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リタイアーのよもやま話

スマホが世界を支配する

2011-11-20 23:27:10 | 技術

週刊エコノミスト 2011.10.4

スマホが世界を支配する

という記事があった。

興味深い内容だった。


以下、その記事から抜粋である。


スマホが世界を支配する

スマートフォン(多機能携帯電話)が世界で爆発的に
売れている。

ユーザーにとって便利な道具に違いないが、一方で、
多機能であるがゆえに、たの産業を駆逐するほどの
破壊力を持つ。

すでに「悲鳴」が上がり始めた。


ゲーム機、パソコン、テレビを駆逐
企業の悲鳴とデフレ加速を招く

 


あらゆるデジタル機器を駆逐し、産業を浸食する
スマートフォン


デジカメ
コンパクトデジカメの売り上げ減少

ICレコーダー
スマホが機能を代替

パソコン
米HPがバソコン事業の分離を検討

ゲーム機
任天堂ゲーム機DSの売り上げ減少

音楽プレーヤー
スマホが機能を代替


GPS機能でカーナビを代替
三洋電機がカーナビ部門の人員削減

テレビ
視聴時間減少
若者のテレビ離れが進む

ゲーム産業
(ソフトの製造・流通)
ダウンロード型ゲームの普及で
ゲームソフトの製造・流通の
減少


映像・音楽
ソフトの流通
ネット経由の配信が主流に

出版・広告
SNSむけ広告の増加で、
純広告は減少

レジャー産業
情報通信費の支出増加で
カラオケ・居酒屋のどの
消費減少

 

「スマホの持つ多機能性が、他の産業を駆逐すれば、
その雇用を奪い、賃金を減らす。

スマホの利用時間が増えれば、世帯消費に占める
情報通信費が増え、家計はその分、衣食住やレジャー
への出費を抑える。

スマホは人々の時間やお金を吸収し、日本経済の
デフレを加速させていくことになる」

以上。


スマートフォンを持たなければ、何かしら肩身の狭い
思いをする時代になってしまった。

わたしは、ウィルコムW-ZERO3を一時使っていた。
その前は、PHSを使っていたが、とある理由で
この機種に変更することにした。

理由は、トレイダー用のアプリケーションが使えた
からであった。

その頃は、デイトレーダーをやっていた。結論から
言えば、パソコンの代用はできなかった。

デイトレーダーとしても、大失敗であった。

その後、中長期のトレードをすることにしたが、残念
ながら、リーマンショック、そして、昨今のヨーロッパ
の経済危機で、もう、株をやる時代ではなくなった。

あまり認めたくない真実だが、このスマートフォンを
使うだけの生活をすることはないことに気づいた。

何しろ、重くて携帯する気もなく、置きっぱなしになった。
すると、時たま、かかってくる電話をとれなくなり、まずい
と思うようになった。

とにかく、こいつは、パソコンだ。何かと神経質にならざる
を得ない。

そこで、再度、PHSに戻ることにした。拘っているのは、
番号が覚えやすいからである。

勿論、iPhoneのブームに乗じないのも、番号のせいでもある。

とにかく、電話だけ、いつでもとれるようにと、ポケットに
常時、いれておける小さいなものにすることにした。

結果、ウィルコム、WX340K(黒)、サイズ約48.5×15.9×99mm、
質量約108g(バッテリー装着時)に決まった。

携帯電話・PHSで一番スリムで軽く、ポケットにいれていても
忘れてしまうほどで、大変気に入っている。


スマートフォンが流行し、ウィルスの話題になった。


パソコンを所有している人が、スマートフォンを使う
分には、そのリスクはよく分かっているが、パソコン
の経験のない人がスマートフォンを使うのは、そう
いう意味では恐ろしい話しだ。

