奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしの価値観と生活環境のイメージ、間取りの構成をイメージしつつ生活環境を整える設計デザインの「レトリック」としての中庭がある家としての計画性。

2023年02月11日 | 暮らしの事イロイロ

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※和モダンの中でも和の風情を数寄屋を意識してデザインした外観、さり気なく中庭の設計を用いた事例

 

※遠くからは分からないが、家の近くに近づき回廊を入る事で中庭の存在に気付くように

 

※風景と、もてなしの空間、外観の印象としての中庭を設計した過去事例・夜の風景

 

中庭で広さと安心できるエリアを

考えることもあります。

 

※特注の窓から見える中庭の風景には居心地としての風景

 

家を建てる場所や周辺の環境

暮らしの価値観や

ライフスタイルなど

それを紐解く要素は様々ですが

暮らしをイメージする最適化として

考えるケースも多い「中庭」・・・・・。

※室内側をぐるりと囲む回廊の和の空間から見える中庭の風景・日本庭園としての角度を強調させたデザイン

 

住み方にあわせて

検討する家の機能ですが、

中庭のような空間、中にのある家は、

外から見えにくい

プライベート空間を確保可能な位置関係が特徴。

 

特に日光の入りにくい側に面した部屋があるなら、

採光にも役立ちます。

 

外だけど中のような空間も

そういう意味では考え方は一緒・・・・・。

 

風景をつくり、

雰囲気を生み出す環境として計画するのも

住まいづくりの方法。

 

家の間取りに中側と外側の空間を

絶妙に使い

広さや環境をどんな風に生み出すべきか?

 

それは暮らしの価値観によって様々。

実用性のある空間なのか、

感受性の為の空間なのか、

両方を兼ね備えた空間なのか・・・etc。

 

お子さんがいるご家庭なら、

中庭を遊び場にでき、

道路に飛び出すといった心配が減ります。

 

洗濯物を干したくても「ご近所の目が気になる」住宅地なら、

室内干し空間を家の中にも持たせつつ

外部の物干し場としての中庭が

プライバシーの問題を解消してくれます。

 

狭い土地に建てる狭小住宅でも、

中庭に視界が抜けるつくりなら

広さを感じられますし、

外部に見えにくい状態で

窓を開けられるので

換気等にも安心感が生まれます。

 

既存の建物のリフォームでも

子どもが巣立って

要らない部屋ができたといったケースなら、

減築という手法も用いて

中庭をつくってみるのも考え方のひとつ。

 

減築したり、

延べ床面積が減少すれば、

それに連動した価値も生まれます。

 

家を建てるときや

リフォームをしたいときに、

中庭を検討してみるのも

暮らしにとって良い環境を生み出す価値観。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ

お問い合わせフォームから
お申し込みください。
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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