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リタイアーのよもやま話

北朝鮮の麻薬問題

2013-03-08 22:18:05 | 社会

ヤフーのニュースである。

米「中国で北朝鮮麻薬販売盛ん」

 米国国務部は7日(現地時間)発刊した「2013
国際麻薬統制戦略(INCSR)報告書」で「北朝鮮
と中国国境地帯で麻薬販売が盛んに行われている。
相当量のメタアンフェタミン(ヒロポン)が北朝鮮で
生産され中国で売られている」と主張した。
(中央日報日本語版)【記事詳細

<レコチャ広場>北朝鮮よ!中国東北部でアヘン
戦争を起こすつもりか―中国

 2013年2月14日、中国のジャーナリスト・王錦
思(ワン・ジンスー)氏は「北朝鮮は中国東北部でア
ヘン戦争を起こすのか?」と題した記事を掲載した。

海にも面していず、薬物の生産地でもない中国東北
3省が、深刻な違法薬物汚染地帯になっている。
 (Record China)

 以上。

非常に不謹慎ではあるが、このニュースに笑い
こけてしまった。 

あれだけ、日本やアメリカに居丈高、傍若無人な
振る舞いをしている中国が、すねかじりの北朝鮮
に、食い物にされている。

国連安全保障理事会は7日、北朝鮮の核実験に対
する追加制裁決議案を全会一致で採択した。

しかし、このアヘンで、核兵器の資金を確保して
いるのではないか。

北朝鮮は、アメリカを恫喝している。しかし、実
は暗に中国にだって、牙を剥けるなんて思ってい
るはずだ。

それからすると、アヘンで外貨獲得をされている
なんて、中国は、北朝鮮に見くびられているとし
か思えないのだが。


中国にしてみれば、「アヘン」なんて、亡国の麻薬
だ。

不謹慎ながら、これほど、笑える話とはないとみた。

金正恩第1書記、若すぎて知らないだろうな。
アヘンなんか手を出して、中国の逆鱗に触れる行為と
思うのだが。
習近平国家主席、このことについて、さてどう出るの
だろう。興味深いな。

 


 仕事で学ぶ

2013-02-26 23:32:41 | 社会

 仕事で学ぶ

 仕事は給料をもらうためにやっていると
いうあなた、とんだ大違いをしているのだ、
といってみたい。

というのも、私たちは、仕事の中で学ぶか
らである。

熟練といって、自分の力で知識も技術も習
得したかのように考えている人がいるかも
しれない。しかし、仕事をしていなかった
ら、その知識も技術もけっして習得できな
かったのだ。

 むしろいうべきは、仕事をして、知識や
技術を教わっただけでなく、給料もらえた、
ということである。

 

鷲田小彌太氏の「定年と幸福」という本の
なかにあった文章である。

非常に当たり前の道理だが、就職したての
頃は、その当たり前のことに理解が及ばな
かった。恥ずかしいものだ。

 

ところで、わたしは、若い頃、マルクス主
義に凝った。
そのようなこともあって、わたしの蔵書に
哲学事典増補版
森 宏一編集
青木書店
というのがある。マルクス主義哲学の立場か
ら編集された本である。

 

この中に次の内容がある。

 

労働力 
生産のためについやされる人間の肉体的
(脳髄、骨格・手足など)および精神的
(技能・熟練・知識など)なエネルギー
と能力の総体をいう。
労働力は生産の能動的要因であり、これと
労働手段の結合が生産力を構成する。
労働力が消費されつつある過程が労働であ
り、実際にあらわれる労働過程は物的な生
産手段が労働力と結びついたときに、はじ
めて開始される。


鉛筆でアンダーラインが残っている。

このような考え方は、学生時代にマルクス
主義に凝ったおかげで、身につけることが
できた。


結果的に、それが、仕事人間に追いやった
こともあるやと、思っている。


しかし、このことのおかげで、自分の労働
力アップということを常に意識することが
でき、IT時代に職場で、荷物になるような
ことにならないですんだと思っている。

思うのだが、就活に勤しむ大学生に、この
あたりのことについて、どれだけ理解が及
んでいるのだろう。わたしたちの時代から
すれば、中国の話ではないが、「小皇帝」
の様が伺えるのだが。

