お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

もう40年にもなるか!!・・・二冠会

2024年01月03日 15時45分55秒 | 名所・旧跡
  令和6年1月2日(火)曇り。
 二冠会が4年ぶりにメトロポリタン山形で開かれました。
 乾杯の前のほんの一言挨拶です。
 代表から「本会は今年で40年になります。これを機会に往年のドリームチームを結成し、夏の母校サッカーフェステバルで披露してはどうでしょう」と言う提案があります。
 「う~ん、ええんでない。もうすこし飲まねどええ案浮かばないね」「兎に角、多くの仲間へ周知さんなねな~」
 「あの時、学校創立百周年記念行事の真っ只中だったから、学校も創立140年になるんだな~」
 「創立百周年事業で建てた講堂で、全国大会への壮行式だっけね」
 「そのうち、サッカー創部百周年にもなるよ。どうする?」
 「夏にピッチを走り回るとなれば、体重落とさなければならないな~」
 皆それなりにいいおじさんになっています。でも、衰えは私とは俄然違います。
 「にかんかい」と入力したら、「二寛解」だって。我がパソコンはお医者さんに言われている言葉を知ってるの、驚くぜ!

秋を尋ねて・・・高齢者は何でも厭き?

2023年10月05日 15時11分00秒 | 名所・旧跡
  令和5年10月4日(水)曇ったり晴れたり。
 あの暑かった日々が嘘のように、朝晩は涼しくなり明け方は寒ささえ感じるようになりました。どうにか庭の金木犀の香りで秋の気配を感じます。それでも足りず秋を尋ねます。
 秋に因んでR48を東へ秋保(あきゅう)へ向かいます。先ずは秋保大滝不動尊へ詣で、灯明と線香を供え旅の安全を願います。
 高さのある階段を漸くのことで下りて展望台より幅6.6米,高さ55米の迫力ある秋保大滝を眺めます。
 傍らの‘不動茶屋’で小腹を満たします。青ばたとうふと吟醸とうふです。
 こちらはずんだもちです。綺麗な緑に食欲をそそられました。
 次は、勝負の神で有名な‘秋保神社’へ詣でます。必勝を祈願するの幟が櫛比しています。
 ‘勝負の神’の幟には学校のみならず、各種団体や会社、個人名まで見えます。
 広い境内にベンチも見えます。多勢の方が一同に参拝するものと考えられます。
 本殿です。鈴の三個も多くの方の、一同の参拝を考えてでしょう。左の裾に夫婦和合の神が摂社し、賽銭箱さえあります。夫婦も戦いなんでしょうね。
 秋保神社の縁起物一式です。嬶様が帰宅してから孫のため求めたことを明かします。

 帰路、東根の大滝に寄り秋の気配を探しますが、紅葉らしき物は何一つ見つかりません。秋は、趣味を持たない高齢者が洩らす‘厭き、飽き’だったようです。


遠望しても・・・山寺は山寺

2022年11月18日 16時35分59秒 | 名所・旧跡
  令和4年11月18日(金)晴れのち曇り。
 秋の好天に遊び心が首をもたげ、山寺へ車を走らせます。
 山寺芭蕉記念館から山寺を展望します。対岸から遠望しても山寺は山寺の違う景色が楽しめます。
 山寺の美しい自然景観を楽しんだ後、山寺芭蕉記念館の芭蕉展示作品を観賞しお茶をいただきます。暫し、雪を忘れた日です。

難所に挑む・・・最上三十三観音巡り

2022年10月22日 10時12分05秒 | 名所・旧跡
  令和4年10月21日(金)晴れのち曇り。
 最上三十三観音巡りの3日目です。今日は観音巡りで一番の難所と思われる長谷堂観音巡りに挑みます。前回の経験から急峻な坂道を避け、道のりは長いが緩い坂を選択し、八幡崎口から城山に登ります。それでも休み休み息を切らし漸く観音堂に着きます。
 第12番札所 長谷堂観音です。
 東の関が原の合戦と言われた最上義光と直江兼続の戦いを聞いてみたいものですが・・・
 城山の展望台まで上り詰め、山形市街を眺望して身体と気持ちを休めます。

