お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

修学旅行を懐かしむ②・・・60年も経ったの!

2014年05月28日 06時50分39秒 | Weblog

 平成26年5月25日(日)曇り。修学旅行を懐かしむ第二日目は有楽町駅から都内を散策します。60年前の修学旅行は皇居前広場、三越、上野動物園、国立博物館等を見学しましたが、今回は歳を一杯重ねたので趣を異にします。

 先ずは去年落成した歌舞伎座へ参ります。千穐楽(せんしゅうらく)を知らせる懸垂幕のせいか人出が多いようです。エレベーターへ乗るのに並び5階の屋上庭園にと向かいます。

 鳳凰丸の瓦に1枚だけ反対向きの「逆さ鳳凰」を見つけると幸せになれるかも?と聞いて探します。これぞと思ってカメラに収めたのですが・・・如何でしょう!

 インド様式を取り入れた石造りの寺院として風貌を異にする築地本願寺を眺めます。目的地は築地場外市場ですが一寸寄り道をします。

 午前11時を過ぎたので、昼食は築地場外市場に決めていたのです。海鮮丼をいただき満足します。

 休憩と腹こなしに駒込にある六義園(りくぎえん)を散策地に選びます。この庭園は1702年(元禄15年)川越藩主柳澤吉保が築造した回遊式築山泉水庭園だそうです。入園料は65歳以上半額なんだってうれしいね~

 園内の吹上茶屋で抹茶をご馳走になります。都内でこんなに豊富な緑を眺めてのお茶はいいものです。

 この庭園は明治時代に入って三菱の創業者である岩崎彌太郎の別邸となりましたが、昭和13年(1938年)に岩崎家より東京市へ寄付されたのだそうです。

 神仙思想を主題とした石組の蓬莱島です。止まってるのは鵜でしょうか?盛んに羽を広げ歓迎しているようです。

 帰形する時刻が近付いてきます。新装なった東京駅を見学して、懐かしの修学旅行見聞録はおしまいです。長生きするって幸せ!もう一つ、車中のビールの旨さに幸せ!しかし、六魂祭を見逃したのは残念です。


修学旅行を懐かしむ①・・・60年も経ったの!

2014年05月27日 11時58分03秒 | Weblog

 平成26年5月23日(金)晴れ。今日は鎌倉駅まで来てしまいました。

 中学校の修学旅行で鎌倉駅に立ったのが昭和30年5月3日です。何と60年ぶりの再来で浦島太郎の気分です。

 江ノ電で腰越駅へと向かいます。ゴトンーゴトンーの音に漸く60年前の修学旅行の思い出が脳裏をよぎります。

 先ずは腹ごしらえです。朝獲りしらす三昧の‘こゆるぎ’をいただきます。しらすの釜あげ、しらすの掻揚げ、しらすの酢の物、生しらす等美味しく頂きます。

 山形産の米を使用しております。旨いはずです。しらすでめだかの米を食べるんですね。贅沢です。腹一杯になったところで北鎌倉へ出掛けます。

 円覚寺から観て参ります。元寇の役の1年後の1282年(弘安5年)創建され、蒙古襲来で戦没した多くの霊を弔っているそうです。鎌倉幕府の執権北条時宗の御廟所があり、宋の高僧無学祖元が開山したそうです。

