お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

桜にさよなら・・・其の二

2014年04月28日 10時00分44秒 | Weblog

 平成26年4月26日(土)晴れ。桜の開花を名残り惜しみ、寒河江市の長岡山に出掛けました。

 二代目ですがここに来ると日本三大桜が一度に見れます。

 ここに根をおろして15年、まだまだ若い樹木です。原木は久保桜しか見ておりませんので、山高神代桜、根尾谷淡墨桜がどれほど素晴らしいものか知りません。

 寒河江市役所が正面へ見えます。桜の下で無心に遊ぶ子らに平和を感じます。

 こちらは親子のグループです。皆で食べる団子は旨いだろうな~

 今度は南に車を走らせ、上山市月岡公園の桜と上山城です。中国人観光客が桜を眺めながら足湯を楽しんでいます。観桜の心は万国共通のようです。

 テレビで放映されていた‘旭昇桜’を前川と須川に挟まれた川べりに探します。先ほどから媼が身じろきせずに佇んでいます。きっと散る桜に業平の気持ちを感じているのでしょう。


しづ心なく花の散るらむ・・・桜にさよなら

2014年04月25日 11時26分39秒 | Weblog

 平成26年4月25日(金)晴れ、予想最高気温21℃。今朝早く床の中でバッハの「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ・・・」が聞こえたような気がして、眼をこすり起きました。桜が散り始め、また来年も桜を愛でることができるかと思うとジッとしておれません。

 鳥海月山両所宮へ出掛け桜にさよならします。随神門を背景にした桜は、短い花の命を少しづつ土に返しています。

 弁天池に逆ささくらを映し水面は賑やかです。 間もなく池も花びらで一杯になります。

 赤味を帯びた枝垂れ桜はひと際目立ち見事ですが、今年の見納めのようです。

 〈ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ 紀友則〉 ほんとにどうしてせわしなく散り急ぐのでしょうね。池に花の筏を浮かべたように最後の艶姿を見せてくれます。

 田園の傍らに建つ祠を飾る桜も散り始めています。間もなく田起こしが始ります。〈世の中に絶えて桜のなかりせば 春の心はおどけからまし 在原業平〉 心寂しくさせる桜なら一層のことないほうがいいと昔の人は言っています。

 桜の次はと咲き出したのは、萬歳橋通りのハナミズキです。でも、日本人はやっぱり桜ですね。

 馬畔の花霞?好く見えません。これは眼の霞って言うの?これからは新緑の季節が楽しみです。

  萬歳橋通りの木蓮も散り始めです。木蓮は咲いているうちは豪快ですが、散ると道路を汚します。

 業平の「心寂しくさせる桜ならば一層のことないほうがいい」という心情に同感したら、〈散ればこそいとど桜めでたけれ 憂き世になにか久しかるべき 詠み人知らず〉の返歌があるんだそうです。「この憂き世に永遠に変わらない不滅のものがありますか?」と問われれば、「う~ん、なるほど」


東音会合唱団演奏会・・・春に謳歌

2014年04月21日 11時26分12秒 | Weblog

 東音会合唱団第8回定期演奏会は平成26年4月20日(日)、山形市中央公民館ホール開催されました。

 多くの東鳩会メンバーが鑑賞しており、春の謳歌に心弾んだようです。「月例会で『少し酒は入った方がいいんじゃない!』って言ったけど、あんなに一杯歌覚えらんなねんだどれー チバちゃん、ゴメンネ!」

 

帰路は散歩を楽しみながら、鳥海月山両所宮の満開の桜を眺めて帰ります。♫桜の花の咲く頃は うららうららと 日もうらら~


東鳩会第105回月例会・・・観桜の宴

2014年04月20日 11時27分10秒 | Weblog

 東鳩会第105回月例会は平成26年4月19日(土)、14日山形にも漸く桜前線が届き、観桜の宴と洒落て月例会会場‘みちのく亭’で行われました。「今夜の出席者少ないね!霞城公園の花見に取られたかな?」と言いながらも桜を愛でる心には変わりありません。「でしょう!この笑顔・・・」

 平成16年から始めた月例会も今夜105回を迎え11年目に入ります。私は第42回から点呼した「月例会出席者名簿」を提供します。「イタサカく~ん!ビール飲んでー」「待て、待て、今出席簿見っだところだから~」

