奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしと収納と整理整頓のしやすい環境設計は暮らしの空間の充実を設計するデザインであるよう住まい手さんの暮らす環境を考えるように、環境改善という間取りと収納の工夫。

2024年01月16日 | 収納・片付け・暮らし・インテリア

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※対面式キッチンのあるLDKに設けたカウンター横の収納スペース

 

心地よく日常を暮らす空間。

住まいはそんな場所で

ある事によって、

過ごし方の質も

気持ちの余裕も変化します。

※対面式のI型キッチンの横に設けたパントリー兼収納スペース(写真奥側)

 

視界に入る部分が

気持ちよく感じる為には

一般的には「すっきりしている事」が

望ましいかも知れません。

※趣味室として設けたロフトスペース(コレクション陳列収納)

 

※趣味室として設けたロフトスペース(コレクション陳列収納)

 

そういう事で考えると

心地よく住まいを感じるには

「片付け」が必ず連動してくると

考えた方が良いかと思います。

 

暮らしの環境と整理整頓のしやすさ。

 

そして、

その話をする際に、

モノと人の関係軸として

片付け上手な人

片付けの下手な人の違いも

関連が重要となってきます。

 

付けが下手な人の特徴としては

全てが当てはまる訳ではありませんが

要らないものを捨てられない・・・・。

というところ。

 

「いつか使うかも」とか

「思い出が有り捨てられない」などの

様々な思いが重なり

捨てる勇気が出せないでいます。

 

片付け場所がシンプルではなく

複雑になっているという事も

間取り上の難点

だったりする事も有ります。

 

物が整理されないまま

あちこちにあるので、

一見片付ているようにみえても

なかなか探せなかったり、

同じ物が

いくつも出てくる事も

よくあるかと思います。

 

使い終わったものが

そのままになっている。

使い終わった時に

直ぐに元に戻せばいいのに

「後から戻そう」とか

「またすぐ使うし」とか

理由を付けてそのままに

なってしまっている事もあるのでは?

 

片付け上手といっても

実は整理整頓の仕方にも

種類が沢山有り

サイズで区分する場合

使い勝手で区分する場合

物の出し入れの頻度で区分する場合等

様々な区分が存在していて

多くはその区分の仕方と

実際に運用している

区分の仕方が繋がっていない事が

多いかと思います。

 

一方で、

片付け上手な人は、

まず物を見直すことから

始めています。

 

また、空間の有効利用を考え、

自分が使いやすい、

動きやすい空間をイメージしています。

 

よく整理収納のお話しにも

出ていますが

基本的には

まず3つに分類する事・・・・・。

 

片付けたいモノを全部出して、

「今使っている」

「今使っていないから処分」

「使っていないけど処分に迷う」の

3つに分けます。

 

使っていないけど処分に迷う」モノは、

「迷う」という判断が

できていると考えます。

 

袋や箱にひとまとめにして、

目につく場所に置いておきます。

 

すぐには捨てられなくても、

「なくても困らない」と気付けると、

ある程度は

処分することが出来ます。

 

そして「今使っている」と判断したモノだけを、

もとの収納場所に収めていきます。

 

特によく使っているモノを、

一番手の届きやすい場所に

収めておきます。

 

使用頻度の低いモノは、

高い位置や収納場所の

奥の方でも問題ありません。

 

ものを循環させる事としては

「使ったら戻す」と

「ひとつ買ったらひとつ減らす」

という2つのやるべきことがあります。

 


「使ったら戻す」については、

当たり前といえば

当たり前なのですが、

モノを出して使い終わったら、

元の場所に戻すという作業です。

 


「ひとつ買ったらひとつ減らす」は、

買物の前に処分するモノを決めておいて、

新旧を交換させるつもりで、

家の中のモノの

総量を増やさないようにすることです。

 

不用品の処分は、

決してむずかしいことではなくて

自分にとって

家族の暮らしにとって

不必要なものを手放すことで、

空間にも余裕が生まれて

「片付け」が段々と

簡単になっていきますから。

 

多くのモノを

一度に解決しようとせずに

段階を踏む事が大切。

 

暮らしの空間に余裕が生まれる事で

解決出来る問題も

いろいろとあるかと思いますよ。

 

家づくりの新築やリフォーム

だけではなくて

模様替えや空間の使い勝手を

整理整頓する事で

日常を見直してみませんか?

 

過ごす場所の状態が

良い意味で変化する事により

生まれる効能も大きいですよ。

 

家時間での過ごし方も

上質な空間に。

 

住まい手さん自身の

現状把握という時間。

 

暮らしの環境は「それ」で

良い意味で大きく変わりますよ。

 

暮らしの現状を見直しはながら

実情を冷静に見つめる為の

事前の検証の時間を丁寧に。

 

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ

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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
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近くで工事をしていると言ってくる急な訪問業者にはご注意ください、名刺も名前等もウソの場合も多いので。

2024年01月16日 | 暮らしの事イロイロ

 

急な訪問業者には

ご用心ください。

 

以前うちで

リフォームをして下さったお客様から、

近頃こんな相談が増えています。

 

近所で工事をしているという、

塗装業者を名乗る人が急に来て

屋根が浮いているから

早く直した方がいいと言われた。

 

本当にその通りなのかが

心配なので見てほしいです

というもの。

 

ちょっと不安になる話ですよね。

 

そして工務店や

専門業者さんを連れて

その方のお宅に伺って

屋根を点検しますが、

何の問題もないのです。

 

このように、

・突然訪ねてくる。

・家主の不安を煽ることを言う。

・今すぐ工事を迫る。

 

これがいわゆる「悪質リフォーム業者」の手口です。

 

悪徳業者は

こんなことを言ってきます。

 

すぐに対策しないと

大変なことになると不安を煽り、

「今すぐなら割引きができる」

「保険金が下りるから安く工事ができる」

などと言葉巧みに

工事契約をせまってきます。

 

そして前金等を

支払ったとたんに

音信不通になるという

事例もたくさんあるんです。

 

このような悪徳業者に

引っかからないためには、

焦って行動しないことが大切。

 

その場ですぐに

作業してもらわないように。

 

まともな業者であれば

家の工事をする時には

丁寧に現場を確認し、

それを踏まえて

お客様と話し合いを

重ねるハズです。

 

不安を煽るような

飛び込み業者が訪ねてきても、

相手にしないように。

 

もし家の状態が心配なら、

会社の所在も担当者の顔も明らかな、

情報が開示されて業者に

連絡してみてください。

 

それが一番安心できる方法ですよ。

 

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