ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

Mちゃんも一緒に三人でスイーツを食べ、熊本城見学へ

2016年02月06日 | 熊本起点の旅や遊びなど

2016/1/4  もともとの心づもりでは、今日は3人で昨日より少しレベルの高いハイキングに行く予定でした。でも、自動車道路を2時間近くも歩かせてしまいましたから、Mちゃんは「足が痛い」と言って、行きたがりません。行けないこともないと思いますけれど、そんなに無理をする必要もありませんし。ハイキングどうのこうのと言うより、Mちゃんは昨日のスイーツに関する約束の方が大事なんです。
そんなこともあって、熊本の中心街に出て、久し振りに熊本城見物をすることにしました。

まずはスイーツです。交通センターからスタートし、下通のアーケイド街を進みます。Mちゃんに入りたい店を選ばせます。女の人にはありがちですけれど、Mちゃんも女の子。なかなか店を決めることが出来ません。やっと選んだかと思うと、普通のどこにでもあるチェーン店。それじゃあ詰まらないからと、本当はMちゃんが選んだ店なのだからそこでいいのだけれど、僕の一存で、却下! 結局、デパートの鶴屋に行き、スイーツのお店に入ることにしました。モロゾフのお店だったように記憶しています。僕もS子もランチを食べましたけれど、Mちゃんはここぞとばかりにたくさん食べていました。やっぱり女の子なんですね。スイーツは完全に別腹のようです。


▲S子とMちゃんが先を歩いています。須戸口門から入りました。15:03ころ。


▲時代劇でそのまま使えそうな場所がたくさんあります。15:07ころ。


▲これは何門というのでしょうか? 闇(くらが)り通路への入り口です。15:09ころ。


▲天守閣が出現しました。15:11ころ。


▲本丸御殿を見学しました。以前、出来てから比較的すぐに訪れた際には説明板などほとんどなかったのですが、今回は充実していました。ここは大広間。15:47ころ。


▲大広間の縁側です。15:48ころ。


▲縁側から左の建物を見ました。この建物の地下に闇(くらが)り通路が通っているのです。15:48ころ。


▲若松之間です。藩主が家臣と対面する部屋だったそうです。15:49ころ。

この再建された本丸御殿の素晴らしいところは、可能な限り昔と同じ姿に、昔と同じ方法で再現されている点です。柱も壁も襖も屋根もすべて江戸時代そのままの再現なのです。この絵も歴史学者や日本画家などの意見を集約し、「こんな絵であったろう」と言える絵を当時の手法そのままで描いているのです。


▲昭君之間です。中央の白馬に乗った女性が王昭君だと思います。中国4大美人にあげられるほどの美女。ただ、匈奴に政略結婚させられた悲劇の女性だったようですね。15:50ころ。


▲昭君之間。15:51ころ。


▲昭君之間の天井は漆塗りの折上げ格天井で、60枚の草、木、花が描かれています。薬用植物のようですね。復元調査の過程で発見された「御城内昭君之間格天井図」に基づき京都の絵師が描いたのだとか。本格的! 15:51ころ。


▲本丸御殿を出て、天守閣の最上階に行きました。そこから見た本丸御殿です。これだけ復元しても、まだ本来の本丸御殿の半分以下なのだそうです。16:10ころ。


▲天守閣から西方を眺めました。右に宇土櫓が見えています。西南戦争でも焼けなかった唯一の櫓です。天守閣はもちろん焼け落ちましたから、現在の天守閣は鉄筋コンクリート造りです。その先には西出丸や二の丸広場が見えています。16:13ころ。


▲宇土櫓です。国の指定重要文化財。この櫓だけが慶長年間(1596~1614)から残っている唯一の建物。僕は熊本城でもこの櫓がいちばん好きですね。16:37ころ。


▲西陽に映える天守閣。大天守と小天守です。風格のある城らしい城ですね。16:37ころ。

熊本に帰ると、何度かに一度は必ず熊本城へ行きます。本当は毎回でも行きたいのです。熊本に住んでいる市民は、忘れがちでしょうが、熊本城は本当に素晴らしいお城。誇らしい存在です。


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