これだけ、ブームになれば、携帯電話・PHS感覚で、スマート
フォンを使う人が、けっこういる可能性がある。
怖い話だ。

電話しか使わない人は、敢えて不便でも携帯電話・PHSで、
気楽にしていたいものだと思っている。

スマートフォンは、便利だが、家にあるパソコンでも、
とりあえず、用は足せる。

それにしても、アメリカがインターネットで国興しをする
つもりだったようだが、これは仇となって、国が衰退する
要因になってしまった。

当初期待された労働は、インドや英語圏の発展途上国に
奪われてしまった。

今回のスマートフォンの隆盛が、とんでもない社会問題
をひき起こすことになろうとは。

ニュースに、「来春卒業予定の大学生の就職内定率は10月1日
現在、59・9%だったことが18日、 文科、厚労両省の調査で
分かった。」とあった。

今後、この数値が悪化する一方だと、思うと憂鬱だ。
仕事もないのに、何が少子化問題だろう。

「悪魔の端末」と言う言葉が、記事の中にあったが、この記事
のような未来が現実になるとなると恐ろしい社会の到来だが。


レアメタル使わず大容量電池

2011-10-17 22:38:32 | 技術

ヤフーのニュースである。


レアメタル使わず大容量電池=資源コスト抑え実用化へ
―大阪大など

リチウムイオン電池の原料に不可欠なレアメタル(希少金
属)を使わず、大容量バッテリーを開発することに、大阪大
の森田靖准教授と大阪市立大の工位武治特任教授の研究グル
ープが成功した。

英科学誌ネイチャー・マテリアルズ電子版に17日、発表し
た。

 携帯電話やノートパソコンに搭載されるリチウムイオン
電池は、プラス極内にレアメタルを含む無機性のコバルト酸
リチウムを使用するため、レアメタルの高騰に伴いコスト面
が問題化している。

有機物を代用した例もあるが、電気容量や充電回数の寿命で
劣っていた。

 研究グループは、プラス極にレアメタルを含まない有機分子
「トリオキソトリアンギュレン(TOT)」を使用。有機分子は
結合が不安定とされるが、独自の技術でTOTを制御してバッテリ
ーを設計したところ、リチウムイオン電池の1.3~2倍の容量が
得られた。


以上。

 

だいぶ前に、ヤフーのニュースに、こういうのがあった。

 

日本勢がついに首位陥落リチウムイオン電池の弱肉強食

日本の基幹産業の“最後の砦”と期待されるリチウムイオン電池。
この分野で日本勢が長らく守ってきた世界シェアトップの座を、
ついに韓国勢に明け渡すことが明らかになった。

東日本大震災による部材のサプライチェーン寸断に加え、円高に
よってコスト競争力を削がれた国内メーカーが、根こそぎシェアを
奪われた格好だ。

以上。

このような情勢にあって、嬉しいニュースである。

ずいぶん前に、レアメタルを使わないモーターというニュースが
あったが、このような斬新な技術の開発、すごく頼もしく、嬉しい
ニュースである。

もしかして、レアメタルを使わない技術が次々と開発されて、
中国に媚びらなくてもすむ時代がくることを期待している。

それはそれとして、誰か、放射能を無害化する技術を発見
してくれないだろうか。

これこそ、歴史を変える技術だが。


宇宙で発電し地上に 京大、伝送実験施設を公開

2011-09-30 21:25:38 | 技術

ヤフーのニュースである。

 

宇宙で発電し地上に 京大、伝送実験施設を公開

京都大は28日、宇治キャンパス(宇治市)に新設したマイクロ
波によるエネルギー伝送実験施設を関係者に公開した。世界最大
規模の施設で、宇宙空間で太陽光発電し地上に送電する「宇宙太陽
光発電所」の実現をめざす。
 施設は電波を遮断する電波暗室(約18メートル四方)や計測室
を備えており、昨年11月に施設が完成、本年度から利用を始めた。

照射方向を自由に変えられる世界最先端のマイクロ波エネルギー
出力機器「フェーズドアレー」(1・5キロワット)や受電機器を
備え、この日は発射したマイクロ波を解析するデモンストレーショ
ンなどを行った。

 宇宙での太陽光発電は、人工衛星に取り付けた大型の太陽電池
パネルで発電し、マイクロ波で地上に送電する。

電気からマイクロ波への変換効率の改善などが課題で、生存圏
研究所の篠原真毅教授(マイクロ波工学)は「人工衛星による実証
実験に使用する高性能の機器開発につなげたい」と話している。


