後期高齢者1と2と3と

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後期高齢者1と2と3と「夏の想い出に-2」

2024年09月10日 | Weblog

8月12日:7:30 和歌山ホテル発 → 9:30 番所山公園着

駐車場の横が公園入口になっており、身障者や高齢者は更に奥まで乗り入れ可のようだ。

今日のお目当ては南方熊楠の「十二支考」を彫った城所啓二さんのチェーンソーアートだ。

亜熱帯植物の繁る入り口を進み、トンネルを出ると早速「辰」が目に留まる。

番所山公園が新規に開設される際の記念にと寄贈され、干支の十二支
(・子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)が園内のあちこちに配置されていた。

イノシシ(亥)の背に風化による傷みがあって気になったが、この言葉を知って心の大きさに感服。

「木の作品は、公園の森とともに風化していくのもひとつの味で、森との一体感を
感じてもらえたら」
城所啓二

城所さんは豊橋生まれで、高校卒業までは北設楽の東栄町。現在は和歌山住まい。
それで東栄町でチェーンソーアートの大会があるんだぁ・・・と勝手に推測。


150mほど先には南方熊楠記念館がある

番所山公園のラストに、番所鼻灯台と昭和天皇の歌碑を訪ねた。

昭和天皇が戦艦長門に乗船して、田辺の畠島に水産動物の採取に出掛けた折りに、南方熊楠から
艦上で講義を受ける(1929年6月1日)。
それから33年後、白浜を訪れた天皇は田辺湾に浮かぶ神島を見て思いを馳せ、熊楠との一期一会を
懐かしみ和歌を詠んだ。

「雨にけふる神島を見て紀伊の国の生みし南方熊楠を思ふ」と詠み、記念碑が南方熊楠記念館前にある。

今回、番所山公園を訪ねて智の巨人と言われる「南方熊楠」や、チェーンソーアートの「城所啓二」を
知ったことは大きな収穫になった。

午後からは、車で30分の千畳敷きと三段壁に行ってみる。

 

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