ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

孫惣谷(まぐそだに)の御供所(ごくうしょ)を探索しに行って来ました 1/2

2015年01月28日 | ハイキング/奥多摩

多摩川には数多くの支流があります。なかでも奥多摩駅の前で分かれている日原川は、大きな支流のひとつ。その日原川の主要な支流の多くには林道が延びています。
川乗林道、倉沢林道、小川谷林道、日原林道(これは本流ですが)などです。僕はそれぞれの林道沿いのいろいろな沢や尾根を幾度も訪れました。

でも、孫惣谷林道だけは記憶に残っている範囲ではたったの3回しかありません。
1回目は記憶にないほど遠い昔です。どんなルートを歩いたのかも覚えていません。石灰岩採掘現場には大きなトンネルが掘られていて、そのトンネルが所々で外から見えるように窓があいていて、トンネルの中をトラックが通っているのを見たのです。他の山での印象と混沌と融合してしまっているのかもしれませんが、御供所を通り(そのまま林道を歩けたように思います)、梯子坂ノクビレを通り、天祖山へ登ったように思えるのです。夢想の中で作り上げられた記憶なのかもしれませんが・・・・
2回目は20数年前のことでしょう。S子とM田さんと3人で小川谷の支流、鳥居谷を遡行し、ウトウノ頭へ至り、ウトウ沢を下降しました。孫惣谷林道を歩いて帰ったのです。
3回目は2008年11月のこと。S子とW島さんと3人で孫惣谷林道を途中まで行き、オロセ尾根を登り、篶坂ノ丸経由で材木小屋尾根を下降したのです。

で、孫惣谷林道の奥をちゃんと歩いてみたいと前から思っていたのです。それで今回、まずは御供所付近までは、と思い、S子と出かけることにしました。

2014/12/13  寒い朝でした。翌日が衆議院選挙の投票日ですから、登山者は少ないだろうと思っていましたが、とても多くいます。若い人たちが多いですね。中高年の登山者の中には、冬眠する方が多いようなのですが、若者はさすがに元気で、冬眠はしないのでしょう。

臨時バスが出るほど多くはありませんでしたけれど、冬に東日原行バスが満員になることは珍しいことです。


▲東日原バス停を降り立つと、目の前の石尾根の北斜面に白いものが見えます。霜なのか、雪なのか? どちらなのでしょう? 9:07ころ。


▲稲村岩です。毎回おなじみの景色ですが、今日は岩の左のコルにお月さんが見えたので撮りました。9:09ころ。


▲小川谷橋です。この橋を渡ると、右へは小川谷林道、左へは日原林道となります。9:32ころ。


▲日原林道を歩いていると、途中の水溜りが凍っていました。山ですから当たり前のことでしょうが、町から来ると新鮮に感じられます。9:57ころ。


▲八丁橋に着きました。これを渡って、孫惣谷林道が始まります。10:05ころ。


▲孫惣谷林道は最初どんどん高度を上げていきます。10:21ころ。


▲道端の枯葉に白いものは見えます。霜かな?と思っていたのですが・・・・ 10:47ころ。


▲左には谷を渡る導管が山腹から出て来ています。前方には建物も。そろそろ鉱山の領域でしょうか? 10:50ころ。


▲十兵小屋(十兵衛)窪でしょうか? 10:55ころ。


▲対岸を見ると、斜面が白くなっています。霜なのか昨晩雪が降ったのか、分かりかねますね。10:58ころ。


▲あれこれ思っているうちに林道脇に出てきたのがこれ。雪です! やっぱり昨晩、少しだけ雪が降ったようですね。11:00ころ。


▲この鉱山の事務所でしょうね。11:02ころ。


▲焼小屋窪かな? 11:05ころ。


▲焼小屋窪の様子です。短い沢のはずですが、これだけ見ると、登ってみても良さそうです。11:06ころ。


▲燕岩でしょうか? 11:13ころ。


▲ウトウ沢だと思いますが、出合付近の林道が一部凍結していました。11:19ころ。


▲ウトウ沢です。この沢を下降したことがあります。11:20ころ。


▲石灰岩の採掘現場が見えてきました。11:20ころ。


▲これを自然破壊と見るのか、人類文明の必要要件と肯定するのか、考え方は多様でしょうけれど、僕自身の生活の一部であることは否定できません。11:21ころ。


▲このあたりの孫惣谷の水はどこへ行ったのでしょう? 11:26ころ。


▲今回の目的のひとつは御供所の場所や様子を確認することです。
ここから先は構内立ち入り禁止なので登山者は林道を進むことが出来なくなります。ここまでは御供所はありませんでした。11:27ころ。


▲この看板のところから登山者用の高巻き道へと入ります。11:28ころ。


▲こんな感じでスタート。あまり整備はされていない山道のようです。11:29ころ。

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