時代は、70億のサバイバル時代だ。わた
したちの時代のように、時代に「のびしろ」
があった幸運を享受できた時代ではなくなっ
た。
グローバル化の彼方に、新しい秩序が生ま
れのだろうか。

若い人たちの「真摯さ」に、期待するしかな
いのだが。

瑠璃色の地球/沢田知可子 である。

瑠璃色の地球は、やはり、松田聖子の歌が
名演だとおもうのだが、沢田知可子の歌は、
静かな夜に、似合うと思うのだが、どうだろう。

 

 


若者にワークライフバランスなんていらない

2013-02-25 14:26:41 | 社会

ネットにあったコラムである。

ブログで、紹介するには長すぎる気もする
が、抜粋ではコラムニストの趣旨が伝わら
ない気がする。わたしも、著者に賛同でき
ので、全文紹介してみたいと思った。

 

若者にワークライフバランスなんていら
ない

城繁幸氏と考える「日本に依存しないキ
ャリア」(中)

 

誰でもできる仕事は、日本から消える

ムーギー:最近は、参入障壁のない仕事を
やってしまうと、グローバルな競争に巻き込
まれてしまって、インドや中国の人たちとの
戦いになっちゃうんですよね。

彼らは賢いうえ努力家だから、何でもかんで
もすぐに学んでしまう。私が今住んでるフラ
ンスでも、夜9時以降や週末に開いてるのは
中華料理屋かインドカレー屋くらいで、平均
年間休暇8週間のフランスにいると「アジア
人は頑張っとるな」と実感するわけです。

1つ面白いエピソードを紹介すると、先日、
新日本プロレスの木谷高明会長にインタビュ
をさせてもらったんですが、そのテープ起
こしをどうしようか困っていたんです。

そしたら、いつもはコストに厳しい新米編集
長が、「テープ起こしはこちらでやりますよ」
と快諾してくれたんで不思議に思ったら、今
は中国に音声ファイルを送ると、1週間くら
いでテープを起こしてもらえるそうなんです
よ。しかも、激安価格で。

:そうなんですか! でもそうなると、フ
リーライターの人は失業してしまいますね。

取材などで編集者にひっついてきて、テープ起
こし代わりにまとめるという仕事が国内から消
失してしまうわけで。

ムーギー:そういうことなんですよ。つまり、
テープ起こしのように、時間があれば誰にでも
できるタイプの仕事は、全部グローバルな戦い
が起きて、日本からなくなってしまうわけです。

たとえば金融業界でも、財務モデルの基本と
なる雛形を作ったり、財務モデルに数字を入れ
たりする仕事は、随分前からインドのオフィス
にかなりアウトソースしています。今までは、
日本で若手のアナリストにやってもらっていた
んですが、インドなら日本の10分の1のコス
トでできてしまう。だから単純労働をやってい
る人は、これからますます厳しくなりますね。

城:でも僕は、仕事ってそういうものだと思う
んですよ。
別に仕事で成長しないといけない理由はないし、
まして企業がその人を成長させないといけない
理由もない。もっと言うと、その人の人生設計
まで企業が考えて食べさせてやる必要はないわ
けで。第三者がやるとしてもせいぜい政府の仕
事であって、終身雇用であるべきや否やという
のは、政府の大小とはまったく関係ない話です。

ムーギー:企業にどのような社会的使命を担
わせるかという大きな問題につながってくるわ
けですが、企業が面倒を見てくれる、ないし見
る余裕のある時代が長く続いてしまったので、
それが当たり前になってしまったんでしょうね。
実際に職業訓練機能に関しては大学は一切機能
を担わず、企業が終身雇用の前提の下、手厚い
社内訓練を施してこれたわけですから。

ただ不幸なことに学校教育では現実に起きて
いることを教えてもらえないし、メディアでは
無責任な評論家の先生方が「企業は個人の幸せ
の最大化のために社会的責任を……」とおっし
ゃる。そして従業員の幸福を追求させる余裕の
ある一部の成功企業を取り上げて、まるですべ
ての企業がそうしなければならない、ないしで
きるかのような幻想を与えている。