 総門です。

 山門です。楼上には十一面観音、十六羅漢像などを安置しているんだそうです。

 円覚寺の本尊宝冠釈迦如来おまつりしてある仏殿です。

 御本尊宝冠釈迦如来です。「私たちがこうして、今、生きているということは、そこに仏様がいらっしゃると言うことなのであります」

 舎利殿(国宝)だったかな~

 国宝・洪鐘(おおがね)、北条貞時が天下泰平、万民和楽を祈り1301年(正安3年)鋳造されたそうです。

 洪鐘の横にある弁天堂です。

 弁天堂茶屋で冷茶をいただきます。氷菓子を頬張り渇いた喉に旨かった~

 こちらは抹茶です。京都の甘い煎餅「ふくやき」が付いています。

 「それ!そこにリスがいるよ」「リスは何処にいるんでしょう。分かりません」

 次に紫陽花で名高い明月院を訪れます。創建は1160年(永暦元年)とありますので、鎌倉幕府より早いようです。茶室・月笑軒を桂橋から望みます。

 案内のない堂宇です。

 北条時頼の墓です。37歳で死去したそうで無念だったことでしょう。

 枯山水庭園は須弥山をかたどり仏教観を表現しているのだそうです。

 本堂です。右に見える丸窓が明月院のトレードマークです。

 開山堂です。

 本堂の正面です。お目当ての紫陽花は萼を大きく広げていますが花はまだのようです。少し心残りです。

 これから鎌倉駅に戻り、駅前の小町通りを漫歩して第一日目を終わります。明日(24日)は孫の大運動会を応援させていただきます。

 

 二人の孫が一緒に楽しむ小学校最後の運動会です。遠来の応援に「今までにない新記録が出たよ!」と喜んでくれます。


東鳩会第106回月例会・・・山菜食味会

2014年05月20日 10時51分03秒 | Weblog

 東鳩会第106回月例会は平成26年5月19日(月)、陽光の眩しさを感じながら月例会会場‘みちのく亭’で開かれました。「オー皆、おらいの初孫ばお祝いしてけろー」とヤッさん元気よく一升瓶を携えての登場です。酒の銘柄も‘初孫です’。それに酒の肴としてコシアブラの山菜も付いています。

 「初孫!男、女?」「男よー」「でかした、でかした!」と一堂ヤッさんの初孫に乾杯します。「ヤッさんどんな好々爺になるんだべね」と皆の好奇の目を集めます。「今年の東鳩会総会を仙台東鳩会の協力をいただき、東日本大震災の復興状況を視察しながら開きたいと思うんだげんとどうだべね?」とチバちゃんから提案されます。「ええんね」「開催日は?」「んだね~11月の9・10日、日・月辺りはどうだべネ」「ええんネ」「それで計画してみんっべ」

 「今夜は私の組が当番ね!」と律義なヤスエちゃんが仙台から駆けつけます。旬の山菜がテーブルに並びます。「ごま油をたらすと旨いよ」と山菜となればヤッさんの出番です。ハチヤくんが「参加者少なくなってくるね~〇〇君は何しったんだべね」と心配すると人物月旦が始ります。「来月は6月サクランボの季節だね」「ヨシアキくん何しったんだべね」サクランボと言えばヨシアキくんです。

 コイチロちゃんは「今夜は県産酒で乾杯したから、モギくんの活動にも少し貢献したかな~」と満足します。「ほれって何?」とヨシヒロくんが尋ねます。「乾杯すっどきは県産酒をを使てけらっしゃいて言う条例ができだのよ」「フ~ン、ほだな条例あるんだ!」

 「チバちゃん!ちょっと待て~写真撮っから~」今夜の締めは‘盛そば’です。季節もあたたくなり喉越し爽やかです。今夜の酒の肴は旬の山菜を堪能する食味会です。ゴゴミ、イワダラ、クワダイ、コシアブラ・・・「ヤッさんあとなんだけ~」多くの種類に失念しています。お浸しと天麩羅、お浸しの薬味にマヨネーズ、クルミ、しょうゆ、ごま油と究極の味を追求します。「こんなに素晴らしい晩酌会にどうして参加してくれないのかな~」とノリちゃんが首をかしげます。

[出席者]中山副会長、千葉事務局長、伊藤(光)事務局次長、蜂屋顧問、中村(惠)、田中、鈴木(庸)の皆さんと私


蜘蛛の糸・・・バイオテクノロジーで世界へ挑戦

2014年05月18日 14時27分48秒 | Weblog

 未来を拓く若者のための起業チャレンジ講演会は平成26年5月18日(日)、山形東高等学校千歳園山東講堂で開かれました。佐藤大先輩の強要とモギくんのお誘いにより出掛けます。山形東高サッカー部が百周年で県選手権を優勝した壮行式以来、本講堂を訪れるのは3度目です。OBがもっと顔を出せるイベントがあったらいいなと思います。

