お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

お爺さんは蔵王の山へもみじ狩り

2013年10月30日 14時18分55秒 | Weblog

 平成25年10月29日(火)晴れ。蔵王の山のもみじが今が盛りとテレビで知り、お爺さんは蔵王の山へもみじ狩りに出掛けました。先ずは山の神刈田神社へお参りに上がります。途中自転車の青年に会ってびっくりします。

 二年ぶりの‘お釜’に御対面です。平日のせいか御老人の姿が多く見られます。

 高い所に建つのは‘刈田神社’です。老体に鞭打ってこれからあそこまで登ります。

 ここへ来ると若い人の姿もちらほら見られます。

 刈田神社へPPKをお願いします。

 絵になるかな~とアングルを考えます。

 エコーラインのもみじ二題です。

 蔵王ラインのもみじ二題です。

 ドッコ沼へ訪れたのは何十年振りだろう。記憶の外です。賑やかなウインタースポーツを前にあくまでも静謐で、感傷的にもなります。お茶も欲しくなって家路に着きます。


立石寺根本中堂特別御開扉・・・お礼参り

2013年10月23日 16時36分31秒 | Weblog

 平成25年10月23日(水)霜降 晴れのち曇り。立石寺根本中堂 御本尊薬師如来 特別御開扉が平成25年10月26日(日)~10月26日(土)までと聞いて、嬶様が山寺へお礼参りに行くというので同行します。どんなお願いした御礼か?5月の御開帳と御開扉がどう違うのか?知る由もございません。

 昨日の雨が嘘のように青空を背に天狗岩が雄々しく迎えてくれます。もみじはまだ早いようです。

 根本中堂の登り口は御開帳の時と違い閑散としています。

 石段を登りきると参拝者で賑わっています。

 先ずは、線香を手向け本堂へと足を進めます。線香の煙を浴びると厄を落とすと申しますが、燻製にならぬ様ほどほどにします。

 御本尊の薬師如来に手厚く参拝し、脇侍の文殊天と毘沙門天にお眼通りをいただき、法灯を仰ぎみて根本中堂を退出します。小学生のお目当ては文殊天のようです。

 山形市金井小学校の二年生だそうです。文殊様の御利益に次にいただく通知箋が楽しみです。

 このお地蔵さまとは初の御対面です。「気付かなかったな~」と傍の看板の墨書を見ると‘橋殿’(?)と記され、地蔵さまの頭を撫でると知恵がつくというのです。今から付くのは悪知恵だけなので「認知症にならないように」と頭を撫でます。

 御神木の大イチョウは慈覚大師のお手植えと伝えられています。860年の開山ですから樹齢1100年以上ということになります。

 

  帰り道は長い石段から始まります。年寄りは下りの階段は気をつけなさいと言われています。

 ソロリ、ソロリと足元を確かめて下ります。下り終えたところに‘煩悩の数108’の標識です。石段の数?下るのに精いっぱいで数える余裕など持ち合わせありません。

 一仕事を終えお菓子屋さん‘商正堂’を覗きます。小腹がへっているので涎をこらえられず、セルフサービスのお茶をいただきながら‘ふ餅’と‘揚げまんじゅう’を御馳走になります。ふ餅は大きな胡桃の実が入って食べ応えがあり、今日の昼食と代わります。ふ餅は‘がんづき’とも呼ぶそうです。

 山寺駅前の老舗山寺ホテルは宿泊業を廃業し、展示場になってるようです。時代の流れでしょうが保存したい建物です。

 山寺からの帰り天童市舞鶴山ふもとの狭い通りを進み‘腰掛庵’に立ち寄ります。お目当ての‘醸まん’は既に売り切れです。

  120年前に建てられた蔵座敷で‘栗名月’と‘わらびもち’を抹茶うけにいただきます。嬶様からの今日のご褒美です。我慢できず栗名月をフライングしてしまいます。今日は心地よい疲れに甘味をいただき、満足満足の一日です。


一ぱいやはいつも突然に!・・・日展入選を祝う

2013年10月22日 10時14分41秒 | Weblog

 平成25年10月21日(月)曇り。街灯に灯がともる5時過ぎ電話が鳴ります。「一ぱいやまで出でませ~い」の声です。一ぱいやはいつも突然です。

 もっきり酒に煮込み、焼き鳥の肴を頼み、ツチヤ画伯、チーさんとツチヤ画伯の日展初入選を祝います。おまけに女将さんに初孫誕生したそうです。「なにはともあれ、カンパ~イ!」祝い事の酒は殊に旨いものです。