若いうちに自己責任で付加価値をつけ、特定
の企業という文脈に頼らずとも食べていける、
自分にしかできない仕事をやっていないと、本
当に月給10万のワーキングプアになってしまう
ことへの切迫感がないんでしょうね。

グローバル市場での労働賃金に関して一物一
価が適用されていく中で、国外に目を向けたと
きの競争環境激変への心の準備もないままに、
いきなりそういう状況に追い込まれて、なんで
会社は面倒見てくれないんだ、なんで学校や社
会は面倒見てくれないんだ、となってしまって
いる人がいます。

城:大学に行って話をすると、東大や慶応と
いった首都圏のいい大学の学生はわかっている
けれど、それ以外の学生はまだあんまりわかっ
ていない。

だから、誰かがきちんと教えてあげないといけ
ない。そうでないと、本当に人生取り返しがつ
かないことになってしまう気がするんですよね

幸い中の不幸~ゆでガエルになれた日本経済

城:数年前、東大でOBと在学生の交流会みた
いなのがあって顔出したんですが、「これから
自分はどうやってキャリアを積めばいいんでし
ょうか?」と質問した学生に「大丈夫だ、東大
生なんだからもっと胸を張ってどんと構えてろ」
と言ってるOBがいて、蹴っ飛ばしてやろうかと
本気で思いましたね。ああいう年長者がまだまだ
多くて、せっかくつきかけた火をもみ消したり
している。

ムーギー:その意味で日本は、「不幸中の幸い」
の逆の「幸い中の不幸」というか、ゆでガエルに
なれる過保護経済なんですよね。

つまり、親世代に貯蓄がいっぱいあるので、親
世代の援助で子世代はどうにか生きていけると
ころがある。子どもが生まれても、おじいちゃ
んとおばあちゃんが、やたらと面倒を見てくれ
たりする。自分で稼げなくても、親の貯蓄を食
い潰して生きていけるところがあります。国の
財政面でも、個人のキャリアの面でも、過去の
貯蓄があまりにも大きいがゆえに、ゆでガエル
になれる環境があったわけですよね。

それに対して、韓国の場合は、1997年のIMF
危機のときに、外国からおカネを引っ張ってく
るしかなくなって、厳しい大リストラを受けざ
るをえなかったわけです。

城:ああ、そうですよね。あのときまでサム
スンなんて日の丸電機のライバルだなどと誰も
考えていなかった。でも5年後にはブランドと
技術力以外で負け始め、今ではブランドでも負
けている。

ムーギー:韓国の場合は、脆弱なところがあ
ったからこそ、グローバル競争に対応するため
急激な改革をせざるをえなかったわけですが、
日本の場合は、体力があったから、ゆでガエル
になれるほど生温かい温度を20年間も続けるこ
とができた。

強かったからこそ、それが今の自助努力の遅れ
につながっているのかもしれません。

城:「企業は個人を成長させてくれなきゃダ
メだ。それができない会社はブラックなんだ」
という論調は、僕は違うと思っていて。

ムーギー:自分でやれと。

城:そう、基本は自分でやれと。確かにユニ
クロには問題があるんだろうし、厳しいんだろ
うけど、ユニクロはもう、「安定していればい
い」という人には向いていない会社なんですよ。

若いころは「ワークバランス」ではなく、「ワー
クワーク」が当然

ムーギー:ユニクロの内実について私は存じ
上げないので個別企業に関して申すつもりはな
いのですが、一般論としてワークライフバラン
スを求めている人がちょっと甘いなと思うのは、
私も今でこそワークライフバランスが昔よりそ
こそこよくなっていますけど、そこに至るまで
は、やっぱりもうワークワークだらけでしたよ。

大学卒業後に最初に勤めた投資銀行やその後
のコンサルティングファーム時代なんて、毎日、
朝の8時から夜中の2時まで、ずっと休みもな
く働いていましたからね。でも、そうした時期
があったからこそ、キャリアとスキルのベース
がしっかりして、働く国や会社の文脈から抜け
出ても働けるようになれるわけじゃないですか。

そうしてファイナンスのキャリアやコンサル
ティングのキャリアに、香港やシンガポールで
の経験や人脈をくっつけることによって、参入
障壁が上がって、競争相手の数がちょっと減っ
てくる。