以上。


大変、驚いてしまったこのニュース。

実は、わたしもこのようなことを考えていた。

宇宙空間で発電することができれば、地球上のように、天候に影響
されることなく、太陽のエネルギーを収集することができる。

しかし、素人は、

宇宙での太陽光発電は、人工衛星に取り付けた大型の太陽電池
パネルで発電し、マイクロ波で地上に送電する。

ということが、つまり、宇宙空間から地球へ送電する過程で、人間へ
の安全上の問題で、可能かどうかと疑問をもってしまった。

今回、このようなことが可能なようで、液晶も先頃、効率的な新技術
が開発されたことだし、楽しみしようがない。


光吸収100倍の太陽電池を開発 岡山大、生活排熱で発電も

2011-09-19 22:13:18 | 技術

光吸収100倍の太陽電池を開発 岡山大、生活排熱で発電も

 

 光の吸収率が従来のシリコン製の100倍以上の太陽
電池を、岡山大大学院自然科学研究科の 池田直教授の
チームが「グリーンフェライト(GF)」と名付けた酸化
鉄化合物を使って開発 している。

 この太陽電池はこれまで吸収できなかった赤外線も発電に
利用できる可能性がある。

池田教授は 「赤外線は熱を持つものから出ている。太陽光
以外に、火を扱う台所の天井など家中、街中の排熱 でも
発電できるかも」としており、2013年の実用化を目指す。

 GFは粉末状で、土台となる金属に薄く塗る。

1キロワット発電する電池を作るコストは約千円 が目標で、
約100万円かかる従来のシリコン製に比べて大幅に安い。

パネル状になっている 従来型では難しい曲げ伸ばしができ、
煙突や電柱に巻き付けるなど設置場所は幅広い。

▽画像:酸化鉄化合物「グリーンフェライト」を金属板に吹
付けた太陽電池の試作品


以上。


いや、とんでもない技術が開発できるものだ。


1キロワット発電する電池を作るコストは約千円 が目標で、
約100万円かかる従来のシリコン製に比べて大幅に安い。

この太陽電池はこれまで吸収できなかった赤外線も発電に
利用できる可能性がある。

パネル状になっている 従来型では難しい曲げ伸ばしができ、
煙突や電柱に巻き付けるなど設置場所は幅広い。

ということだが、とんでもない技術である。

現在の太陽光発電技術は、日本が立ち遅れているという話し
もある。

そのような状況にあって、救世主のような技術である。

熱を発する場所であればいいのであれば、大工場の煙突、車の
エンジン、マフラー、クーラーの屋外機、船のエンジン、勿論
飛行機のエンジン、そして、厨房、温泉でも、夏場は太陽で熱
せられた建物でさえ、発電できることになる。

大いに、楽しみな技術だ。

円高で、工場が外国に逃げ出す時代、このような技術で、国難
が克服できるよう期待したい。

非常に嬉しいニュースだ!


情報通信技術で世界一は韓国、日本は13位

2011-09-19 06:10:28 | 技術

ヤフーのニュースである。


情報通信技術で世界一は韓国、日本は13位=国連専門機関

[15日 ロイター] 国連の専門機関である国際電気通信
連合(ITU)が15日に公表した情報通信技術(ICT)
に関する最新版の報告書では、世界で最もインターネットと
通信の技術が進んだ国は韓国となった。 

 ITUは、高速インターネットや携帯電話の普及率などを
基にしたICT開発指数で152カ国・地域を順位付けし、
2位以下は、スウェーデン、アイスランド、デンマーク、
フィンランドと北欧諸国が続いた。

日本は13位、米国は17位で、世界最大のインターネット
人口を抱える中国は80位だった。

 ITUによると、世界の携帯電話利用者は過去1年で20%
増加し、計50億人を超えた。特に発展途上国では、携帯電話
からの高速ネット接続が急速に普及しているという。

インターネット普及率は先進国が約70%であるのに対し、発展
途上国では21%にとどまっている。

以上。

「世界一は韓国、日本は13位」というのは、驚きである。こんな
に立場が違うとは。

しかし、それ以上に、インターネットを生んだ国、ネット販売の
アマゾン、ヤフー、グーグルを生んだ国、いわゆるインターネット
を国策とした国アメリカの「米国は17位」は、まったく想定でき
ない話しである。


「世界最大のインターネット人口を抱える中国は80位だった」
ようだが、中国がこんなに下位だとは、これまたびっくりである。

「スウェーデン、アイスランド、デンマーク、フィンランドと北欧
諸国」が高いランクに位置づけされているが、その実状とはなんだ
ろう。

興味深いものがある。