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リタイアーのよもやま話

磁気で浮く黒鉛板、光で回転

2012-12-20 14:00:54 | 技術

新聞等のマスコミで、興味深い記事があった。


磁気で浮く黒鉛板、光で回転=太陽光発電に
応用期待―移動させ荷物運びにも・青学大

時事通信 12月19日(水)19時45分配信


 
 鉛筆の芯などに使われる黒鉛(グラファイト)が磁石に
反発する性質を利用し、小さな黒鉛の円盤をドーナツ形
永久磁石の上に浮かせ、端に光を当てて回転させること
に成功したと、青山学院大理工学部の阿部二朗教授と小林
真之研究員が19日発表した。

光が当たった部分は一時的に温度が上がり、反発力が弱ま
って下へ傾くため、回転運動につながる。

  阿部教授は「将来は円盤を大きくし、太陽光や工場の
廃熱を使った発電を実現したい。

現在の太陽電池より材料が大幅に安く、耐久性がある」と
話している。

また、磁石を多数敷き詰めた上に黒鉛円盤を浮上させ、光
を当てて自由な方向に動かすことにも成功。

「原理的には黒鉛板の上に物を載せて運ぶことができる。

夢は人が乗って動くこと」という。
  この技術は特許出願中で、論文は米化学会誌電子版に
掲載された。 

  実験に使ったのは、極低温に冷やす必要がある超伝導
磁石ではなく、常温で最も強い永久磁石であるネオジム
磁石。

黒鉛板は磁石のN極、S極のどちらにも反発する。

  阿部教授らは、直径1センチ、厚さ0.025ミリ、重さ
約4ミリグラムの黒鉛円盤を作製。

S極のドーナツ形磁石の中心にN極磁石を入れ、その上
円盤を高さ0.59ミリに浮かせて端に青色レーザー光
当てた。

  その結果、光が当たった部分が瞬時に約20度から約
40度に上がり、反発力が弱まって浮上高が0.015ミリ
程度低下。

回転して光が当たらなくなると元の高さに戻ることを繰り
返した。
  屋外で太陽光をレンズを使って端に当てる実験で

毎分200回転以上の高速で回った。発電に応用する際は、円盤
の回転軸と端に電線を接触させて結び、電磁気学の「単極
誘導」の原理で電気を起こす方法が有力という。

以上。

このようなニュースは、大変嬉しい。
今までに無かった産業が生まれる可能性があるからだ。

阿部政権が誕生し、経済の活性化などと言っているし、
テレビでは、土木事業の話が出てきたりしているが、はっきり
言って、従来からある産業にてこ入れをしても、真の経済の
活性化にはつながらない。

世界中のどの国でもやっているような仕事では、いくらあがい
ても、開発途上国には勝てないからだ。

今回の技術とか、また個人的には藻から油を作る技術とか、
を利用し、世界のどこにもない新しい産業を国策で生み出さ
なければ真の経済の活性化には、つながらない。

どうせなら、放射能を無害化する技術、放射能から新たなる
エネルギーを生み出す技術を開発してくれたら、真の経済の
活性化につながるはずだ。

それこそ、世界のどこにもない技術だからだ。

誰から、挑戦してくれないかな


Edmaxの送信トラブル

2012-12-15 06:47:58 | 技術

Edmaxの送信トラブル


Edmaxの送信が少し前から、できなくなっていた。

ちょうど、時期的にADSLから光に切り換えた時期と
重なっていたので、この切り換えが関係するのでは
と疑っていた。

プロパイダーや工事をした業者、NTT等、そして、
ノートンまで、電話をかけたりして、解決しようと
したが、どうもうまくいかない。

結局、再び、プロパイダーに電話をして相談する
ことになった。

最初に、プロパイダーに電話をした時に、Edmaxの
バージョンの話しがあったので、いろいろと本を
買い集め、Edmaxの資料を確保してみた。

本は買ったのだが、結局は、本のCDのデータから
ネットにアクセスするよう誘導され、ダウンロード
をして、Edmaxの最新バージョンをインストールした。

なんか、変な感ががするが。

最初、Windows7バージョンがないかもしれないと
がっかりしていたが、なんと、しっかり、対応して
いて、最新バージョンを入手することができた。

新しいバージョンでは、項目が二つ増えていた。

SMTPサーバー種別(I)
受信サーバー種別(J)

である。

前に、プロパイダーの職員が言っていた、画面と
同じようだ。


インストールした後、早速、プロパイダーに電話
をして、指導を受けることになった。


そこで、SMTP→SMTPS、  POPS →POPS3と、書き
換えたら、オプションのこれらのポートの値が
切り替わった。

結局は、この作業でトラブルが解決して、やっと、
PHSのメールの送信ができた。

万歳である。

実は、パソコンで縮小処理した画像をPHSに送り
PHSの待ち受け画面の映像に使っている。

いろいろな風景写真を集め、画面に表示して
愉しんでいる。

ちょっと、した画廊になっている。

つもりになって愉しんでいる。

この作業ができなくて、若干ストレスになって
いたが、やっと、残っている画像が送れること
になり、万歳!である。

結局、プロパイダーがセキュリティーアップで
サーバー性能の向上を図っていたら、旧いバー
ジョンのメールソフトを使っていたわたしが、
その流れに取り残されて、右往左往していた
ようだ。


