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リタイアーのよもやま話

久しぶりに映画を観に行った

2010-10-25 00:04:05 | 日記
久しぶりに映画を観に行った。

エクスペンダブルズである。

見終わったら、なんともあっけないストーリーであった。

それはそうと、有名なアクション俳優を集めた割には、
あまりにも、大味で、個々人のアクション俳優のこれまで
の作品を観た者としては、がっかりであった。

しかし、それなりの映画なので、あまり期待してもいけない
のだろう。

印象に残ったのは、映画の最初、月夜の海のシーン。星空の
きれかったこと、満点の星空。

このシーンを観ただけでも、わたしとしては、充分に満足
したいものだ。

一瞬、この映画の夜空を現地で観る機会があればと、ため息
が出てしまった。


ところで、帰宅する途中、住宅地のないけっこう長い坂道が
ある。

道路の周囲は、林があり、街灯もなく。先程、街の明かりの
なかにいたのが、嘘のような所がある。

その坂道を走っているうちに、坂の上の夜空に視線がいった。

すると、林の中の暗い道路の谷間の上に、見上げるような
入道雲の山がそそり立っている。

月の光をうけ、ボーッと白く輝く静かな存在感は、先程の
人工的なネオンサインの光に溢れた賑わいを忘れさせて
しまうほどのインパクトを与えている。

往々にして、夜空の美しさを忘れていたことを思いださせ
られてしまった。

この月の光を受け輝く入道雲の山の谷間をセスナ機か
なんかで、しばし飛び回れたら、最高の気分ではと
思ってしまった。

車を走らせながら、この夜空だけは、何千年も変わらずに
あるのだと思いながら、なんともいえない気分に満たされ
てならない。

この雰囲気だけは、子どもの頃に見たシーンのままだと。

ここに永遠に変わらないものがあるのだと。



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