 「桜咲いた時の酒はまた格別だね~」「日本人の心だね~」「旨くてベロ追っかけて行ったみたい!」とツチダくん。

 「イタサカくんも幼少の頃神童って言われたんだべ~」「俺だの中学校から東高へ入ったのなど一杯いたよ」「飯塚の神童と違うか?飯塚は二人だもな~」

 「今夜、俺出席しました!」とノーショーくん。「ハ~イ、出席簿に付けておきま~す。ついでに奥さんへ飲んだ量も報告しておきま~す」

 今夜の締めは‘冷やし肉中華’です。桜の咲く陽気には喉越し好い絶品です。それにしても盛がいいです。ポン酢で食したもやし豚バラ蒸し煮をメーンに、カモ肉サラダ、天麩羅など花見に相応しい肴で酒を堪能します。私は日本サッカー協会功労賞受賞に際し粗酒を差し入れたところ、おめでとうと記された祝い酒が届いています。モギくんありがとう!そして、皆さんからの祝意に感謝申し上げ家路に着きます。花見客の渋滞にタクシーが進みませんが、メーターの上がりは気になりません。

[出席者]中山副会長、千葉事務局長、伊藤(光)事務局次長、蜂屋顧問、土田、田中、板坂、中村(能)の諸君と私


花見、野球どっちにしようかな~

2014年04月19日 15時36分36秒 | Weblog

 第53回山形東・山形南野球定期戦は平成26年4月19日(土)、霞城公園内の山形市野球場で行われました。茂木山形東体育部OB会長に誘われ出掛けますが、車が渋滞につかまり進みません。急遽徒歩に替え歩きます。

 霞城公園の入り口で満開の桜に思わず足を止めますが、球場へ急ぎます。

 試合開始には間に合ったものの、開会式には間に合いません。4イニングを終わって山形東が3-1とリードしてます。「よし、よし、暫く振りに勝てるぞ!」と思ったら桜の様子が気になります。

 桜の下での車座は宴たけなわです。喉がゴクリと鳴りますが、今夜の東鳩会月例会まで我慢するぞ~

 枝垂れ桜がこんなに大きくなっています。見物客は軽装で春を大いに満喫しているようです。

 東大手門の桜は見事です。昨年は季節外れの雪に見舞われましたが、今年は好天に恵まれ多くの人出で賑わっております。野球のことはコロッと忘れて帰ります。


春です!・・・桜の季節が参りました

2014年04月18日 10時07分01秒 | Weblog

 平成26年4月17日(木)晴れ、気温19℃。山形にも待ちに待った桜前線がやってきました。14日の開花宣言にこれからゆっくり楽しもうかと思っていたら、もう満開のようです。慌てて家を飛び出します。

 先ずは、いつもの鳥海月山両所宮に詣でます。石鳥居と拝殿の中の満開のサクラ見事です。桜を見ると気持ちが浮き浮きして来るから不思議です。

 弁天池の枝垂れ桜はまだ咲いていません。水鳥はいなくなりましたが、今度は鯉が勢いを増すことになります。

 ‘七ッ石’の桜も見事に咲いています。‘七ッ石’は宮町の七不思議と言われていますが、詳しくはイサオちゃん(東鳩会)に聞いてください。

 JR北山形駅前に建つ小便小僧のコスチュームをコーデネイトする山形女子専門学校の桜です。乙女心に桜、楽しいデザインを期待します。

 私の‘小さい恋人’ココハちゃんが心豊かにする桜に導かれ、幼稚園へ入園します。夢多き乙女に幸多かれと祈ります。

 温泉に浸り気持ちをマッタリとして見る桜もいいものです。ここは山辺温泉の桜です。観桜後のひと風呂は気持ちがいいな~「あっ!団子食べるの忘れてた~」


故武田大先輩を偲ぶ

2014年04月13日 17時10分23秒 | Weblog

 平成26年4月13日(日)晴れ、気温15℃くらい。今日は故武田栄四郎大先輩の祥月命日です。もう亡くなって一年になります。 大先輩は山形東高サッカー部をこよなく愛し、山形東高サッカーフェステバルと煮込み、部納会とスキヤキそして優秀選手賞の創設などを創められ今は伝統行事となっております。

 武田大先輩を偲ぶ場所を探して山形東高河川敷グランドに来てみます。ここで「今年のチームはどうかな?」などと後輩の練習ぶりを目を細めていたのが想い出されます。練習帰りの後輩に「今日の試合どうだった?」と声を掛けます。「負けました」と一言です。

