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リタイアーのよもやま話

米軍機“圏内”飛行 中国側の反応なし

2013-11-27 23:13:58 | 政治

ヤフーの記事である。
中国が、突然防空識別圏を発表し、マスコミの話題と
なっているが、いくつかの新しいニュ―スが流れてきた。

ニュース1

米軍機“圏内”飛行 中国側の反応なし


 防空識別圏を設定した中国当局に対し、
飛行計画書を提出していた日本航空や全日
空など航空4社が、提出を取りやめること
を決めた。こうした中、アメリカ軍の爆撃
機が、中国が設定した防空識別圏内を中国
への通告なしに飛行していたことがわかっ
た。

 アメリカ国防総省の関係者によると、2
6日午前、アメリカ軍の爆撃機2機が中国
が設定した防空識別圏内の沖縄・尖閣諸島
の周辺を飛行した。「通常の訓練の一環」で、
圏内での飛行時間は「1時間に満たない」
という。中国側が求めている飛行計画の提
出や無線の周波数の通知も行わなかったと
説明している。

 アメリカメディアは、飛行したのはグアム
から飛び立ったB52爆撃機で、武器は搭載
しておらず、中国側の反応はなかったと伝え
ている。

 アメリカは中国が防空識別圏を設定した後、
その圏内でも自由に軍事活動を行うと表明し
ており、今回の飛行は中国側による措置を認
めない姿勢を示したかたち。

以上。

 

 

ニュース2

中国、防空識別圏を飛行の米軍機「監視して
いた」

【AFP=時事】中国国防省は27日、同国が東
シナ海(East China Sea)空域に設定した防
空識別圏(ADIZ)内を飛行した米軍爆撃機を
「監視していた」と発表した。だが直接的な
行動で警告するのは避けたと主張した。 

(AFPBB News)【記事詳細】

以上。

 

 

ニュース3

 

中国空母艦隊、台湾海峡通過、尖閣諸島付近
選ばず 日本への刺激避ける?

27日付の中国紙、南方都市報(電子版)は、
山東省青島市の基地から26日、初めて南シナ
海に向かった中国初の空母「遼寧」の艦隊が、
沖縄県・尖閣諸島など日本の周辺海域を通るル
ートではなく、台湾海峡を通過するルートを選
択したと伝えた。中国海軍関係者の話としてい
る。[記事詳細]

以上。

 

ニュース4

19日、前瞻網は記事「安倍首相驚愕、日中がひ
とたび開戦すればこの3カ国がひそかに中国を
助ける」を掲載した。イスラエル、ウクライナ、
パキスタンと3カ国の仲間がいる中国に対し、
日本の助けとなるのは米国1カ国だけと指摘し
た。資料写真

以上

中国は、防空識別圏を発表したものの、その識別圏内
にアメリカ軍の軍事演習場があったのは、承知していた
のだろうか。 

東シナ海における「日本の防空識別圏」は、日本のもの
だと思っていたのだろうか。それは、あまりにも浅はかな
話だ。

「日本の防空識別圏」は、実は「アメリカの防空識別
圏」でもあるのだ。それは、沖縄をはじめ、日本にある
米軍基地を守るためのという意味である。

なによりも、共産主義国家中国を封じ込めるための
防空識別圏である。

 中国人の好きな言葉でいえば、今回の防空識別圏の設
定は、アメリカの「面子を汚す」行為であったはずである。

 

アメリカの「世界の警察」という威信への挑戦である。世界
中がアメリカの反応を注視しているのだ。

 中国は、分かっているのだろうか。虎の尾を踏んでしまった
ことを。

 中国は、今回の防空識別圏設定で、日本を恫喝してみせ
ながら、返す刀で、国内においての反政府勢力へ遠回しの
恫喝をしてみせるつもりだったのだろうか。

しかし、まさかアメリカ空軍の示威行為で、その目論見が踏
みつぶされるとは思わなかったかも知れぬ。

 今回の中国の防空識別圏設定が、自らの国家の威信の
失墜につながるのかも知れぬ。諸刃の剣になるかも知れぬと
いうことである。

これが、中国の崩壊の始まりか?


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