お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

両所宮宵祭り・・・子どもは何処だー

2013年07月31日 16時35分55秒 | Weblog

 鳥海月山両所宮の例大祭8月1日を明日に控えた前夜祭が平成25年7月31日(水)行われます。

 随神門が日章旗と提灯で飾られています。直前に俄雨があり、露払いも終わったようです。

 参道も掃き清められ参拝客を待つばかりです。一足先に賽銭を投げ入れ参拝し、早い分だけご利益があることを信じます。

 宵祭り恒例の演芸大会午後6時開会に合わせ舞台を作っています。私たちの幼い頃、この時間から子どもが群がりお祭り気分を盛り上げましたが、近ごろは子どもの姿が見えません。少子化のせいなんでしょうね。毎年遠くに祭り囃を聞きながら一盞傾けるのですが、今年はオチャケで侘しいな~

おまけ・・・境内の樹に空蝉を見つけます。こんな一つで想い出が駆け巡ります。今時の子供は昆虫に興味がないの?夏休みだよ!

 苦労して地上に出てきた蝉の穴です。凄いですね~


想い出ぎっしりの盃山・・・半世紀ぶり

2013年07月23日 17時05分23秒 | Weblog

 平成25年7月23日(火)晴れ。今日は一年中で最も気温の高い季節にあたる二十四節気の一つ大暑ですが、未だ梅雨が明けません。昨日は土用の丑の日でうなぎを食べ、滋養も十分と盃山へ出掛けました。

 先ずは愛宕神社の地蔵さまに安全をお願いします。小学生の頃、山形市街地は東の端が小白川街道のここの地蔵さま、南の端が産業通りの一貫清水、北の端が馬見ヶ崎に架かるドヤ橋(千歳橋)、西が鉄道線路でした。

 ‘アダマガツズゾウ’と呼んでいましたが、正式には‘頭加智地蔵尊’と言って知恵を授ける神様だったようです。肩に乗っかったり、顔に泥を投げつけたりしたことが、今その報いを受けてるような気がしてなりません。

 馬見ヶ崎川を渡り盃山の入り口にかかると「愛宕神社例大祭」の大きな幟が迎えてくれます。明日7月24日が例大祭なのだそうです。

 それでは参拝しましょうと石段を上りますが、石が不揃いのせいもあってか歩調が崩れ息が上がります。傍の道路では山形南高の陸上部の生徒が事もなげに坂道を駆けて行きます。

 本殿は建て替えられたようです。この杉は昔の私を見てたんでしょうね。「俺、立ちしょんしなかったでしょうね」と問うて見たくなります。

 中間地点に新興宗教の大きな建物ができて、昔の面影は少しもありません。盃山は小学校時代のスキー教室のゲレンデで、ここで集合、班ごとに点呼を受け注意事項を聞いた場所です。ここより上が上級者のゲレンデ、ここから下が中・初級者のゲレンデです。早くこの上から滑りたいと願ったものですが、今はゲレンデの面影はなく雑木林です。

 30分足らずして頂上の‘古峯神社’に到着です。小さかった木造の社は大きくなり鋼鉄製になっています。南を向いていた社も西向きに変っています。

 当時こんな立派な石鳥居や石燈篭はなく時の流れを凄く感じます。中学2年の時です。ここの社のすぐ裏手で木に登り栗を採っていたところ急に強風が吹き、木が折れんばかりに大きく揺れて慌てて木を降りた記憶が鮮明に蘇ります。1954年(昭和29年)9月26日の洞爺湖台風です。この時、青函連絡船の洞爺丸が台風にあおられて沈没し、1,139名の方が犠牲になられたのです。

 頂上からの眺望です。ここから我が母校山形東高を眺めます。トレーニングと称して13号沿いの西側の崖を上り頂上までのコースは結構距離があり、今更ながらびっくりします。古峯神社の神はここから山形市街地を眺め火伏の鎮護をしているようです。

 山を下ります。ここらあたりから、中級・初級コースです。それにソリ滑りがあり、それぞれが思い思いの手製のソリを作り、速さを競うとともにデザインを得意がったものです。ソリに敷いた‘タラバス’の感触を尻がまだ知っているようです。‘タラバス’とは藁で編んだ一俵米俵の上と下を覆う円い蓋です。

