消費期限終了

リタイアーのよもやま話

風に吹かれて/

2016-10-21 22:01:15 | 音楽



風に吹かれて/ 歌詞

ディランが、ノーベル文学賞候補と
なって、ニュースが流れた。

懐かしい名前である。

1970年前後の私達の世代で、フォー
クソングにはまった人間で、知らない
人は、殆どいないのではないか?

彼が、ノーベル文学賞候補とされ、
彼の仕事の革新性を評価された
のは、わたしは納得している方
である。

ところで、ディランのコメントで
意外だったのは、政治的メッセン
ジャーのつもりで作曲したのでは
ないと言ったのは、非常に印象的
だった。

たしか、わたしが一時期心酔した
岡林信康もそう言っていたような
気がして意外な気がしたことが
ある?

もっとも、記憶は定かでないが?

そういう意味では、時代が彼らを
「神」にしたのかもしれない。
時代は自分たちの「神」を欲した
かもしれない。

一時期、ディランも岡林もわたし
にとって、神的存在だったことが
ある。

懐かしい記憶が読みがえってくる。

大学時代、ギターを弾くようになっ
た原因として、岡林信康もその一つ
になっている。

Blowin'The Wind
ボブ・ディラン 風に吹かれて

二つの歌い方を聴くと、ディラン
には悪いが、彼の歌い方は、メッ
センジャーとしての歌い方だと
わたしには思われる。

耳に聴いてくれ聴いてくれと、
訴えかけて止まない。

だから、時代が時代だけに、
時代は、彼をメッセンジャー
として選択したのだと思う。

それはさておき、
彼の自分の歌についてのコメント
がネットに流れた。

それを読むと彼が、ノーベル文学
賞候補とされたことに、快く思っ
てないように、とらえられたのは、
それは、それで、わたしには十分
に納得できている。

それは、彼の自分の音楽に対する
信念であり、そのもとに、音楽家
として、生涯やり通せるのは、な
かなか容易なことではないので、
畏敬する内容である。

今回のノーベル賞騒ぎで、そのよ
うな人と同じ時代に生きていたこ
とを幸運として喜ばしく思われる。


最新の画像もっと見る