奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

家で過ごす時間を丁寧に考えながら暮らし中心となる場所のエリア区分と間取りの構成にキッチンのスタイルを癒合させながら連動する場所を同一化して設計デザインの工夫で上質に過ごすインテリア空間に。

2020年05月04日 | 設計の事デザインの事

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※集まって暮らすスタイル・二世帯住宅キッチンとして最適な巨大なアイランド型キッチン(トーヨーキッチンスタイル)

 

注文住宅を設計デザインする場合には、

各部屋の間取りを考えることも

重要になりますが

その中でも特に重要なのは

家事や暮らしの中心となる場所を

どのように設定したうえで

設計するのか?

というところ・・・・・。

※キッチンとダイニングテーブルを一体化したアイランド型キッチン(トーヨーキッチンスタイル)

※キッチンとダイニングテーブルを一体化したアイランド型キッチン(トーヨーキッチンスタイル)

 

要になってくるのは

キッチンを中心としたエリア。

※キッチンをバースタイルで過ごす楽しみ方の出来るカウンター付きキッチン(トーヨーキッチンスタイル)

 

キッチンは家事の中心でもあり

食事の時間、寛ぐ時間等の中心となり

女性が出入りする家庭が依然として多いですが、

最近は男性が中心となって

キッチンに立つことも少なくありません。

※キッチンとダイニングテーブルを変形スタイルで一体化したアイランド型キッチン(トーヨーキッチンスタイル)

 

在宅時間の考え方も

昨今の影響で以前からと比べると

家での過ごし方のテーマにも

考える基準の違いの生まれてきたり・・・・・。

 

それ故に、

キッチンを中心とした

間取りを考える場合には

夫婦ともに意見を出し合うことが

重要になります。

 

具体的に

どのような間取りが良いかは

それぞれの意見によって

変わってきますが、

一般的に考えると

まず基本動線をしっかりしておくことが

重要になります。

 

言い換えれば、

人がキッチンとその周辺で動く経路を

考えながら間取りの方向性を

設計をしていくわけです。

 

この場合、

より凝ったものを考えるのではなく、

いかにシンプルにしておくかが

重要になるんです。

 

勿論・・あえて「複雑化」させるプランも

ありますが、それには理由があり

タイプの異なる暮らし方と

与条件により「それ」を考えることもありますが、

基本的には「シンプル」で「単純」な

動きが出来るように計画を練る事が多いですよ。

 

ある種の自在な「コックピットキッチン」。

可能な限り最短距離で

料理を運べるようにすることや、

お皿洗いをする時、

調理をするときに

十分なスペースが

確保されていること。

 

2人で料理する場合、

物を出し入れする場合、

冷蔵庫との位置関係には特に、

通路の幅が大事になってきます。

 

動きを考える場合の

もう一つのポイントは、

ワークトライアングルと

呼ばれるものです・・・・・・。

 

このブログでも何度か登場している

キーワードですが、

ワークトライアングルとは

どのようなものかと言えば、

コンロとシンクそして冷蔵庫の

3つを結ぶ動線の事・・・・・。

 

それぞれの距離は

およそ120センチ程度

離れている方が良いとされており、

逆にそれよりも接近してしまうと

十分なスペースが確保できないだけでなく、

物を落としたり

お湯をこぼしたりしてしまう

可能性も否定できません。

 

ただ、1メートル20センチ程度

離れていたほうがよいといっても

極端に距離が長くなってしまうと

無駄な動きが生じてしまうため、

作業効率が落ちる場合もあります。

 

これは学論的な話しで

同じ動きをしても

個人差が色々とあって

身体的な特徴や普段の身動きによっても

随分と寸法の理論が変わってきます。

 

人の動作分析は普段の動作に対して

家という暮らす場所が以前と

環境が変わるところへの

視野も考えておく必要がありますからね。

 

同じ家が新しくなるのではなくて

全く別物の家に自分の寸法を持ち込んでも

それは決定的におかしくなります。

 

癒合させることが必要で

以前の家での寸法値と

新しい家のカタチに対しての寸法値。

 

この意味は大きいですからね・・・・・・。

 

間取りを考えるにあたっては、

その種類をよく分析しながら

検討しておく必要があります。

 

キッチンに話しを戻すと

最近はアイランド型スタイルが

流行っていますが、

リビングを向きながら

料理をすることができる点は

大きな魅力といえます。

 

テレビを見ながら

料理をすることができるだけでなく、

子供が小さいうちは

リビングで子供を遊ばせておき

料理を作りながら見ることが可能です。

※キッチンに角度をデザインした眺める向きを変化させるキッチン(トーヨーキッチンスタイル)

 

ある程度広いキッチンを

手に入れたいならば、

L字型や角度をデザインするキッチンにすると良いです。

 

ものをたくさん置けるだけでなく、

十分なスペースを

確保することができるからです。

 

ただ、設計の段階である程度

広いスペースがなければ

これを実現する事は難しくなりますので、

その点は要注意になります。

 

それ以外でも、

壁にくっついているI型キッチンも多いですし、

十分なスペースを取ることができない場合は

I型が便利・・・・・。

 

それぞれの特徴と家事スペースと

使い方を連動させて

暮らしの中心となる時間を

過ごす場所の事と過ごし方を、

丁寧に考えてみませんか?

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように。

 

暮らしの環境を紐解きながら

住まい手さんに見えていない

現実と理想のギャップを詰めながら

暮らしの「質的向上」をいつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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