 長谷堂観音の御朱印です。
 
 御朱印所別当長光院の傍の、長谷堂コロリ観音にも詣でます。
 ころり観音縁起です。山形には高楯の風立寺にもころり観音があります。
 堂宇は綺麗に改修されていました。‘ピンピンコロリ’をおねがいします。
 第9番札所 松尾山観音です。
 石造りの橋が以前を呼び起こします。
 観音堂です。
 本尊は行基の作像と言われているそうです。
 松尾山観音の御朱印です。
 第10番札所 上山観音です。
 観音堂の屋根から鬼が睨みを利かせています。
 本尊は行基作像と伝えられているそうです。
 上山観音の御朱印です。
 温泉饅頭で有名な中條屋の店頭で一休み。アイスクリームで喉を潤し、お茶請けを求めます。
 第11番札所 高松観音です。ここも急な階段が立ちはだかります。
 観音堂は小高い丘の上に建ちます。
 毎年12月、300年続く裸餅つきが奉納されます。
 高松観音の御朱印です。

年に一度の公開なんだって!・・・山寺行啓記念殿

2022年09月19日 10時33分59秒 | 名所・旧跡
  令和4年9月18日(日)晴れのち曇り一時俄か雨。
 嬶様から山寺奥の院への山行に誘われます。訊けば今日18日は‘山寺行啓記念殿’の一般公開日だというのです。大正天皇が山寺行啓されたときの行在所で、山形市が有形文化財に指定しているんだそうです。
 先ずは立石寺に山行の安全をお願いします。

 いよいよ石段の登りに入ります。自分は脚に自信がないので、元気な嬶様の後姿を見送り下で待つことにします。
 奥の院のお守りをお土産に無事帰ってきました。サポートできない自分の惨めさを知ります。

儒教精神にもとに築庭・・・御苦楽園

2022年08月31日 15時50分47秒 | 名所・旧跡
  令和4年8月30日(火)降ったり止んだり。
 予てより見てみたいと思った庭園を天童市に探します。
 御苦楽園の所在は分かったのですが、入り口を漸く探し入園します。当園は昭和初期の不況下に、失業対策をかねて個人が築庭したものだそうです。
 儒教精神に基づき作庭されたそうです。正面は宝来山で蓬莱山を模したものと思われます。雨の中案内までしてくださるサービスに驚きます。
 庭の片隅に名残の睡蓮が咲いています。次は‘いろはもみじ’が色づく頃お邪魔したいものです。
 明日で八月もおしまい、朝方寒くなり毛布を引っ張り出しました。九月は過し易い食欲の季節であって欲しいと思います。

眠りから目覚めるのが・・・睡蓮

2022年06月25日 11時15分15秒 | 名所・旧跡
  令和4年6月24日(金)曇り。
 嬶様から突然、睡蓮の花見物の道案内を頼まれます。白鷹町針生へは行ったことはありませんが、心細さを紛らわすことぐらいはできると思い承知します。
 中山峠から曲がりくねった細い道を辿ると、山間の田圃の中にありました。石に微かに‘気晴らしの池’の文字が読み取れます。
 足を踏み入れると先ずは、カエルが正座してご挨拶をします。近年カエルを見かける事もないため、暫し見入ります。
 可憐な花を見ながら、オーナーの説明をいただきます。花が夜に閉じ、昼また開き蓮に似た形だからこの名前があるようです。目覚めないのが蓮なのだそうです。午後二時に咲くことから、異称‘ひつじぐさ’は勘違いだったのかな?
 ビューポイントを教えていただきカメラに収めます。睡蓮が咲き終わると蓮が花を咲かせるそうです。極楽浄土を象徴する花で齢を重ねるとほど愛着が湧いてきます。異称‘はちす’は蜂の巣のような種子ができるからだそうです。
帰りは細い曲がりくねった道を西へ向かって下り、大瀬で最上川沿いのR287から‘あゆ茶屋’を訪れアイスクリームでくつろぎます。

 長井市寺泉の‘ニュー桜湯’に寄り、芍薬畑を眺めます。まだ、南陽市諏訪神社からの移植は緒に着いたばかりの様子です。
 今日の締めに、今が盛りの‘双松バラ園’を堪能して家路を急ぎます。