すると、どんぐりの背比べの戦いから抜け出す
ことができて、以下は私のことではないのです
が、給料は上がるし、面白い仕事のオファーは
来るし、死ぬほど働かなくていいし、というサ
イクルに入っていくわけです。

城:それはありますね。以前、某キー局のプ
ロデューサーとブラック企業問題について話し
ていたとき、最後に「でも、考えてみればうち
もバリバリのブラック企業なんですよね」と言
っていた
(笑)。

ムーギー:それなのに、今の新卒の学生で緊
張感のない人は、「どれだけ休みがあるんです
か?」とか、「ワークライフバランスが充実し
ていますか?」とか質問してくるんですが、そ
んなことを気にしている時点でダメですよ。

城:確かに僕も今39歳だけど、同じ世代の連
中を見ていて、ワークライフバランス実現して
る奴は、だいたい20代に超ブラック職場で働い
ていた人が多い。20代に必死に働いて、ある程
度のポジションを得たり、おカネを貯めて事業
をやったりして、今になってワークライフバラ
ンスを実現できている。
逆に、20代にしっかり働いていない奴は、今一
番ワークライフバランスがない気がする。

ムーギー:そうなんですよ。だから、「俺だか
らこそできる」という仕事があって、初めて市場
から自分への需要が積み上がり、ある程度ラクに
稼ぐことができるようになるわけです。

グローバルエリートからの講評

今回の対談で印象に残ったのは、城氏が“ブラ
ック企業”および“労使の使い捨て”についてし
きりに言及されたことだ。私は“ブラック企業”
について見識が浅く、仕事を通じて成長を志向し
て参入障壁を築けという話をしていたため、ここ
での議論に若干かみ合わない点がある。これは以
下で説明するように、労働者と人財の間で二極化
が進んでいて、我々がそれぞれ異なる労働市場を
想定して議論していたためだろう。

いわゆるエリート層の獲得に奔走するグローバ
ル企業は、自社の差別化要素となる“人財”を引
き付け、引き留めるために、ますます社員の幸福
や自己実現を重視するようになってきている。こ
れは労働力の二極化にともない、企業側も“人財
社員”と代替可能な“労働力”とみなす社員への
対応に明確な差をつけるようになっているためで
あろう。

そもそも世間で語られる “ブラック企業”とは
何か。本来はおそらく労働者を搾取し、その外面
と反社会的な実態がかけ離れているような悪徳企
業を指したのだろうが、今では労働者を単純に投
入コストとみなす企業をも指すようになっている。

グローバル化が進めば、参入障壁が低くグロー
バル競争にさらされる性質の労働者への分配率は
日本国内の規制では守れずグローバルなオープン
マーケットで決まる。よって仮に田中さんなり佐
藤さんが、差別化された付加価値を会社にもたら
す“人財”ではなく、グローバル競争にさらされ
る単純労働しか提供できないのであれば、企業の
労働者に対する責任からの“労使契約以外の要素
の排除”は必然の流れといえよう。

厳しい言い方になるが、仮に田中さんや佐藤さ
んがゆでガエル経済に護られてきて、グローバル
市場の観点からは “代替可能な労働者”である
ならば、ワークライフバランスや自己実現を要求
できないということだ。それを望む前に、企業の
差別化要素となる人財になることをまず目指せ、
というある種当たり前の話を再認識することが重
要であろう。

ただし私は決して“労働者の使い捨て”に与し
ているわけではない。むしろ、“企業を使い捨て
られる”ように、若い頃に全力で自己研鑽に努め
てほしい、というのが趣旨である。タイトルは新
米編集長の意向でやや刺激的に“若者にワークラ
イフバランスなんていらない”となっているが、
真意は「ワークライフバランスや自己実現を企業
に求める交渉力が身に付くよう、独自の付加価値
と生産性を高めてほしい」という暖かい応援メッ
セージだと受け止めていただければ幸いだ。

城繁幸氏との対談感動の最終章である次回コラ
ムでは、今後のキャリア設計に向けた建設的提案
と、グローバルな争奪戦となっている"人財"を獲
得するために、日本企業がなすべきことを語らせ
ていただきたい。


