奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしの環境と趣を丁寧に考える・環境が建築の在り方を導きつつ、設計デザインの感度が生み出す生活環境の、原因と結果のように過ごし方と空間の相互関係と価値感を紐解くことの大切さ。

2023年02月13日 | 和モダン 思想

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※芝生に囲まれた郊外の環境に建つ住まいの過去の設計事例

 

※芝生に囲まれた郊外の環境に建つ住まいの過去の設計事例(夜のモダンな佇まい)

 

環境が導く建築の在り方を考えるように・・・・・・。

 

自然の力を最大限に享受できる建物は

ある意味で

非常に合理的です。

 

陽の光、風の流れ、

生息する植物から推測できる土壌。

 

もともとその場所が持つ性質は

人の手によって安直に変えられるものではなく、

むしろそれに無理なく

寄り添うことで土地や敷地環境との

共存はよりよくなります。

 

それを十分に理解した上で、

計画するべき建物の機能性が

より高められる設計を

考えることにもつながります。

 

土地と建物と人の関係性・・・・・。

 

方位や温熱環境

風向き等も含めて

視界に入る風景というのは

人の気持ちと居心地にも作用する要素。

 

そういった部分を目に見える環境だけではなくて

過ごす環境として

どういう意味で取り入れるべきか?

 

建築計画には重要・・・・・。

 

また、環境と建築素材およびデザインの

相性を深く考察することは、

持続性のある建物を生みだします。

 

持続性とは建物そのものの耐久性でもあり、

それは頑強であるだけでも、

美しい質感だけでも

完結するものではありませんから。

 

まずは気候条件に見合った

素材や家の建て方を選択することは基本です。

 

さらに、そこに過ごす人々の

建物への愛着心を伴ってこそ、

日常のケアや経過年数の節目で

手を入れるなどの意識が生まれます。

 

少し大げさかもしれませんが

歴史に残る建造物は、

全て人の手によって大切に維持され続けています。

 

また、建物に柱が立ち、

屋根や壁がつき

所謂「物理的な器」が完成した時が

完結ではありません。

 

そこで人の生活が始まり、

建物には役割が宿ります。

 

そして人の過ごす時間の中で

より育まれ、空間も家も成熟していきます。

 

そういった暮らしの環境で

はぐくまれる「在り方」も

暮らす人の成長に意味のある「存在」だと

僕は考えています。

 

故に、空間や環境が人を形成し

その形成が結果とよりよい環境を生み出す

相互の関係性が生み出されると。

 

共存共栄であるようにと思います。

 

いつも設計の際には

時間を掛けつつ、

紐解き

暮らしの意味を掘り下げるのはそういう意図の部分。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

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やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ

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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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