奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

過ごし方と過ごす時間によって変わる椅子の選び方、インテリアの要素も大切にしながら過ごしやすさを兼ね備えた椅子を空間の設計デザインと同じく心地良さの意味を紐解きながら考えるように。

2023年11月15日 | インテリア 家具 IDC大塚家具

 

過ごし方と

過ごす時間よって変わる

椅子の選び方。

YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールーム

 

椅子に座って何をするのか?

 

椅子に座っている時間が

重要という事。

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールーム

 

椅子は毎日の暮らしを支える

重要な家具のひとつです。

 

家で寛ぐ時、

作業をする時、

椅子があるのか無いのか、

そしてどのような椅子で過ごすかで

身体への負担も

大きく変わってきます。

YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールーム・空間展示

 

その椅子はどのように選べばよいのか?。

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールーム・空間展示

 

デザイン?

重量?

それとも丈夫さなのか?

 

どれも大事なポイントです。

 

しかし、それと同等に大切なのは

そこでの過ごし方と

そこで過ごす時間の事です。

 

つまり「椅子に座って何をするのか」と

「椅子に座っている時間」です。

※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールーム・空間展示

 

 「過ごし方」による椅子の選び方。

 

適切な椅子選びは

そこに座る人の過ごし方、

つまり「何をするのか」

という事によっても変わってきます。

 

長時間のデスクワークや作業。

 

まず、長時間のデスクワークや作業には

快適な座り心地身体への

サポート性が重要。

 

腰部へのサポートがある椅子で、

背筋をまっすぐにして

正しい姿勢を保つ(ことができる)のが

大切となります。

 

さらに拘るのであれば

腰椎を適切に

サポートする機能があるものだと、

より快適な座姿勢をたもつことが

出来るはずです。

 

次にダイニングテーブル等で

食事を楽しむ場合。

 

心身ともにリラックスできる

快適なものを選びたいところです。

 

食事の時間は

単なる栄養補給ではなくて

家族や友人との

コミュニケーションの場でもあり、

自分自身の大切な時間。

 

一日の中で自宅にいる際、

一番長い時間を

そこで過ごす可能性もあります。

 

必然、椅子の使用時間は増えるので

耐久性も重要です。

 

食事の場所であることから

衛生面にも優れている方が良いです。

 

汚れが付きにくく、

可能であれば

掃除が簡単な素材を選んでおくと

後々の負担も少なくて済みます。

 

リラックス時間を確保する、

あるいは効率的な休憩をとるためには、

肘掛けを擁した

アームチェアがおすすめです。

 

快適にくつろぐためには、

背もたれ部は直立ではなく

ある程度の傾斜がついていると

リラックス感が増します。

 

椅子選びはそこでの過ごし方、

つまり何をするのかだけではなく、

そこで過ごす時間によっても

変わってきます。

 

その場にどのくらい着座しているのか?

という違いです。

 

一度の着座時間が数分

という人もいれば

1時間以上という人もいます。

 

それは状況によっても

変わるかもしれません。

 

短時間を過ごす椅子と

長時間を過ごす椅子では

選ぶポイントも変わってくる訳です。

 

長時間過ごす場合の椅子の選び方・・・・・。

 

長時間の着座の際には、

その椅子に座り心地や快適性は

欠かせません。

 

椅子はインテリアなので

見た目もたいへん重要ですが、

デザイン優先で選んでしまうと

座りづらく長時間過ごすことができない、

ということになるかも知れません。

 

体圧分散がしっかり計算された、

つまり適切なクッションがある椅子や

身体の形状を考えた

板の座面の椅子を選ぶように。

 

スペースに問題がなければ

アームチェアを選ぶことをお勧めします。

 

腕にも少なからず重さはあり、

その重さをひじ掛けに置く=預けておく

そうする事で長時間座っていても

肩や腰への負担が軽減されます。

 

また、背もたれが身体の自然な曲線に

フィットするようなものや、

腰部をしっかりと

サポートしてくれるものが

理想的だったりします。

 

背もたれの高さや傾きなど、

自身の身体に合っているかも

確認するように・・・・・。

 

人の体型はそれぞれですので、

座り心地がフィットする椅子も

また個々に異なります。

 

最後に足裏がしっかりと

地面に着くかどうか?

という面も確認です。

 

踵まで床にしっかりと

着いているのが理想ですが、

店舗で試座する際にも

可能な限り実情に近い状態、

スリッパや裸足になってしっかりと

確認し調整できるり環境が最良です。

 

僕がいつも間取りプランや

家本体の設計に交えて

家具選定のアドバイスを兼ね

事前に家具やインテリアショップへ

ご案内させていただくのは

そういう意味もあるからです。

 

空間やイメージに

似合う似合わないも重要ですし

使い方のシーンや

自身へのフィット感も重要。

 

そして、そのような調整を

してくれる家具販売店に

ご案内させていただいています。

 

椅子選びの際には座り心地、

耐久性、軽さ、

デザイン等どれも

大事な要素になってきますので

自分自身の暮らしを振り返りつつ

これから過ごす

住まいでの居心地をイメージして

優先順位を考えるように。

 

人間工学的な数値の計算のうえで

製作された椅子は

基本的にはどれも心地よく

長い時間座ることができます。

 

空間に最適でありつつ

ご自身にとっても

最適な暮らしの「ギア」として

椅子の事を考えてみませんか?

 

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住まいの新築やリフォームで考えておきたい間取り検討の事、設計とデザインの方向性で、たとえばトイレスペースの位置を間取りのどのようなところに配置してどのような向きでどのような扉を採用するのか等々。

2023年11月15日 | 家 住まい 間取り プラン

近いと音や臭いの問題が・・・。

 

リビングに近い場所にあるトイレは、

メリットもありますが

デメリットもあります。

※間取りからトイレスペースを考えるという事も重要

 

例えばトイレが玄関や廊下など

リビングから離れた所だと、

移動をする際に温度差を感じますし、

トイレの室温も

夏は暑く冬は寒い状態になります。

 

ですから、

いつも適温に保たれている

リビングの近くにあれば、

温度差が小さくなるという

メリットがあります。

 

一方のデメリットには、

音や臭いなどの問題があります。

 

設計方法によっては、

トイレの音が

リビングに聞こえてしまうということも・・・。

 

これは家族でも気になりますが、

来客時にはさらに気になります。

 

トイレの戸は、

引き戸に比べて

密閉度が高い開き戸のほうが

音や臭いの対策になります。

 

しかし開き戸は、

内開きだと

トイレ内で人が倒れた場合に

戸が開けられなくなりますし、

外開きだと廊下移動の際に

スリッパの履き替えや

人の移動が手間になることも多くなります。

 

今回はトイレで例をだしましたが

家造りでは、

どのような部屋に関しても

このような

メリットとデメリットが交錯します。

 

大切なことは、

それを理解して

自身のスタイルにあったものを

選択するということです。

 

空間としての心地良さを

丁寧に考えてみませんか?

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