17日の山行は久し振りにキツイ山登りになった。
熊伏山(1653m)は静岡県水窪と長野県の南信濃との県境にある南アルプス端っこの山です。
登山口の「青崩峠」は、関東から九州に向かって走る大断層(中央構造線)上にあって
現在の土木技術を以てしても道路もトンネルも造れない脆い破砕帯として知られる場所だそうで
国道152号線もここで途切れており、計画にありながら三遠南信道路の開通見通しも無いままとか・・・・・
そんな地層構造を表す単純明快なモニュメントがありました
そんなワケでこの山はとてつもなく急峻な登りばっかりで、平らな道を歩くことは殆どない
そのうえ登山道の両側は山肌が崩れ落ちた痩せ尾根なので転んだらエライことになるのは必至
そう云うことは分っているのだが、12本爪のアイゼンを履いて6時間も歩くと日頃の鍛え方と
単純年齢が相乗積で効いてきて、下山時には脚は吊るは躓く(つまづく) はで2回も転倒してしまい
一度はあわや・・・・と思われたが立木に衝突して止まり事なきを得た
そんなヘマな山行だったが、イイ先輩と大勢の仲間(総勢28人)に囲まれて雪山を堪能させて貰った
2時間遅れで着いた頂上の昼食は僅か20分だったが格別の美味さでした
平坦な尾根分岐に出て一息入れるメンバー
遥かに望む雪山は登ってみたい「聖岳」だとか・・・
無事に下山して一同「お疲れさまでした」
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