近くば寄って・・・角館の桜

2022年04月22日 15時49分14秒 | 名所・旧跡
  令和4年4月21日(木)晴れ。
 桜への名残は募るばかりで、遠く‘角館の桜まつり’へも足を運びます。
 長い時間バスの中で気になるのは、桜の開花状況です。大仙市の入り口、道の駅‘なかせんドンパン節の里’の裏を流れる斉内川の満開の桜を見ます。
 程好い咲き具合に、今日は楽しい花見になりそうな予感です。
 角館武家屋敷通りのしだれ桜を眺めそぞろ歩きます。「近くば寄って目にも見よ~」と何処からともなく聞こえるような気がします。
 結構な人出です。昼食が運ばれるまで‘キリタンポ味噌田楽’を仲良く半分こして待ちます。
 ‘稲庭うどん盛り’をいただきます。懐かしき‘いぶりがっこ’が目を引きます。
 昼食後は武家屋敷通りで続きの観桜を楽しみます。古木の桜が古い屋敷相俟って情緒あふれています。
 汗ばむ陽気に喉が渇き、若さを装ったアネチャンから秋田名物‘ババヘラアイス’をいただきます。
 バラの花を模したババヘラアイスで、年少時を思わせる懐かしい味を楽しみます。
 汗の引っ込んだところで、桧木内川の堤防に登り桜並木を巡ります。
 並木は延々と続きますが、お供のバス発時刻が迫りましたのでこれぐらいにします。心地よい揺れに身を任せて、‘いぶりがっこ’肴に飲む酒を夢見ながら白河夜船を決めます。

線路は続くよ?・・・日中しだれ桜

2022年04月18日 17時49分51秒 | 名所・旧跡
令和4年4月18日(月)晴れのち曇り。
 近間の桜では飽き足らず天気もいいことに、‘喜多方桜まつり’へ足を伸ばします。
 大峠を越え漸く目的の‘日中線しだれ桜並木’に到着します。平日にもかかわらず結構な人出です。
 パンフレットで見るよりは樹高が低いのが第一印象です。まだ、日が浅いのでそれは否めないでしょう。
 中間地点にドンとC11蒸気機関車が構え、日中線の名残をとどめます。「山形県米沢ヨリ福島喜多方ニ至ル鉄道」計画の一部、喜多方・熱塩間11.6kmで1984年廃線になったそうです。‘日中’とは熱塩付近にある「日中温泉」から採られたようです。中国と関係と訝ったが、寧ろ本県との因縁浅からぬを知り近親感を持ちます。
 枝垂れ桜は香りを運び頬を撫でて、身近に春の喜びを感じさせてくれます。
 ♪線路続くよ何処までも~ 桜並木がまだまだ続きます。
 ここらで一服と腰を下ろします。桜の下のアイスクリームの旨いこと、桜の香りと相俟って疲れた体を癒します。
 観桜を満喫したあと遅い昼食をとります。喜多方言えばラーメンでしょう。空いた腹を満足させてくれましたが、少々塩気が多かったようです。
 心浮く桜の季節にどっぷりと浸り、家路へ着きます。

あの味をもう一度・・・慈恩寺テラス

2021年10月16日 14時39分33秒 | 名所・旧跡
  令和3年10月15日(金)曇り。
 正午過ぎて「昼食は何がいい?」と尋ねますので、「軽いものでいいな~」と返事します。
 「この間の揚げそばがきを食べてみたいな~」と言うので慈恩寺テラスへ車を走らせます。

 「今日の味はどうかな?」「う~ん、同じ味でも今日は暖かいね」
 前回はアイスクリームと揚げそばがきを一緒に頼んで、溶けるアイスクリームから早く食べました。今回は揚げそばがきを食べた後、ゆっくりアイスクリームを賞味します。
 小腹を満たしたところで「もみじ前線は何処まで来てるんだろうね」と言う話になり、大井沢へ足を伸ばします。山はまだもみじの気配はありません。それではと帰宅しようとしたとき、路傍に「大井沢の大栗」のサインを見つけます。
 2キロ一寸いうので好奇心旺盛にして山道に車を乗り入れます。
 奥へ進むごとに道幅は狭くなり、舗装は切れ、樹木が道に迫り不安をかこちます。
 漸く駐車場に辿り着き、霧雨に濡れた泥道に足を滑らしながら登ると、目の前に大きな栗の樹が姿を現します。暫しの不安から開放され見上げます。