 山形県教育委員会の主催で講演1「山形県から日本の科学技術を先導する」講師 慶応技術大学先端生命科学研究所 所長 冨田勝氏 講演2「“QMONOS”実用化への挑戦」講師 スパイバー株式会社 代表取締役 関山和秀氏 であります。講演1では、こんなに近い鶴岡市にノーベル賞卵養成所があったことに驚きます。講演2では、若者が凄い発想を実現する姿に拍手、拍手です。「カン陀多はお釈迦様が差し出した銀色の蜘蛛の糸を独り占めにしようとしたからな~社会の役に立てればと考えればよかったのに」と半可通な私。それにしても刺激的な話をお聞きし、もう一寸長生きしたくなります。


昼に食べても今夜食う・・・蒟蒻番所

2014年05月14日 17時56分26秒 | Weblog

 平成26年5月14日(水)晴れ、予想最高気温29度。「今日は暑くなりそう!」目に浸みるような新緑を探しに羽州街道楢下の宿へと出掛けました。

 

 丁度昼時、腹ごしらえを丹野こんにゃくですることにします。車を運転する者にはこんにゃくの脂肪ゼロ(死亡ゼロ)にあやかっておこうとも思います。「たかが蒟蒻、されど蒟蒻 こんにゃく番所」の門を潜ります。

 一懐石料理(¥2000円税別)をお願いすると最初に出されたのが、先付 烏賊刺身風蒟蒻、蒟蒻ジュレ掛け、前菜 黒豆蒟蒻、鮑見立蒟蒻の粕漬け、牛肉巻蒟蒻、浅蜊と蒟蒻の深川焼き焼、珍味蒟蒻と桜海老の甘露煮です。黒豆蒟蒻は本物(?)の黒豆が混じっているなど工夫が凝らされています。

 次に出されたものは、造り 海苔刺身蒟蒻、鳴門巻蒟蒻、甘海老蒟蒻、昆布〆蒟蒻の薄造り、妻一式、揚げ物 帆立貝柱蒟蒻、蒟蒻春巻です。冷やされた刺身蒟蒻は口当たりが絶妙です。また、帆立の縦にほぐれる様や春巻きの中の春雨に代わって蒟蒻など芸が細かいです。

 次が蒸し物 卯の花蒟蒻の揚げ出しと止椀 刺身蒟蒻の若草豆富です。

 最後に食事 蒟蒻蕎麦又は蒟蒻粥になります。蕎麦にはにしんが付き粥には梅肉や辛味噌の薬味が付いております。要した時間が約一時間、こんなに時間を掛けた食事は記憶にありません。昼に食べてもコンニャク(今夜食う)。

 腹こなしにと柏木トンネルを潜り、高畠町の阿久津八幡神社に遊びます。三重塔は寛政9年(1797年)再建により落成したものだそうです。

 山形ではお馴染みの慈覚大師が阿弥陀堂を建てたことに由来するそうです。遠足なのでしょうか?元気な生徒の声が聞こえます。

  拝殿に上り、鈴を鳴らしお賽銭をあげ、うやうやしく手を合わせます。と・・・堂の中から声がします。神のお告げか?と中を覗くと4・5名の警察官が話しております。どうも賽銭泥棒の実証見分をやっているようです。「もしかして神様が困ってる人にあげたのではないでしょうね」


薬師祭・・・日本三大植木市

2014年05月08日 15時45分10秒 | Weblog

 薬師祭は5月8・9・10日(木・金・土)の三日間植木市で賑わいます。今日(8日)の予想最高気温は25度と予報され、午前中から暑い陽が注ぎますが、空いてるうちにと足を運びます。

 先ずは国分寺薬師堂へ参拝します。信者の読経を聞きながら線香を手向け平穏無事をお願いします。

 オヤグッサマのお祭りは旧暦の花祭りでもあります。釈迦像に甘酒を注ぐ参拝者が列を作ります。釈迦は生後七歩歩いて「天上天下唯我独尊」と言ったそうですが、啄木は母を背負いて三歩で涙したのとは大きな違いです。

 国分寺薬師堂はここにあったのではと言われている柏山寺です。柏山寺の金堂は明治44年山形北大火により焼失し、その跡地に宝幢寺の講堂を移築したのが現在の国分寺薬師堂だそうです。

