大阪城公園の花見に参加。
この花見は、神戸のまろうど社という出版社?が主催しているのだが、今年で16回目。
このまろうど社の社主(というのかなあ)は私の古くからの友人なのだが、彼が阪神淡路大震災で被災した年に開いたのである。彼は、ジャンバーに無精髭という、いかにも「被災者!」という姿で参加(^^;)。彼は、大いに酔って乱れたのであった。
花見自体は、その前から友人仲間で時折開いていたが、この年がエポックとなった。翌年より彼が主催者となって、毎年花見を呼びかける。
毎年ゲストを迎えるが、今回は小劇団の3人。彼らにジャム・コントを演じてもらった。その場でお題を集めて,即興で演じるコントである。これは、面白かった。ただ、「桜の木の下に埋まっている死体」にストーリーは展開してしまった……。
本ブログでも、幾度か紹介したことがあったが、常に何かハプニングが起きている。今年の場合、それは、暗さだ。
いつもペットボトルのロウソク立てているが、なんか今年は暗い。
なんたって、周りに一つも酒席がない。つまり、花見をしていないのだ。我々だけの花見でいつもごった返していることを思えば異例である。
それにしても、これでは被災キャンプではないか。
なんだか、もの寂しいぞ。いよいよ、被災地気分。
まあ、私は、福島県産の日本酒を持参し、大いに東北支援を訴えたのだけど、この雰囲気は自分たちが被災者だ。
もう一つの想定外と言えば、その寒さである。底冷えする。とても花見の季節の気温ではない。私は、下に敷いたブルーシートを身体にまきつけていた。
ああ、いよいよ被災者気分……。
でも、所詮は一夜のことよ。
やっぱり桜も紹介しておこう。静かな城内でしんみり(そうでもないか、結構騒がしかった)花を見上げるのもよいものだ。
確かに花見の写真には見えない。
コビトもビックリしますなあ。
いつもの花見客見物ができず。
こんなに誰もいない花見って、本来の目的を忘れそうじゃ。。
でも、桜の下の凍死体にならなくてよかったです。
当地山梨ではアウトドア用にペレットコンロも開発されましたよ~。
昼間から酒を飲んでいてはこの時期まずいですかね?
ロウソクとブルーシート、それに差入のおにぎりかじると、被災気分が味わえます。
考えたら阪神大震災の時と同じで、昔を思い出すにはよい舞台設定だったかも。
ちなみに公園でコンロは使えません(^^;)。
だから酒飲んで温まるしかないのです。