 鳥海月山両所宮の桜が咲いています。気象台が何と言おうと桜の花は咲いています。武田大先輩と桜を愛でながら酒を飲みたかったな~畢竟の師でもあります。


春のスキップ・・・万物の始動

2014年04月09日 17時34分42秒 | Weblog

 平成26年4月9日(水)快晴、気温15℃くらい。駘蕩たる春光に思わずスキップをしたくなる様な気分に従い散歩をしました。

 鮮やかなピンクと黄色の春をコラボレーションするのは梅とサンシュです。

 両所宮の枝垂れ桜は樹色を桃色に染め、間もなくの開花を待ってるようです。

 こちらの弁天池は冬の主オシドリ、カモが飛び立ち、噴水の音だけが漂う寂しい池になっています。

 歩道の水仙が咲き出しています。

 雪をかぶった蔵王は美しくもあり、神々しくもあります。

 千歳橋から眺める雪捨て場の雪もすっかり溶けたようです。4月です。夢を乗せた新幹線列車が都会へと運びます。

 定点観測の木蓮が漸く咲き始めます。白と青のコントラスが春を物語ります。

 萬歳橋から山形東高河川敷グランドに人影を見つけます。新入生が加わった新チームが始動します。「今年はイマノくんどんなチームに育ててくれるのかな~」

 更衣中失礼します。ヤスヨシジュニアーです。やる気が漲っています。アキラジュニアーが見つかりません。新入生の諸君が怪我もなく三年間楽しくサッカーができるよう祈るばかりです。

 春がスキップしてやってきたようです。「万物が始動する春はいいね~」60年前を懐かしく想い出します。「ヨシロー君も出番ですよ!」


谷地ひなまつり・・・紅花交易

2014年04月04日 14時30分53秒 | Weblog

 平成26年4月3日(木)晴れのち曇り、気温21.4℃。女性を敬い4月2日の旧暦上巳(じょうし)の節句を祝うため‘谷地ひなまつり’へ出掛けました。

 雛巡りをする前にまずは腹ごしらえです。一寸亭本店の肉そばをいただきます。以前食べた時より肉が小さく薄くなったようです。消費税8%によるものでしょうか?

 店先のサンシュユが春の到来を視覚に訴えます。

 雛巡りの最初は竹谷家です。七福神の福禄寿と布袋が飾らられており、その下段には相撲を取っている姿があります。

 カド(春告魚)供えらております。ご馳走になった甘酒は美味しく頂きます。竹谷さんのじいちゃんと職場を一緒にしたので懐かしさが一入です。

 次は、鈴木(昌)家です。三人官女は作りによって随分違うようです。

 ガラスケース収められた立ち雛は由緒あるんでしょうね。

 有職雛?

 掛け軸の雛飾りは珍しくカメラに収めます。

 鈴木(英)家です。元は造り酒屋だそうです。入口から雛展示の蔵までは一寸奥まっており、軒に掛けられた幟が眼を引きます。堂々とした雛飾りです。

 こちらはなぜか五月人形です。五月人形の一般公開はないからな~「写真撮影は止めてください!」との声にここはこれ位にしとうございます。

 今から400年前、谷地城主白鳥十郎が設けた市は「節句市」「おひな市」などと呼ばれ今日まで続いておるそうです。露店が軒を並べ、春休みの子どもたちが楽しく行き交います。

 谷地八幡宮の飾り雛です。町内各家に伝わるお雛様をお借りして展示してるのだそうです。

 最上川舟運による紅花交易により河北町に雛人形がもたらされ、蔵という好適な保存施設により今にあるのでしょう。

 谷地八幡宮です。ここは林家舞楽が有名です。丁寧に頭を下げて、ここででも「これでもか!」と厄災を祓います。

 河北町べにばな資料館の長屋門が迎えてくれます。紅花商を営み最上川舟運によって財をなした堀米四郎兵衛家跡です。

 歴史がありそうです。

 資料館のところには随分前に春が来たようです。昔、山形の人は「ばっけ」「ばんけ」などと在の人に馬鹿にされながら、ふきのとう食べましたな~ 今では、全国区になっています。山形人の隠れた貢献です。一寸した誇りでもあります。

 今日はお雛様を介してわが身の厄災を祓いさせていただきます。雨がポツリと顔を撫でます。それではと家路に着きます。