NTT西日本、フレッツ光のねさげ

2012-11-25 22:25:07 | 技術

最近、NTT関連の業者が来て、ADSLを「光」に
切り換えてくれ。と、やってきた。

今までも、いろんな業者が、いろんな乗り換えの案内をして
きたが、最初に契約したプロバイダーのメールアドレスを変え
たくなかったし、プロバイダーが光に対応してなかったことも
あって、また、値段も高めだったの等、とにかく、相手にせず
にきたが、とうとう、NTTの方から、切り換えてくれとやって
きた。

メールアドレスを変えずに、光への切り換えができる状況に
なっているようで、わたり船ということにした。

やっと、わたしも光時代に対応できることになったかと、その
速さに驚きつつ、感慨に耽っていた。

ところが、である。


NTT西日本、フレッツ光の長期継続利用で8年目まで段階値下げ
の新割引サービスを開始

なんて、ニュースが流れてきた。

なんと、光が、尻すぼみの状態のようである。

その理由たるや、スマートフォンの台頭のおかげで、固定電話を
持つ人が減少しているかららしい。

そう説明されてみれば、なるほどだ。

わたしは、96年来のインターネットユーザーだ。
自宅でパソコンからインターネットにアクセスのが、インターネット
らしい。と、思っている。のだが、時代はそうではなくなっている
ようだ。

このニュースを知って、やっと、NTTがどうして、我が家にやって
きたのか、本当の理由をしることになった。

かつて、NTTが光回線を独占しているなんて、非難があったような
記憶があるが、なんと、その光が瀕死の状態とは、驚愕する現実。

我が家に光時代がやってきたと、感慨にふけっていたが、複雑
な気分だ。


中国のレアアース輸出大幅減 過去10年で最低

2012-10-25 12:26:24 | 技術

中国のレアアース輸出大幅減 過去10年で最低

 【北京共同=清水敬善】中国が「戦略資源」と位置付けるレ
アアース(希土類)の輸出量が今年は1万トン前後と過去10
年間で最低の水準になる見通しとなったことが24日、分かった。
中国の業界筋などが明らかにした。

 最大の輸出先である日本で省資源の技術が進んだことが要因。

日本が中国以外の地域から資源を調達する「脱中国」の動きが
加速し、レアアースを外交カードに利用してきた中国の資源戦略
に影響を与えるのは必至だ。

 中国のレアアース企業は輸出急減で業績が悪化。日本政府に
よる尖閣諸島国有化への反発から、中国で日本車の販売不振が
長期化すれば、ハイブリッド車などに使われるレアアースの
需要が低下するとの指摘もある。

日中関係の緊張で輸出状況は一段と悪化し、中国レアアース企業
の経営環境は厳しさを増しそうだ。

 通商関係者らによると、中国のレアアース輸出量は2002年
の5万9千トンから03年に7万4千トンに増えたのをピークに、
政府の規制強化を受けて緩やかな減少傾向が続き、11年に急減。
前年実績の半分以下の1万8千トンにとどまった。

 10年9月に尖閣周辺で起きた中国漁船衝突事件後、レアアース
の対日輸出が停滞したことを受け、日本で代替材料の開発やリサ
イクル技術が飛躍的に進歩したためで、12年も1~8月累計は約
8700トンと低調だ。

 中国政府は12年通年の輸出枠を前年より増やして3万996トン
に設定したが、実際の輸出量は1万2千~1万3千トンと見込まれ
「1万トンに達しない」(商社筋)との予想もある。世界経済が
減速する中、輸出枠は大幅に余る見通しだ。

以上。


尖閣周辺で起きた中国漁船衝突事件で、日本を恫喝するために、
レアアース輸出禁止という報復措置にでたが、「諸刃の剣」だっ
たようだ。

日本で代替材料の開発やリサイクル技術が、開発された以上
世界中で、そのような試みがなされるはずだ。

もう、回復することはないだろう。

中国は、日本との経済戦争にうってでたが、どのような副作用
の症状が現れてくるのか、興味深い。、

 


難治性てんかん手術療法が有効

2012-08-10 21:43:00 | 技術

新聞にあった記事である。

  難治性てんかん手術療法が有効

  薬では治りにくい難治性てんかんに手術療法が有効、
と米カリフオルニア大学ロサンゼルス校発作障害セン
ターのジェローム・エングル所長らが米医師会雑誌に
発表した。

 てんかんは、脳に異常な電気活動が発生して発作を
繰り返し起こす病気。

  米国には約300万人の患者がおり、20~40%は
難治性といわれる。

 同所長らは、抗てんかん薬使用後も発作のある難治
性てんかん患者38人を、手術と薬物療法を併用する15
人と、薬物療法を単独で行う23人とに分け、経過を比
較した。

  2年後に発作が消失したのは、併用グループでは85%
だったのに対し、単独グループではゼロだった。

  併用グループでは、単独グループに比べて生活の質
(QOL)の維持率が高く、意欲の高まりが見られ、友人
や家族との交流も盛んだった。

 同所長は「薬が無効な難治性てんかんは、手術療法で
発作が消失し、QOLが改善する可能性がある」と話して
いる。

以上。


医学の進歩というのは、大変なものだ。

これまでの常識では、考えられない治療法が、考案さ
れた。

大変喜ばしく、嬉しいニュースである。