踏鞴・鞴まつり・・・から足でなかったみたい

2013年10月21日 09時46分40秒 | Weblog

 踏鞴(たたら)・鞴(ふいご)まつりは平成25年10月20日(日)、雨のなか鳥海月山両所宮で開かれました。懐かしい鞴の字句に魅せられて初めて覗いてみます。

 これが踏鞴らしいのですがまだ準備中のようです。煙を見ただけで哀愁感が漂います。

 トンチンカントンチンカンの懐かしい音に、思わず♫暫時(しばし)も休まず槌うつ響き 飛び散る火の花走る湯玉~を口ずさみます。こうして山形名産打ち刃物ができるんですね。

 しゅー、しゅー、しゅーの軽やかな音と共に火が赤々と燃え盛ります。小学生の頃、近くの鍛冶屋で槌と鞴あのリズミカルな音と、ジュ~と水蒸気が辺り一杯に広がる焼き入れに好奇心を掻きたてられよく見に行ったものです。

 舞台の上では和太鼓の演奏がはじまりますが熱心な観客は一人です。辺りにはフリーマーケットや屋台が軒を並べ、子どもらはまだ食べ物屋台に夢中です。

 「切れ味がいい山形名産打ち刃物よ。刃物の刃も砥ぎますが、あなたの歯も私が砥いで上げますよ!」元気なおばさんの口上に剪定鋏を買い求めます。古き良き時代の郷愁をひと時味わいます。

 辞書を見ると、踏鞴祭り・鞴祭りは11月8日に鍛冶屋・鋳物師(イモジ)など鞴を使って仕事する職人が、稲荷神または金屋子神を祭り、鞴を清めて祝う行事だそうです。


山形東高同窓会・・・総会・表彰式・まつり

2013年10月20日 15時42分49秒 | Weblog

 山形東高同窓会・総会・表彰式・まつりは平成25年10月18日(金)、ホテルメトロポリタン山形に県内外から多くのOB・関係者を集め開かれました。

 表彰式を始めるにあたり国歌斉唱です。何せ校歌にある通り♫国家の運命ををしく負わん~ですから・・・

 鈴木先輩(7回卒一行会)と真田先輩(7回卒一行会)が同窓会長表彰を受け、鈴木先輩が代表して挨拶をします。

 浜田同窓会長から喜寿祝賀者へ記念品が贈呈され、木村先輩(6回卒六翠会)が63名を代表して受領します。

 松尾先輩が喜寿者を代表して「私は東高一番の人と一緒に卒業し、80歳まではボケずに7年後の東京オリンピックは元気で観戦したい」とユーモアあふれる挨拶を述べます。

 半田まつり実行委員長(26回卒互一回)が挨拶してまつりの開幕です。

 校歌斉唱。襟を正し指揮者を刮目します。

 浜田同窓会長のあいさつです。「母校は53%が男子47%が女子、可愛いい優しいのが男子強くて逞しいのが女子です・・・同窓会は今後とも母校を支える力になって行きたい」

 来賓祝辞は、結城山形大学長(17回卒)です。

 次は、佐竹山形東校長です。「母校でサッカー部の顧問をしていた当時宮崎インターハイへの出場の機会に恵まれましたが、50余名の部員を連れて行くのに苦慮しました。その時のOBの支援が有り難かった」と述懐します。

 応援団演舞披露です。母校で年々盛んになって行くのはチアリーダーです。

 いよいよ乾杯です。音頭を取るのは日野先輩です。

 東鳩会のテーブルです。「ハチヤ会長が箸付けてから皆さん食べましょうね」この規制のとれた会運営凄いね。

 「俺の頼んだものまだかな~」ミサワくん。ヤッさんとイタサカくんは何を凝視しているのでしょう。

 「二人で一皿平ら上げたの~」「違うよ!」涼しい顔をするのはアラキくんとオカダくんです。

 どこかで見たような国会議員。「2020年のオリンピック開催地はTOKYO!」にも出ていたよな~

 今年のイベントは‘大曾根餅つき保存会’の登場です。サッカー部OBの新関保存会長があいさつをします。出で立ちが雰囲気を和らげてくれます。

 重い杵を持たされ慣れない餅搗き、当番幹事も大変です。掛け声の合わないのが気になります。「でも搗きたての餅は旨かったー」

 「食べるもの食べたし、飲む物のんだしそろそろ帰ろか」とハットリくん。「俺まだごっつおうなてるな」とチバちゃん。

 「写真撮って~」ハチヤ会長には従わねばなるまい。

 「酒の旨いのはこれからだべー」「ええ話おしぇっか!」とミサワくん。「なになに!」と顔を寄せるのはチバちゃん。

 「サダオ大先輩オシャレ!」「見て見て!ピアスだよ。それも校章のデザインなんてナウイ~」「これがほんとの耳章か?」

 次期当番幹事東紋会と東珀会のあいさつです。

  応援団先輩のあいさつ。応援団もチアリーダーに押され、怪気炎はここだけです。

 吉村県会議員が応援歌‘おお勝利’の指揮を取ります。

 万歳三唱してお開きです。「おらだ来年で卒業か?」些か寂しそうな雰囲気が漂っています。

 「サッカー部集合!」別れを惜しんでサッカー部OBが一堂にお澄ましをします。

 「一緒に入って~」スズキ、オーヌマ元顧問も一緒に収まります。

 今夜の東鳩会の反省会です。「じぇ、じぇ、じぇ、エツゾーくんビール飲んでる!」笑顔のエツゾーくん少しも騒がず「気分のええときは俺も飲むっだず!」「私のお酌が好かったの!」とノリちゃん。