  川原がこんなにきれいに整備されています。当時は畑と雑草が同居していて、その畑に収穫後の残り芋を這いずりまわって探し、飯盒で茹て食べたあのジャガイモの旨さは忘れられません。ヘチマのように大きくなった胡瓜を食べたら、偉く怒られました。種胡瓜だったのです。ここから少し上流にゆくと山へ水が吸い込まれて行くような水路があります。今思うと五堰の一つ双月堰の取水口なのかもしれません。また、山形工業高土木科の生徒がよく川原で測量技術実習をやっていましたが、決まって測量器械(トランシット)を盃山に向けています。後で知ったことですが測量器械には望遠機能があり、山の上のアベックを見て楽しんでいたんだそうです。想い出は走馬灯のように次から次と現れますが、暑くなり喉も渇いてきたので帰路に着きます。


鑑賞眼を養うには?

2013年07月20日 17時14分05秒 | Weblog

 示現会山形展は平成25年7月17日(水)から21日(日)まで山形美術館で開催されています。芸術に疎い私にツチヤ画伯から招待状が届きましたので、今日(20日)散歩しながら鑑賞に出掛けます。

 100号って言うのですか?こんな大きいな絵画がズラリと並んび鑑賞以前に圧倒されます。「深雪の山里」がツチヤ画伯の作品です。最近、雪景色の出展作品が多くなったような気がします。外国の幾何学的な景色よりも曲線的な日本の原風景が好きです。鑑賞眼を養うにはどうすればいいのかな?


東鳩会第98回月例会

2013年07月20日 08時58分34秒 | Weblog

 東鳩会第98回月例会は平成25年7月19日(金)、雷鳴轟く豪雨から一夜明けたこの日‘みちのく亭’定例会場で開かれました。爺さんは今月も休みです。柴刈り中道に迷ったのかな?

 18日の山形県の豪雨は、鶴岡市で時間雨量64.5ミリ、西川町で総降雨量249ミリだったそうです。時間雨量50ミリというとバケツをひっくり返したようです。西川町の総降雨量は7月1ヵ月の雨量に匹敵するそうです。このため、大江町の月布川や南陽市の吉野川が氾濫するなど大きな被害を被りました。村山地区では2万1000世帯が断水しているそうです。

 明日は参議院選挙の投票日です。「ねじれを解消しよう!」と喧伝してますが、‘ねじれ’が参議院存在の本旨で二院制の所以だと思います。‘ねじれ’が眼の上のたん瘤なら、いっそ一院制にすればいいのに。242名の議員が削減されて財政再建にも貢献します。‘ねじれ’が解消したら、参議院議員はその後どうするの?国会の扶養家族?それじゃ税金泥棒だろう。国会議員は本当に国を憂いているのかな~法律を作る人は危険な所には行きません。鉄砲を持って危険な所へ行くのは‘若者’です。


津金沢の大杉・・・陰のお祭り?

2013年07月15日 17時08分44秒 | Weblog

 平成25年7月15日(月・祝)雨のち曇り、そして晴れかな~。海の日です。雨の上がった頃を見計らい、山形市津金沢の大杉を訪ねました。

 ここが入り口です。大杉は津金沢の村社‘熊野神社’の境内にあります。ここに辿り着くまでは人の‘家の前を御免してけらっしゃい’というみたいな所もあり、初めての人は苦労します。

 鳥居の扁額には‘熊野神社’と記してあります。

 ご婦人方々とすれ違います。「こんにちわ!紫陽花綺麗ですね~」「植えで手入れしてけだ人も亡ぐなてはよう~あっ、今日は村社の陰のお祭りでよ、お神酒とお護符が出るからお参りしてってけらっしゃい!」

 由緒書きを見ますと、1844年(弘化元年)頃二つあった大杉の一つを伐ったところ村内に疫病が蔓延したため、‘大杉大明神’の碑を建立して供養したのだそうです。いつの世にも金に目がくらむ人がおるようです。

 二つの大杉は雄杉と雌杉で残ったのは雌杉です。いつの世も女性が強いようです。

 樹齢1,000年、樹高33メートル、眼通り9.3メートルだそうです。大きいことは好いことです。

 階段を登り終えると拝殿が迎えます。座敷では男衆が酒盛りをしています。お賽銭箱の両側にはご婦人がお神酒を前に座っています。参拝を終えると「お神酒をどうぞ!」盃を返すと「はいどうぞ!お護符です」お祭りの感じが伝わります。「日本地下水の桂木さん御存じですか?」私が尋ねます。「知ってますよ。よくここでお会いしましたから~『ここにお参りすっど長生きすっから』と言ってました」仕事の合間よく訪れていたようです。「今日は桂木さんの命日なので私もあやかろうとお参りに来たのよっす」

