ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

玉原高原を黄葉散策 3日目 1/2 ――― 玉原ダムから迦葉山へ

2015年11月11日 | ハイキング/谷川連峰

2015/10/14  夜明け前、まだ暗闇の中で、昨夜同様フクロウが鳴いていました。同じ個体だと思います。この周辺が縄張りなのでしょう。二度目で馴染みになっていますから、不気味な印象はなくなりました。愛着さえ感じます。
雨も夜のうちに上がり、木の葉から落ちる水滴の音はうるさいものの、今日の好天は約束されているようです。

5時にアラームが鳴りました。今日はテントを撤収し、すべての荷物を背負って迦葉山(かしょうざん)経由で下山します。


▲昨日の朝も食べたワカメラーメン。黒く見えるのがワカメです。最初から具が入っていると、山では便利ですね。昨晩の高野豆腐も半分残っていたので、食べました。6:24ころ。

 
▲お隣りのテントスペースです。キャンプ場はブナ林の中にありますから、ブナの実はそこらじゅうに落ちています。7:50ころ。


▲出発の準備が整いました。僕たちにしては早めの完了。7:52ころ。


▲キャンプ場を玉原湖へ向かって歩き始めました。8:08ころ。


▲車道を行くと、玉原ダムが見えて来ました。中央の山は昨日登った尼ヶ禿山です。8:38ころ。


▲玉原ダム脇の広場にはトイレがあります。ここは開いているはずと目星を付けていましたから、予想通り使用可。綺麗なトイレでした。8:44ころ。


▲玉原ダムの上を歩きます。風が吹き渡り、少し寒いくらい。尼ヶ禿山が。8:57ころ。


▲ダムから南の方角を眺めました。中央の山が迦葉山(かしょうざん)1322.4mです。9:07ころ。


▲中央に武尊山2158.0m、左に鹿俣山1636.7m。9:09ころ。


▲玉原湖畔の林道を進みます。9:12ころ。


▲昨日下山して来た場所から、今日は登ります。9:21ころ。


▲気持ちの良いブナ林の中を登って行きます。9:33ころ。


▲少し赤みが混ざる方がやっぱり秋の山らしくていいですね。9:51ころ。


▲昨日は右からここへ来たのですが、今日はここから左へ向かいます。9:52ころ。


▲ホコリタケです。味はありませんが、食用になります。食べたことはあるのですが、上手に料理しないと味もそっけもないですね。10:10ころ。


▲植生も変わってきました。植林も現われます。10:17ころ。


▲カエデですね。やはり紅葉の女王様! 10:28ころ。


▲ずうっと下って来て、しばらくは平坦な地が続きました。標高1170m前後です。このあたりもブナ林です。11:03ころ。


▲紅葉の美しい木がありました。ハゼの仲間なのでしょうか? よく分かりません。11:16ころ。


▲地図にも途中の標識にも「白樺湿原」と出ていますから、さぞかし美しい湿原なんだろうと期待していました。一ヶ所だけ湿原と言うか、沼地のような狭い場所がありました。藪の隙間からしか見えません。もしこれが白樺湿原なら完全に名前負けしていますね。11:17ころ。


▲綺麗な白樺湿原で休憩しようと、休まずに歩いていました。結局、おとぎの国の湖畔のような白樺湿原はありませんでしたから、道端で休憩。休憩後は迦葉山への登りが始まります。12:01ころ。


▲これもカエデですね。12:16ころ。


▲迦葉山1322.4m山頂到着です。狭い山頂です。12:18ころ。


▲山頂からの展望も思いのほか狭いものでした。子持山とその右奥に榛名山が見えるくらいです。12:22ころ。

僕は迦葉山に間違ったイメージを持ち続けていたようです。と言うのも、迦葉山の宣伝には数多く接していたので、多くのハイカーが訪れる人気の山だと思っていたのです。山頂は広々としていて、平日でもハイカーがたくさんいるような、そんな印象を抱いていたのです。
下山後には理解したのですが、迦葉山とはこの山のことではなく、迦葉山弥勒寺、つまり山麓のお寺のことなんですね。迦葉山弥勒寺の観光宣伝に僕は接していたわけで、僕が勝手に山へのハイキングの宣伝だと早とちりしていたと言うわけです。


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