以上。


厳しい見解である。しかし、これが、現実だろう。
ただ、この現実に理解が及ばない人々が多くいるの
も事実であろう。

ネットで、就活について、いろいろあるが、やとう
方も雇われる方もいろいろのようだ。
もっとも、冷酷な見解だが、このような情報で知ら
れる話は、負け組の世界の話であるから、情けない
話しか聞こえてこないかもしれない。

勝ち組の人間だったら、ネットでこんなことを書い
ている暇はないし、ネットでグタグタいっているほ
ど話し相手に不自由するはずがないからである。

もっとも、書いているわたしもその負け組の一員の
はずだから、身も蓋もないことを書いているのだが。

この記事に、「幸い中の不幸~ゆでガエルになれた
日本経済」というのがあるが、この指摘、冷汗三斗
の思いである。

後続世代からして、われわれ団塊の世代は、逃げき
り世代のようだ。

しかし、ただ単に、歴史的に幸運だっただけの過去
の成功体験が桎梏となって、そのことが、我が身の
災いと化せんとしているのではと、懊悩している。
さりとて、手に携えているのは、時代遅れの兵器。
未来切り開く術を手にするほどの若さは、とうに
萎えてしまっている。
いかんともし難い現実に、地団駄を踏む思いだ。

なんとも厳しい時代が、出現したものだ。

かなり、長い文章になりました。
一息つくのは、いかがでしょう。








医師の7割、モンスター患者に〝遭遇〟

2013-02-24 06:11:30 | 社会

ヤフーのニュースである。

医師の7割、モンスター患者に〝遭遇〟
「組員連れてくる」と脅迫、優先診察を
要求┄┄

 医療従事者や医療機関に理不尽な要求を
する「モンスターペイシェント(患者)」に
対応したことがある医師が67.1%に上
ることが、医療情報サービスサイトを運営
する「ケアネット」(東京都千代田区)の
調査で分かった。

「暴力団を連れてくる」などと脅迫したり、
医療従事者に暴力を振るったりする事例も
あり、警察OBを雇う医療機関も増えてい
る。[記事詳細]

 

以上。

わたしたちが、子どもの頃、先生や医者は、
社会的地位が高かった。
大学入試の頃だったら、医者、弁護士とい
う職業はわたしの頭では、望めるものでは
なかった。

そのような先生や医者が、モンスターに、
日々苛まれる辛い仕事になってしまった。
なんという時代になってしまったのだろう。

あんなに難関な弁護士が、飯も食えなくて、
青息吐息の時代のようだ。

わたしたちの時代の「憧れの職業」が、絶
望の仕事になってしまった。
ネットのどこかで、NPOこそ、人生の夢を託
すにたる仕事だということで、若者にとって
興味・関心の対象になっているという記事が
あったが、わたしたちの時代の価値観がまっ
たく通用しなくなったようだ。

わたしたちの余生の身の振り方、いかように
するべきか、戸惑いを感じてやまないのだが。

 


外貨の“中国離れ”鮮明

2013-02-21 22:18:06 | 社会

ヤフーのニュースである。


【ニュース1】

外貨の“中国離れ”鮮明 1月対中投資
8カ月連続減

2013.2.20 21:00 中国

 【上海=河崎真澄】中国商務省が20日
発表した今年1月の外国直接投資(FDI、
実行ベース)は、前年同月比7・3%減の
92億7千万ドル(約8640億円)で8
カ月連続のマイナス。賃金高騰などを背景に、
製造業など外資系企業の“中国離れ”が鮮明
になった。中でも日本の投資は、同20・0
%減の6億4千万ドルと大きく落ち込んだ。

 沖縄県の尖閣諸島をめぐる昨秋の反日デモ
で、中国各地の日系企業の拠点が放火や破壊
の被害を受けた問題が影を落とした。日中経
済関係の冷え込みも、改めて浮き彫りになっ
ている。

 対中投資全体の約半分を占める香港は同10
・2%減の57億1千万ドル、米国も同20・
0%減の2億7千万ドルと低迷した。一方、欧
州債務危機の影響で減少傾向が続いた反動で、
欧州連合(EU)27カ国の対中投資は、同8
1・8%増の8億2千万ドルと大幅に拡大した。

