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リタイアーのよもやま話

植物並みの人工光合成 パナソニックが技術開発

2012-07-31 21:28:57 | 技術

ヤフーのニュースである。


インドで10年ぶり大規模停電 3億人の居住州に影響 
電力需要オーバーか

 【ニューデリー=岩田智雄】インド北部の送電系統で
30日未明、トラブルが発生し、デリー首都圏など約3
億人が居住する北・中・西部8州で大規模な停電が発生
した。

  詳しい原因は不明だが、電力会社は、電力需要が発電
能力をオーバーした可能性を指摘している。新興国インド
で、インフラ整備が急速な経済成長に追いついていないと
いう事情が背景にありそうだ。(産経新聞)


以上。


中国の人件費が高騰し、インドが次の世界の工場になる
かと思ったら、とんでもない現実があるようだ。

そういう意味では、東南アジア諸国が、どの程度の次の
世界の工場になりうるか。

結局は、電力問題に尽きるようだ。

 

ところで、次のようなニュースが飛び込んできた。

 

植物並みの人工光合成 パナソニックが技術開発
2012.7.30 19:54
 パナソニックは30日、自然の植物とほぼ同じ効率
で光合成ができる、人工光合成の新技術を開発したと
発表した。

太陽光のエネルギーと水を使って二酸化炭素(CO2)
を吸収し、有機物をつくり出すもので、人工光合成の
効率は世界最高。

平成27年度に自動車や発電の燃料として利用できる
エタノールを同じ効率で生成することを目指す。

 地球温暖化と化石燃料の枯渇を解決する新たな手段と
位置付けて開発。発光ダイオード(LED)に使われる
光を吸収する半導体を利用し、希少金属の一種を触媒に
使用した。

従来の技術より効率が約5倍になった。

 エタノールはバイオ燃料として利用が進んでいるが、
植物から生成するのは栽培や運搬で手間やコストが必要。

実用化すれば、エタノールが労力を掛けずに生産できる
ようになる。


以上。


この手のニュースは、とても嬉しいニュースだ。原発に
頼らず、石油にも頼らない無尽蔵な低価格のエネルギー
源、魔法の技術、日本中興の技術、パナソニックがテレビ
でこけたのだが、大いに期待したい。

「実用化すれば、エタノールが労力を掛けずに生産できる
ようになる。」、21世紀が日本の世紀と言われたことが、
あるが、このような技術をもって、21世紀が日本の時代
になってほしいものだ。

藻から石油を作る話しも、早く商業化できてほしいものだ。


就業者、30年に最大840万人減少

2012-07-24 22:52:04 | 技術


ヤフーのニュースである。


就業者、30年に最大840万人減少 製造業で深刻、
国家衰退の危機 (1/2ページ)

有識者で構成する厚生労働省の雇用政策研究会(座長・
樋口美雄慶応大教授)が、2030年の就業者数は10
年に比べ最大で840万人減少し、5460万人に落ち
込むとの推計をまとめたことが22日までに明らかに
なった。

 経済のゼロ成長が続き、女性や若者、高齢者の就業率
が10年に比べ改善しない場合の就業者数を試算した。

働いている人の数を示す就業者数の減少は国内産業の衰退
や市場縮小を招き、国の活力も低下させかねない。

 研究会は学生の就職支援や、子育て中の女性が働きや
すい環境の整備などで減少に歯止めをかけるべきだと提言
した。23日の会合で、推計結果を盛り込んだ報告書を
まとめる。

 特に製造業の就業者数は、適切な対策を取らない場合、
空洞化によって10年の1060万人から30年には
790万人に大きく減ると試算。報告書は、成長が続く
アジアの需要を取り込むことなどで、製造業で1000
万人程度の就業者数を維持すべきだとした。


 研究会は、政府の就労対策が進まず経済成長率も0%
程度だった場合、就業者数は10年の6300万人から
20年には5940万人に減ると予測。一方、就労対策
や経済成長が進んだ場合は20年に6300万人、30
年に6070万人となり、10年比で230万人の減少
にとどめられると推計した。

 子育てなどで仕事を離れる人が多い30代女性について、
就業者の割合を示す就業率が他の世代並みに改善した場合、
30年の女性の就業者数は10年比で増加するとして、
仕事と家庭との両立支援の重要性を強調。就職活動中の
学生に中小企業への就職を促すことや、若年フリーター
の正社員登用に対する支援も必要だとした。


以上。

わけの分からん論理で、情けない。

日本では、シャープやパナソニック等のニュースで知られる
通り、テレビ事業からの撤退となった。

日本では成立しなくなった製造業が、海外に拠点を移して
いる。

どんどん、労働力を必要としなくなっている。この事実
をどうして、理解できないのか。不思議だ。

そう、だから、製造業の就業者数が減っているのだ。

ということで、30年に最大840万人減少しても、今の
就職難が解消されて、ちょうどいい具合になるはずだ。

数字上の辻褄としては?