 柏山寺の扁額にも護国山の山号があり、国分寺らしさを感じさせます。

 境内に三色枝垂れ花桃を見つけます。以前植木市で求めたものだそうです。一木に三色は初めて拝見します。

 ベニバナトチノキ見つけます。「よねちゃ~ん!山形にもベニバナトチノキあったよ」

 大阪、熊本と日本三大植木市と言われていますが、年々植木屋の出店が少なくなっているそうです。最上義光も寂しがっているだろうな~

 食べ物屋のオンパレードです。道路が拡幅され歩行もゆるゆるでお祭り気分が薄れます。昼食に大阪焼きなるものを食べてみましたが、山形のドンドン焼きの方が口に合うようです。懐かしいジンタの音楽はありません。


さくらにさよなら・・・其の三

2014年05月07日 17時44分04秒 | Weblog

 平成26年5月7日(水)晴れ。桜の花にまだまだ未練がましく、西蔵王へ探しに出掛けます。

 龍山の麓の大山桜がまだ花を留めていてくれます。緑のキャンパスに桜が映えます。

 龍山の雪渓に大山桜、絵になっています。息弾ませて登ってきた疲れがスーと消えます。

 次は20分ほど管理道路を歩き隣接の放牧場の桜を眺めます。龍山の中腹に桜が点在します。

 桃色の桜は山の麓の裾模様です。ここまで来るともう息が切れてギブアップです。

 満開の桜が私を待っててくれました。これで、本当に今年の桜とはお別れできるようです。

 暮れなずむ山形市街を遠望しながら、そろそろおいとまの時間です。心地よい疲れに心地よい風を受けて家路をたどります。途中、「桜はどうでした?」と老夫婦に声を掛けられます。ご主人が80歳になり、浜松から桜を撮りにお越しになったと言います。よく見ると、背中にリュックを背負い、片手には三脚、片手には杖の出で立ちです。私もそんな風に歳を重ねたいと願います。先ずは嬶様の理解を得ることかな~


芝桜ロード・・・人並に

2014年05月06日 17時18分52秒 | Weblog

 平成26年5月6日(火・振休)晴れ、気温19度くらい。終身連休の身には若い人の邪魔にならないようにと外出を控えておりましたが、今日は連休の最後の日ですのでちょこっと人並に外出します。。

 ここは山形市と天童市の境を流れる立谷川の芝桜ロードです。右の道路は自転車ロードです。

 6・7年前からボランテアだけで整備してるんだそうです。頭が下がります。

 山桜でしょうか?今が満開です。優しい川風に吹かれて快適です。

 本日の昼食は一寸足を伸ばして山寺の菓子店に腰をおろし、サービスのお茶で‘ふもち’と‘くるみゆべし’をいただきます。一日遅れの‘端午の節句’を楽しみます。


東京都心が震度5!・・・全て余はこともなし

2014年05月06日 09時56分08秒 | Weblog

 平成26年5月5日(月・祝日)曇り、こどもの日、端午の節句、立夏。早朝、東京都心が震度5の地震に見舞われたとの報が入って来ました。すは、東京直下地震か?一大事が頭をよぎります。時間が経過しても交通機関は平常で被害の報道がありません。でも心配です。

 東京のよねちゃん、埼玉のヨーコちゃん、横浜のカズちゃん、横浜のイチローくん皆さん無事で元気だそうです。全て世はこともなしは全て余はこともなしのようです。よねちゃんは水道橋付近のベニバナトチノキを眺める余裕さえあるようです。


願わくば・・・春は花

2014年05月03日 16時23分01秒 | Weblog

 平成26年5月3日(土・祝日)晴れのち曇り、気温27度くらい。今日は憲法記念日、67年前の昭和22年発布されました。夢はと問われ「白いご飯を腹一杯食べたい!」と言った小学生時代が懐かしく想い出されます。

 春は花です。我家の花も春を謳歌しているようです。西行の「願わくば花の下にて・・・」の歌が最近富に心に響きます。

 連休後半の始りで車の渋滞が報道されていますが、サンデー毎日の我が家には実感がわきません。

 今年も赤いつつじが咲き出します。この赤いつつじを来年も再来年もずうと見たいと思っています。

 ハナビシソウは水をかければ咲いてくれる手間いらずの花です。我家には貴重です。

 時の政権の解釈によって、憲法を自由に使い勝手できるなんて恐ろしいことです。正攻法でやれない訳でもあるのでしょうか?