 対中投資の見通しについて、会見した商務省
の沈丹陽報道官は「不確実な要因が多く、情勢
は総じて厳しい」との見方を示した。昨年1年
間の対中投資は前年比3・7%減で3年ぶりに
前年割れ。

外国投資の鈍化で、中国経済の先行きに不透明
感が出始めている。

以上。


【ニュース2】

アジア・アフリカと広がる調達先

食卓にのぼる食材の調達で、中国一極集中
を回避して、アジアやアフリカに調達先を
確保するチャイナ・プラス・ワンの動きが
進んでいる。

輸入量の約8割を中国に依存するトウガラシ
では、香辛料輸入商社の小林桂(神戸市中央
区)が今春、モロッコから初めて輸入する。

キノコ生産大手の雪国まいたけ(新潟県南魚
沼市)は昨年12月、輸入量の約9割強を中
国に頼るモヤシ原料の緑豆をバングラデシュ
から輸入。中国が一大産地だった漢方薬の主
原料、甘草(カンゾー)をめぐっては、医薬
品原料製造の宏輝(東京都千代田区)が中央
アジアの生産地で相次いで工場を稼働させる
など、脱中国依存が進んでいる。[記事詳細]

以上。

 

「日本製品の不買運動で、日本企業1000社が
1ヶ月で倒産する」というニュースが、かつて
あったのだが、中国経済全体が、「レアアース」
の二の舞になりそうだ。

大気汚染への対応で、ガソリン価格が高騰する
だろう。
石炭が大きなエネルギー源になっているが、こ
れらの切り換えで、エネルギー価格が高騰する
だろう。

土壌汚染、河川汚染これらの対策で、社会的コ
ストが高騰し、中国経済は、国際的な競争力を
失っていくだろう。

次のようなニュースもあるようだ。

 

「日本に元凶」中国ネットメディアが
“責任転嫁”

【上海=河崎真澄】中国で深刻化している大気
汚染について「日本に元凶がある」との論調が
出回り始めている。中国のニュースサイトには
「日本から汚染物質が飛来した」「中国で操業
している日系企業の工場排気が汚染源だ」など
とする論評が掲載されている。

 いずれの論評も反日的な論調で知られる評論
員によるもので、飛来説を唱える中国経済網の
張捷氏は「日本は原発事故後に火力発電所やゴ
ミ焼却施設から有害な排気が増えた」と主張。
華竜網の謝偉鋒氏は「30年も前から労働力を
求めて中国に工場進出してきた多数の日系企業
に環境汚染の責任がある」と批判した。

 これに対し日系企業関係者は「中国の工場で
環境基準や関連法規を徹底順守しているのは日
系や欧米系など外資系ばかりで批判は当たらな
い」と反論。

ネット上でも中国国内から「日本を非難する前
に、自分たちの汚染源を止めろ」と冷静にみる
声が上がっている。

 だが、日系企業の一部工場が大気汚染を理由
に、周辺工場と合わせて地元当局から一斉に操
業停止を命じられたケースがあった。尖閣問題
で強硬論が渦巻くネット世論が今後、大気汚染
でも日本に“責任転嫁”する可能性があり、日
系企業では懸念を強めている。

 

以上。


アメリカのブッシュ大統領は、「ならずもの国
家」という言葉を使ったが、最近の大気汚染に
関する言動では、まさに、中国はならず者の巣
窟になったようだ。

「日本から汚染物質が飛来した」というのは、前
にも、ブログに書いた中国人がいたが、彼らは、
「偏西風」という言葉を知らないのかもしれない。
きっと、「偏東風」というのがあるかもしれない。

中国の黄砂は、きっと日本に砂漠があって、日本
から中国におしよせるのだろう。

日本では、毎朝、テレビで、天気予報を誰もが見
ている。だから、大陸から吹いてくる「偏西風」
ということは誰でも、知っている。日本から大陸
へ吹く「偏東風」なんて、誰も考えたことがない。


中国には、日本のような詳しい天気予報なんて、
ないかもしれない。気象予報士なんて仕事も
きっとないかもしれない。

大人になったら、無知であることは、それだけで、
罪なんだ。

外国では、無知は悪なんです。

という厳しいことを言う人がいたのだが、この公害
の飛来説の郎党、中国の恥を世界に知らしめる行為
のはずだが。