ただ単に数字をいじ繰り回して、
「就業者、30年に最大840万人減少 製造業で深刻、
国家衰退の危機」とヒステリックに、騒いでは、何も
本質的な解決にはならない。

ヨーロッパのように、外国人労働者の流入によって、仕事
を奪われていると騒いでいる様を何と見ているのだろう。

ヨーロッパのように人口の少ない国でさえ、労働力が余り
若い人の無職者で、あふれ返っているのを何と見る。


「成長が続くアジアの需要を取り込むことなどで、製造業で
1000万人程度の就業者数を維持すべきだとした。」

こんなことが、日本にできるわけがないから、衰退している
のではないか。

日本が「成長が続くアジアの需要を取り込む」なんて、のた
っているが、こんな人件費の高い国にどうして、アジアの需要
を取り組むことができるのだろう。

アジアだって、自分たちより、少しでも人件費の安い国を
探すはずだ。

普通に考えて、日本はアメリカのように、「製造業のない国?」
になるしかない。

だから、アメリカと「同じ轍は踏まない」とは、どういうこと
なのかということが問題なのだ。


世界のどこでも作っていない商品をつく出さなければならない。
世界のどこでも作れない商品を作り出さなければならない。

これである。

極端なことを言えば、レアメタルを人工的につく出す技術。

藻から石油を作る技術の商業化

放射能の無害化する技術

野菜工場の完全商業化

等、無から有を生み出す技術でなければ、生き延びれない。

そのような次元を超えた発想でなければ、今のヨーロッパの
ような「断末魔の叫び」を、いずれ発するしかない。

あまりにも低次元のレポートで、このようなレポートがこの
世に氾濫するから、何も問題が解決しない。

「放射能の無害化する技術」わたしは、この技術に期待
する。ヒッグス粒子を探すのに、20年の歳月がかかったと
いうことだが、このような情熱を、放射能の無害化に
つぎ込んでみようという若者はいないのか。


『100000年後の安全(10万年後の安全)』という映画が
あったようだが、その間に、氷河期がくるので、現在の
人類は絶滅している。

だから、10万年後に今のように人類が文明を築いている
かは、誰にも分からない。

もしかすると、今いるような人類はいないのかも知れない。

だから、「10万年後の安全」ということで、何がしかの
知恵を弄しても、意味があるかどうか疑問でもある。

だいぶ、話しが横道にそれたが、放射能を無害する技術
だれか挑戦してくれないか。

日本、中興の祖は生まれないのか。


地震による深層崩壊、空から電磁波で探る新手法

2012-05-26 06:09:03 | 技術

ヤフーのニュースである。


地震による深層崩壊、空から電磁波で探る新手法

 

地震で深層崩壊が起きる危険性の高い地点を、上空から
電磁波を当てて発見する手法を、香川大の研究チームが
開発した。

 従来は地盤を深くまで掘削しないとわからなかったが、
新手法は広い範囲を高い精度で効率よく探査できる。

自治体による対策の強化が期待される。

 深層崩壊の現場は、斜面の岩盤が多数の深い割れ目で
細い板状に破砕されており、もろい岩盤が地震でドミノ
倒しのように崩れたことがわかっている。

 香川大の長谷川修一教授(地質工学)らは、こうした
場所は割れ目が空気を多く含むので電気を通しにくいこと
に着目。

深部まで届く電磁波を上空から放射して探査し、電気の
通し方から崩壊の危険度を割り出す技術を開発した。

高知県室戸市の山地で実際に探査し、危険地域を抽出。

その場所を現地調査すると、もろい岩盤が確認できた。


以上。


とんでもないことを考えつくものだ。

もし、人工衛星から、探査すれば、日本全国の危険個所
が分かるということかも知れない。

が、「知らぬが仏」ということもある。

身近に、そのような危険場所があることを知った住民、
これはこれで、大変だ。

「余命いくら?」なんて、言われるようなものだ。

引っ越ししようか、い続けようか。それが、問題だ。

昔、未来学という言葉があって、大変魅力的な響きを
持っていたが、いつの間にか、聞かなくなった。

が、昨今の地震の話題のように、関東直下型地震や東南海
地震等、確実に来ると言われるが、これはこれで、ある
意味で、未来を知りうるということで、未来学と同じだ。

かつて、「世紀末騒ぎ」が幾度もあったのだが、この
地震のように、逃げようもない災害が、未来に待ち構え
ているとなれば、われわれの生き方、考え方そのものが
根底から、ひっくり返ろうというものだ。