 「フーおらだも後3年で喜寿表彰貰って卒業かー」モギくんが感慨にひたります。「元気で楽しくやりましょう!」とコイチロちゃん。束の間の楽しかった秋の夜が静かに更けて行きます。「今日はこれでおしまい!」


月山トレッキング?・・・初雪に触れる

2013年10月20日 07時07分27秒 | Weblog

  平成25年10月18日(金)晴れ。昨日、月山に初雪が降りもみじの見ごろを失するのではないかと心配し、好天も手伝って車を走らせました。

 降雪を前に所々で道路工事がなされ、漸く1時間かかって月山湖に着きます。湖面は茶色のベールを張ったように水が濁っています。台風到来時山形広域水道の水が濁り供給停止になったのはこの間のことです。

 正午恒例の112m大噴水が始ります。これで濁りが取れると一石二鳥となるのですが・・・上手く行きますか?

 月山の初雪を姥沢駐車場から望みます。ブナの葉が漸く色づいたようです。

 姥ヶ岳の草もみじ(?)が色づいているようです。

 吾輩のトレッキングはリフトに乗り、リフト上駅からここまで登るのが精一杯です。もう心臓が勝手にバグバグ動いています。

 月山湖を望みます。それでも結構高いところまで来たんだと一人満足します。初雪に触れてはみますが、これからの冬を考えると感傷的にはなれません。

 頂上の月山神社まで登れない人のために出張所あります。正式名称は月山神社遥拝所だそうです。深深と頭を垂れ往く末の安寧を祈ります。

 草もみじというのでしょうか?下りのリフトに揺れながらシャッターを押します。

 本日の日程はすべて終了します。嬶様からお伴のご褒美として、月山銘水館の地ビールと牛肉の地ビール煮を御馳走になります。


十三夜・・・片見月にならないように

2013年10月17日 14時24分11秒 | Weblog

 平成25年10月17日(木)晴れ。今夜は十三夜です。大型台風26号一過‘後の月’を丸ごと観賞します。陰暦8月15日の芋名月に対し豆名月や栗名月と言うそうですが、持ち合わせがないので今夜は手ぶらです。

 

 先人は、中秋の十五夜に月見したら必ず同じ場所で十三夜も月見をしたそうです。それは十五夜だけ鑑賞するのは‘片見月’といって忌み嫌ったそうです。また、十三夜は日本固有の風習で秋の収穫祭の一つではないかと言われているそうです。名月を眺めているとこれからいい気運に巡り会いそうです。

 思わず月に向かって手を合わせます。台風26号による土砂崩壊の犠牲になられた伊豆大島の方々に哀悼の意を表します。山形市の友好都市だけに身近に感じます。


山形市内をぶらり・・・伊賀忍者が住んでいた?

2013年10月14日 17時08分48秒 | Weblog

 平成25年10月14日(月)は願ってもない秋晴れ、かねてから鑑賞しようと思っていた‘第2回花の会山形写真展’へ散歩がてら出掛けました。会場のナナビーンズまでは40分の道のりです。

 花の会山形の写真展を鑑賞しようと思ったのは、会長のススムくんが昔の職場の同僚でその当時から写真を愛好し、40年ほど歳月を経て活動著しいものがあります。

 これがススムくんの作品ヤマボウシとヤマユリです。「花の写真は優しいようで難しいんだ」とお客さんが評しています。

 写真展を観賞し終わりましたが天気は好し、時間はたっぷりあります。それではと街をぶらりとします。

 昨日‘よしあき祭’で賑った御殿堰は静かです。御殿堰は江戸時代斯波兼頼が整備した五堰のうちの一つです。これらの五堰は戦後過ぎまで農業用水のみに非ずして、生活用水としても住民にはなくてはならない水路として利用されたのです。

 帰路の道すがら宮町の小路に入ると‘旧四日町’の道標が眼に入ります。「ここが四日市だったのかー」と納得しながら道路を挟んだはす向かいを見ると同じような道標に‘旧伊賀町’記されております。脇のプレートを見ると『ここに伊賀の人を住ませ、城主最上義光が火消しの大役を任せていた』とあります。長い間山形に住んでいたのに‘伊賀町’を初めて知ります。

