平成26年6月30日(月)雨上がりの曇り。今日は‘夏越祭’です。新聞に「六月みそかは年の臍」とありました。今年も早いもので1年の真ん中になります。
この日は毎年、鳥海月山両所宮へ出掛け‘夏越の祓い’をしております。早朝の雨上がりのせいか参詣者も少ないようです。
「水無月の夏越の祓いする人は千歳の命延ぶというなり」と唱えながら左回り、右回り、真ん中と茅の輪を三回潜ります。これまでの六ヶ月の穢れを除き、これから暑い夏を凌ぎ、寒い冬を乗り切り新春を迎えられるようお願いします。「このあと何回茅の輪を潜れるのだろう」フッと思いがよぎります。
穢れを除いたら少し身が軽くなったような気がして、遠回りして帰ります。♫馬見ヶ崎川流れて清し 清くも流れて大海目指す~これは山形工業高校の校歌ですが、昨日からの雨で濁った水が低水敷一杯に流れています。雁戸の山は墨絵の如し!
政府が集団的自衛権を憲法解釈で行使することに世間の声がかまびすしい。憲法は一度穢れると茅の輪では元に戻れないでしょう。