なんか、昔の未来学の方が、人間に都合のいいことばっ
かり考えていたようで、幸せだったのかも知れない。


体内に埋め込めるデバイスに道

2012-03-09 14:12:22 | 技術

ヤフーのニュースである。

 


体内に埋め込めるデバイスに道 - 東大、高温耐性の
有機トランジスタを作製


東京大学(東大) 大学院工学系研究科の染谷隆夫 教授と
関谷毅 准教授を中心とした研究チームは、高温の滅菌
プロセスに耐え得る柔らかい有機トランジスタを高分子
フィルム上に作製することに成功したと発表した。

同成果は、2012年3月6日(英国時間)に「Nature Communi
cations」(オンライン版)で公開された。

以上。


面白いし、想像だにしたこのない内容だ。

このような研究が発展した先には、どういう世界が待って
いるのだろう。

自分の体内に、自分の脳と連動するコンピュータが持てる
日がくるのだろうか。それとも、個人用のデーターベース
が持てるような日がくるのだろうか。


つい、最近の新聞にあった記事で、こういうのがあった。


認知機能低下ぱ40代から始まる

     
認知機能の低下は50歳前から始まっている可能性が高い、
とフランス国立衛生医学研究所疫学・公衆衛生研究セン
ターのアルチャナー・シン・マヌーー博士らが英医学
誌に発表した。

 同博士らは、公務員7390人(45~70歳、男性51
98人)を10年間追跡した。

一定の間隔を置いて3回にわたって、記憶、語彙、推論、
それに言語流ちょう性などの認知機能テストを行った。

 高年齢になるほど認知機能の低下は速かったが、推論
能力は男女とも45~49歳で大きく低下し始めていた。

である。

もしかして、この新しい技術は、認知機能の低下や推論
能力の低下の予防に寄与することができるのか?


「つながる」新検索エンジン=グーグルに対抗

2012-02-07 11:25:44 | 技術

ヤフーのニュースである。


「つながる」新検索エンジン=グーグルに
対抗―イタリア大教授


【ジュネーブ時事】コンピューター科学が専門の
イタリア人大学教授が6日、自ら開発したインター
ネット検索エンジン「ボルニア」を、ネット上で
公開した。

検索したい部分をより素早く見つけ出せるほか、
同じサイトを閲覧しているユーザーと交流できる
機能を併せ持つのが特徴。検索シェアで圧倒する
グーグルやヤフーなど大手に対抗する。

 開発したのは米マサチューセッツ工科大(MIT)
で教鞭をとった経歴を持つ、伊パドバ大のマルキ
オリ教授。検索機能と、ネット上で情報交換を
行うソーシャルメディアを組み合わせ、同じ分野に
関心を持つ人同士がつながりを広げられるように
したという。

 この日の公開は一部の事前登録ユーザーが対象
だが、数日中に日本語や英語など12言語に対応する
サービスを始める予定。サイトのアドレスは

http://www.volunia.com。 


以上。


わたしは、 Netscape Navigatorでインターネットを
始めた。

船の絵が印象的で、Netscapeをたちあげるたびに、
わくわくしたものだ。

インターネット時代に乗り遅れたマイクロソフトは、
姑息な手段で、 Internet Explorerを公開し、わた
しも歯ぎしりしながら、Internet Explorerを使う
ようになった。

それも遠い昔の話しになり、その後、いろいろと
検索エンジンが出てきた記憶があるが、それも、
すっかり遠い昔の話しになったようで、忘れて
しまった。


「検索シェアで圧倒するグーグルやヤフーなど大手に
対抗する。」なんて言っているが、どんなもんだろう。

対抗できるほどの、力があれば、嬉しいことだ。

いずれによせ、もう、グーグルで終りかと思ったが、
そうでもないのだ。

素人ではよく分からないが、まだまだ改良の余地
があるなんて、びっくりである。