを取り付けてもらった。
ウィンドスクリーンは、ハイウェイ用と
いうことである。スクリーンの下部に黒
く着色されていて、なんとなくかっこいい。
ただ、リードとサイズは変わらなかった
はずだが、意外と小さい。取り付け方に
違いがあって、サイズが同じでも、同じ
高さにはならないような気がしている。
もしかして、リードに比べて、シールドの
高さに制限があるかも知れない。
店のホームページでは、ワインレッドと紹
介されたが、ネットで確かめるとキャンディ
ーグローリーレッドが正式の名称のようだ。
この色で、バイクを選択すると、どうして
も平成18年度の年式になるのかもしれな
い。
前回、雨の日にレンタルして、シートに跨
がった感じが、あまりにもしっくりいくの
でびっくりしたが、今回も乗り出してみて、
この感想は、間違いではなかった。
とにかく、乗っていて、爽快な気分になり、
気分が昂揚し、「ハイ状態」になる。
四輪と二輪とでは、風景の見え方が違うと
いう感じがして、最初リードに乗った時、
びっくりしたが、同じ二輪でも、見えてい
る風景がこんなに楽しめるバイクがあった
なんて、びっくりである。
レンタルで、いろんなバイクに乗ったが、
どんなバイクでも乗っているだけで、どこ
かストレスがあったのだが、このバイクは、
疲れない。シートに座っているだけで、楽
しい。
走れば走るほど、楽しくなり、気分が昂揚
してズーッと乗っていたくてたまらない。
バイクを引き取ったら、少し近くを走り回
るつもりであったが、時計をみると、帰宅
して、昼食がとれそうだったので、高速で
帰ることにした。
やはり、400㏄だ、250㏄サイズのエンジ
ンよりは、ずーっとゆとりを感じる。
CB400SFでは、時速60㎞で、走っていて、
高回転のエンジン音に、苛立ちを覚えた。
その点、このCB400ss60㎞から80㎞あた
りまで、スピードを上げると、風きり音の
せいもあるが、バイクのエンジン音が静か
になっていく。もう少し詳しくいうと、エ
ンジンの音が低い音になっていき、軽く
唸っている。
その点では、もしかして、CB400ssは、ウォ
ンウォンと吠えて、ドライバーをいつも煽
っているかもしれない。それが、わたしに
は辛かった。心休まらないのだ。
VTR250のサスペンションが、柔らかいとあ
ったが、このCB400ssの方がより路面から
のショックを吸収して、気持ちよい乗り心
地である。これは、大変嬉しい点だ。
フェイズが、50㏄の原付以上に、路面のシ
ョックを拾って、胃を叩かれるような気分に
なったが、よくも、こんなに違うものか、
びっくりである。
平成18年式CB400ss、いつまで乗れるのだ
ろう。オプションを取り付けて、44万3千
円の支払いだった。ネットでみると、高め
かなと思わんこともないが、輸送料を含め
るとこの値段かな?
馬力の方が、ST400(テンプター)の方があ
るように感じられる。カタログではCB400ss
の方があることになっているのだが。
クラッチの具合が全く違う。CB400ssは、
レバーが解放状態になる手前で、クラッ
チがきれる。この違いが、影響するのか。
CB500ssであったら、もっと乗り味が良く
なったのではと、思ったりするが、慣れて
みないと分からない。
いずれにせよ、CB400ssだと、いつまでも
どこまでも、乗っていたいという衝動がわ
くのは、嬉しいことだ。
今年の夏、どれだけ乗れるのか、楽しみで
ある。