 窮すれば通ずる手水舎の手水鉢は自然の冷蔵庫です。「お神酒冷えてますよう~」8月の本祭りまではいずれにしても足りません。

 今日が一周忌、故桂木公平さん(元山形県サッカー協会会長)の面影を偲びに参りましたが、相変わらず逆に激励されたような気がします。

 遠くに霞城セントラルを望みます。時の流れの速さを痛感しながら、帰路に着きます。


山形東高三度目の正直ならず!・・・夏の高校野球

2013年07月13日 17時37分52秒 | Weblog

 第95回全国高等学校野球選手権山形大会 山形東高対山形南高の試合は第2日目の平成25年7月13日(土)、山形県野球場でプレイボールされました。山形東高野球部OBや保護者などの関係者に交り、茂木体育部OB会長も駆けつ応援します。私もエーユーくん(東鳩会)を誘い観戦します。

 2回山形東はいきなりピンチを迎えます。センターフライのダイビングキャッチやサードの交錯プレイが 審判員の右手を上げることができず、大量5点のビハインドとなります。

 漸くストライクも入り三者凡退を取るなど試合は落ち着きます。それでも、小刻みに失点を許します。

 山形東高は全校応援とチアリーダーで山形南高の応援を圧倒します。「あれ!イイダくん(東鳩会)?」「ハイ!孫の応援さ」「イイダくん奥の手で神の力借りらんねがえ~」

    

 降雨中断の後1点を返しますが、7回コールド負けとなります。三度目の正直を願った勝利はなりません。

 山形東高は甲子園を目指しましたが今年も初戦で散ります。勝って校歌を声高らかに歌いたかったな~昭和49年、山形南高と甲子園行きを賭けた決勝で負けたことが想い出されます。古豪復活願っています。


山形東高壮行式・・・其の二

2013年07月10日 17時07分03秒 | Weblog

 全国総体大会、全国総合文化祭、東北水泳大会、全国野球選手権大会と長~いタイトルの山形東高壮行式は平成25年7月10日(水)、若さ漲る暑~い母校体育館で開催されました。山形東高体育部OB会からは会長のモギくん、副会長のミサワくんと私の東鳩会トリオが参列します。

 吹奏楽部の演奏に合わせ、野球部を先頭に選手入場です。

 応援団旗掲揚です。新入生が4月から一所懸命練習に励んだ成果の披露でもあるようです。

 佐竹学校長のあいさつです。流石にこうタイトルが長いと校長先生と雖もカンペが必要なようです。

 茂木体育部OB会会長挨拶です。この後、吉田文化部OB会会長が挨拶をします。

 応援歌「おお!勝利」の斉唱です。チアリーダーの演舞が彩りを添え激励します。

  応援団長が独特のポーズから「檄」を飛ばします。今回は生徒会長挨拶は割愛のようです。

 有志激励では3年生担任団が大縄跳びを披露しますが、なかなか全員が一緒に飛べません。「腐らずにやり遂げなさい!」と言うのが 教訓のようです。

 これでもかと、応援団顔負けの「下駄踊り」で激励します。「でも、手にしていたのはズックだったな~」「こまいことはいいの!」

 各部代表者の決意表明です。野球部は今年2連敗中の対山形南へ‘三度目の正直’の勝利をかけた勝負に挑みます。初戦対山形南戦は、7月13日(土)県野球場で12時30分からです。学校では全校応援を予定しているそうです。

 壮行式終了後会場を校長室に移して‘激励金贈呈式’が行われます。これは全国大会へ出場するチームに対して、同窓会と体育部OB会から激励金を贈呈するものです。改めて佐竹学校長の激励です。

 今野同窓会事務局長から、フェンシング、なぎなた、囲碁将棋、音楽、新聞、放送委員会の各チームへ激励金が贈られます。

 続いて、茂木体育部OB会長から、フェンシング、なぎなたの各チームへ激励金が贈られます。茂木くんが少し若替える時です。

 各チームからお礼の言葉があり、この後、列席したOBから激励の言葉を贈り、壮行セレモニーはおしまいです。団体競技の全国大会出場を願う声がOBから漏れます。‘昔の山形東は今いずこ!’