 この社には‘伊賀町豊栄稲荷神社’の扁額が掲げられています。一旦火事ぶれが起こると奥方に火打石を叩かれ、この神社に手を合わせ現場に駆け付けたことでしょう。最上義光は白鳥十郎を謀殺するなど狡猾な印象を強くしていましたが、伊賀忍者の身軽さに着目して火消しの役に付けていたとは知将ですなー「お主!なかなかやるな~」

 市内をブラブラすること2時間。今日は時あたかも‘体育の日’です。


蔵王ダム会・・・晴れの特異日

2013年10月12日 12時37分58秒 | Weblog

 平成25年10月10日(木)二年ぶりの蔵王ダム会開催の案内に心を弾ませ、赤倉温泉‘みどりや旅館’に向けて車を走らせます。いつもの通り山刀伐峠経由です。心配していた天候も晴れの特異日とおり抜けるような快晴、加えて気温も高く絶好のドライブ日和です。

 松尾芭蕉が通ったという山刀伐峠に足を止めます。秋の風情を探しますが空は抜けるような夏空、山はもみじの気配もなくまるで夏です。

 すすきを見て漸く秋を感じますが、空と雲の不釣り合いが何とも楽しくなる風景です。まだ暫くもみじはお預けのようです。

 二年ぶりに漸く‘みどりや旅館’に辿り着きます。行程1時間30分、走行距離61.0km。温泉が呼んでいます。急ぎ旅の汗を流します。「あー、極楽!極楽!」

 「ハイ!1+1=にー」急ぎよそ行きの顔を作りますが、こわばっている方もおいでのようです。蔵王ダムが完成してもう44年になりますが、振り返ると1週間前のことのようです。

 「段取りしてくれた皆さんありがとう。今夜は楽しく頂きましょう。ダムでは一升瓶を風呂でお燗したこともあるけど今夜は徳利でお願いします」とナオちゃんが乾杯の音頭を取ります。

 「毎年10月10日酒飲みを続けっべづね」言い出しっぺのシゲちゃんが話します。「長くなったと言えば俺の庄内弁の‘ノ~’のイントネーションがまだ若干違うって言うのよ」と呟くのはエーちゃんです。

 「んまいそばだから食べてよ!」とセンパイが勧めます。「急がない、急がない、夜は長いんだからゆっくりご馳走なります」とフジさんです。「センパイ!穴あきダム本当に水堪らなくていいの?水がなけりゃただの砂防ダム、観光地にもならないよ」とシゲちゃんが尋ねます。「う~ん、俺に言われてもね~」とセンパイは渋面を作ります。

 「昨晩は旨い酒をごっつおうなったね~」と顔を合わせて異口同音の朝のあいさつです。「朝食がこんなに豪華なのも久し振り!」も皆のご馳走さまに代わるあいさつです。そして、「また、来年元気で会いましょう!」


秋を探しに・・・また寒くなるか~

2013年10月02日 13時47分53秒 | Weblog

 平成25年10月2日(水)曇り。十月は衣替え、伊勢神宮式年遷宮祭、共同募金などの行事と共にもみじの色づきが耳を賑わします。これから、もみじは寒さと共に少しづつ里に下りてきます。また寒くなるのか~と言いながらも秋を探しに出掛けます。

 医院の植え込みに‘ビヨウヤナギ’が咲いております。和名は美容柳ともいい、花が美しく葉が柳に似ているところから名付けられたそうです。開花時期は夏なので夏の名残です。北原白秋が〈君を見てびようやなぎ薫るごと 胸さわぎをばおぼえそめにき〉と詠んだそうですが、昔そんな経験あったのかな~ 

 これは歩道の植え込みで見つけた‘スイカズラ’です。語源は、子どもがこの花の長い花筒から蜜を吸うからともいい、また、おできの吸いだし薬として利用したからとも言うそうです。咲き初めは白色か淡紅色であるが、後に黄色に変わるので金銀花とも言われているそうです。因みに、おできの吸いだしは専らどくだみ(十薬)の葉を焼いて利用しましたね~これも夏の花です。

 漸く秋の気配です。鳥海月山両所宮の神池にカモがおります。それにしても、こんなにも早く渡り鳥が来るんだったかな?

 忘れています身近な秋を!‘あけび’が口を開いています。今年のあけびは少し小振りですが、数量には申し分ありません。しかも、今年は何時もより器量が好いようです。手塩に掛けたからかな~

 十月一日、政府は来年4月1日より消費税の8%を発表しました。増税分は公的年金などの社会保障に充て健全財政を目指すことには大筋賛成しますが、景気対策における復興法人税の廃止は心情的に得心が行きません。

 大晦日に撞く百八つの鐘は本体が100、消費税が8と揶揄する人もいます。煩悩も政府で面倒見てくれるのかな~