忙しい、を連発していると癖になるが、少しは山を越えたかなあ、と感じる昨日今日。
考えてみれば、これまで悠長な仕事をしていた。多少たて込んでも、いくつも仕事を重ねることもせず、順番にこなしていた。また、記事のアイデアや構成がうまくわかない際は、山歩きをするとか、町を歩き回るとか、夜バーで一人佇むとか、それなりの作法があった。
それが同時に何本も平行して進行させるという真似をすると、頭がパンクする。しかし、山にも散歩にもいけない。もちろんバーにも行けない。身体を動かすのは、なんとスーパーマーケットの中だけ。車で行くから、往復も歩かない。
そこで苦肉の策は、スーパーマーケットで森林浴。
野菜売り場で、緑に親しむ……
肉や魚売り場で、アウトドアと野生を感じる……
乾物や加工品売り場では、表示を読んで想像力を養う……
おお、最近ではメカブまで中国産かとか、マンゴーの缶詰が100円で買える秘密とか。見た目は同じ商品でも価格に差があるのは、どこにからくりがあるのかとか。
原材料の秘密に気づく。蕎麦なのに、原料のトップに書かれているのは小麦粉であることや、肉加工品の上位に大豆たんぱくが並ぶわけを。
その合間に、晩飯のメニューも考える。この肉とあの野菜を組み合わせて、和洋中華、どの味付けにするか……。すると、天啓がひらめきアイデアも浮かぶのだ。いや、晩飯の献立ではなく、記事のアイデアである。
こんな生活、送っていていいのかなぁ。足が萎えるぞ。
基本的に自炊の私は日常的にスーパーで農林水産を、感じ…
なのに最近ときたら歩くのは駅までだけ。帰る頃にはスーパーも閉店、
コンビニ業界に親しんでいます。
情報収集はやっぱり歩いてまわりたい。
ネットはお手軽なんですが、そればかりだと実感が希薄な気がする…
でも歩いて回る人手も時間もないなら仕方ないのかな。
ちょっぴり歎いてみました(^_^;)
でも、コンビニの商品からだって、海の向こうの事情を想像できたり、商品を開発した人々の顔や流通させているシステムがうかがえますよ。それらの技術やノウハウを、林業界にも応用できぬものか……。
情報を足で稼ぐのは、私も本職です(^^;)から頑張らねば。
もう、スーパーマーケットの野菜売り場で森林浴するのはヤダ。