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リタイアーのよもやま話

大型二輪よもやま話3

2013-03-17 23:03:09 | 日記

大型二輪よもやま話3

大型二輪の教習を申し込む少し前のことだ。

天気が良くなりそうだったので、レンタルバイクを借りて、少し遠出を
してみた。


前々から、このレンタルバイクに興味を持っていたが、身近にないの
で、どうしたものかと思っていた。

最近、北部に30分いったあたりのリゾートホテルで、コーヒーを喫
して楽しむようになったが、その界隈に、レンタルバイクがあって、
少し様子を聞いてみたら、都合よく自家用車をそのレンタルバイクの
敷地内に駐車できるということで、期待できることになった。

とある月曜日のこと、朝から、そのレンタルバイク屋に出かけた。この
レンタルバイクのある箇所は、北上した西海岸にあるが、その界隈は、
リゾートホテル通りになっている。

そこから、この一帯のリゾートホテル通りの北端まで出かけてみること
にした。
メインはスクーターである。その中から、従業員が「フォルツア」
を出してくれた。教習所では、スズキのスカイウェイブだったので、
楽勝だと思ったが、これが間違いだった。

いろいろと説明があって、戸惑ってしまった。まったく、取り扱いが
違う。

とりあえず、説明を聞いて、なんとかすることにした。

普段は、リードを乗っているので、やはり、サイズの違いで、なんと
なく取りまわしに、不安を感じた。

しかし、おずおずと走り出すと、なんとも、気持ちがいいこと。
ウィンドシールドが、ないので、「風きり」の音が、煩いが、爽快
である。

自動車教習所で、スカイウェイブを乗った時には、まったくわから
なかったが、時速60㎞がこんなに、ゆとりがあるものとは、想定
外であった。教習所では、コース内の40㎞、ものすごく速く感じ
た。このスピードが不安だった。

 

リードでは、50㎞あたりが、わたしの体力では、スピードの上限
である。法定速度の60㎞なんて、顔が引きつって、心も引きつって
とてもじゃないが、楽しくない。45㎞あたりが、一番楽しい。
何しろ、エンジン音が煩い、悲鳴に近く聞こえる。それが、ストレ
スになるのだが。とにかく、それだけで疲れる。


このフォルツアのサイズになると、軽く80㎞あたり出るだろう。
この時、やっと、高速を走るのに、原付二種では無理だという
ことが、納得できた。

わたしの自家用車は、1300ccのカローラのワゴンである。
この車の前は、コロナのワゴン、1800ccに乗っていたが、豪雨で、
水没して、慌てこの1300ccのカローラのワゴンの中古を買って
しまった。が、あまりにも非力で、いつも情けない思いをして乗って

いる。この1300ccからすると、3ナンバーの乗用車に乗っている
のではと思うくらい、このフォルツアのパワーのあること。

あたりの車の流れに、なんの臆することもなく、ゆとりを持って、
がんがんついていける。それも気持ちよく。

その日は、11時30分くらいまで、北上して、レストランで昼食を
とり、その後、帰路の近くにあった、とある有名なホテルのコーヒー
ラウンジで、コーヒータイムをすることにした。

このホテルは山の上にあり、静かで人気がなく、臆してしまったが、
玄関のロータリーを回っていると、フロントの職員が出てきたので、
聞いてみたら、通りがかりでもコーヒーが楽しめることが分かり、
入店することにした。

今まで、リゾートホテルのコーラウンジを、はしごしてきたが、この

ホテルは、他のリゾートホテルみたいに、結婚式場を併設したり、家族
づれに媚びたりして、集客していないので、静かである。
なんとなく、孤高の雰囲気である。

 

しかし、それが、静かなコーヒータイムを保障してくれて、心地よい。
もっとも、コーヒーセットで他のリゾートホテルの倍は、かかる。
コーヒーが倍以上の1000円で、ケーキをセットにすると、やがて
2千円にもならんとする。

しかし、それだけの居心地が保障されるのは、さすがである。

ケーキは、チーズケーキだったが、残念ながら、ちと重たく
感じてしまった。残念だった。

 

しかし、普段リードで苛立ちとストレスを感じたスピードが、今回

のフォルツアでは、爽快で気分よく走れるのには、驚いてしまった。