カミサンに引かれてお花見詣で・・・

　平成２２年４月２７日(火)曇り、夕刻からの雨の予報にカミサンから「今日が桜の見納めになるかもしれない」と花見を誘われます。が宿酔いにより身体が思うように機能しません。漸く午後から意を決して従います。

　先ずは霞城公園です。ここは西門です。もう満開です。土手を上り下りしていると胸がむかむかします。下僕はここが我慢のしどころです。

　東の土手から下を覗くともう堀には花筏が見られます。ライトアップされた夜は奇麗だろうな～

　東大手門前の枝垂れ桜です。紅色が一段と存在感を示します。年々整備が進んでいるようです。

　東大手門の北はもう散り始めています。ここにも花筏が見られます。長野県から贈られた‘高遠の桜’を探しますがまだ幼木です。

　鳥居が丘に‘元木の石鳥居’を探します。狭い所に整然とした石鳥居が他人の玄関先に遠慮して鎮座してるようです。これはどの神様の入り口かな～竜山かな～桜がある清池(ショウゲ)の石鳥居の方が趣あるな～西行はこの石鳥居を見て竜山に向かったのだろうか？だとすれば桜の好きだった西行には些か寂しい風情です。

　最後に馬畔の桜並木です。ジャバから眺めたところです。ここのライトアップは素敵だそうです。腹の調子が悪く今回も団子はお預けです。取り敢えずはカミサンの機嫌を損ねずに済みます。

Ｍ山形は山形県の宝！・・・川越新理事長就任を祝う会

　川越進氏㈳山形県スポーツ振興２１世紀協会理事長就任を祝う会が平成２２年４月２６日(月)、山形グランドホテルで開かれました。両協会の会員はもとより２１世紀協会の理事のご臨席も賜り、熱い期待が窺い知れます。

　発起人を代表し桂木公平山形県サッカー協会長が挨拶をします。「費用をかければ勝つことは明瞭ですが、県民皆さんの浄財があってのチーム運営です。背丈に合った運営で必ずやＪ１に定着してくれることでしょう」大きな期待を寄せます。この後、佐々木隆仁県教育庁理事兼教育次長がお祝いを述べます。

　川越進新理事長が挨拶をします。「先週の京都戦を勝ったのでこの会に安心して足を運べました。モンテディオ山形は県民が育てた県民の宝です。県民による県民のための県民のチームを目指します。できればチームもフロントも全てが山形県人で構成するのが夢です」何処かの大統領の言葉を引用するなどは、私のような小者にはできないことです。

　「乾杯！！」乾杯の音頭を２１世紀協会理事の鈴木隆一㈱でん六代表取締役社長が行います。「Ｍ山形は山形に活気与えてくれます。私もはまっています」と楽しい話を聞かしてくれます。

　高橋副知事も東京の公務からとんぼ帰りで祝福してくれます。「サッカーは専門外ですが、バックアップしますよ。山形県の活性化になりますからね」と笑顔で応援してくれます。金村前ＧＭもお祝いに顔を見せてくれます。

　川越氏の激励はこの位にしとうございます。と言うことでサッカー協会の縁の下の力持ちを慰労する二次会です。流石に司会担当の桂木理事は疲れた様子です。内助の功のミワコちゃんとマサコちゃんは料理が足りなかったようです。そして私はというとニヤニヤしながら韓国酒をズヘズヘ飲みます。明日の鯨飲による副作用の恐ろしさも忘れて！

春は桜に勝るものなし！

　平成２２年４月２６日(月)快晴。平年より２日、去年より８日も遅れた桜の開花も「今日が満開でしょう」と言うので花見に出掛けます。

　最初はＲ１３から東へ入った清池(しょうげ)の石鳥居の桜です。笠木と島木は一石でできおり、成沢と元木の石鳥居で‘最上の三鳥居’と言われているそうです。山寺への玄関口です。桜の石鳥居と調和した姿が綺麗です。

　次の場所に移動中眼前に素晴らしい光景を目にします。月山の雄姿です。神々しくさえ感じさせられます。きれいでしょう！！

　高速道を潜って須川べりに出ます。ここが‘お達磨の桜公園’です。正午前と言うのに人出があります。お年寄りたちが玉コンニャクと団子をそれぞれ頬ばっています。

　これが‘お達磨の桜’です。樹上に伐採されたような形跡があります。

　なかなか見事な姿形でしょう。私も団子を食べたくなります。あっ！財布がない。忘れてきた！

　白川に架かる右京橋のたもとの桜です。馬見ヶ崎川と高瀬川が合流したのが白川です。

　近年は稚魚の放流のかいもあってサケが遡上してくるそうです。季節は秋なのでいくらサケと言えども花見はできません。

　鳥海月山両所宮です。桜と社・仏閣は絵になります。小さな子を連れた若いお母さんが目立ちます。何をお願いしたのかな？

　これが随神門です。狛犬はジーとして花見をしています。

　ここが神池です。枝垂れ桜と赤い太鼓橋なかなかの趣でしょう。オシドリが仲良く花見をしています。

　山形第一中学校跡地の桜です。今から５０余年前、夢を鞄に一杯詰めて毎日ここを通ったのです。あの夢は何処に行ったのかな～

山形東高サッカー部激励会・・・新入生歓迎会

　山形東高サッカー部県総体激励会・新入生歓迎会は平成２２年４月２４日(土)、保護者会の主催によりホテルキャッスルで開かれました。ＯＢ会からは秋保幹事長、後藤報道局長、岸編集局長、佐藤の諸君とそれに私が出席します。

　山川保護者会長の挨拶により会は始ります。「入学おめでとう。本校サッカー部は仲良しなチームです。今季は是非飛行機で海を渡りたいものです」新入生に気を遣いながらも親の本心も覗かせます。

　「部員のひたむきさが胸を熱くさせてくれます」と今野顧問が１年生大会をエピソードに話します。新任の学校長に正確な名前を呼ばれるように努力もしましょう。

　新任なった多田保護者会長の初仕事が乾杯の音頭です。３年生が引退するまでの間が訓練期間です。参議院選挙とは何も関係はございません。

　‘フィールドを駆け抜ける風になれ！’の横断幕を脊に美味しそうにビールを飲んでいるのはタケシ君です。彼は１年先輩の今野顧問と、この横断幕と共に宮崎インターハイに臨んだのですから感慨一入でしょう。

　部員の自己紹介と決意表明が始ります。始めに２年生が１年生の範となり壇上に立ちます。１年経てばこの通り笑顔でもう堂々と余裕さえ感じます。

　次は新入生１６名です。始めからこのパホーマンスには期待が持てます。楽しみです。新入生が嫌われたのではないとは思いますが、女子マネジャーがいないのは寂しいものです。

　主力となる３年生の自己ＰＲです。髭のコウスケと可愛いナオヒロの下へ総力を結集しようとしてます。悔いの残らない戦いを願うばかりです。

　ＯＢ会の面々です。昼の現役敗戦にビールが少し苦いようです。しかし「料理は食べたし、ビールは飲んだし満足！満足！」と言ってる方も居られるようです。

　部員一同が壇上に立ち、遠藤副顧問そしてＯＢ先輩の激励を受けます。

　いよいよ恒例の千葉夫婦(メオト)エールですが、今夜は奥さん所用のため一人で激励します。上着を脱いで頑張りますがここでも「飛行機で海を渡りましょう！」と願望が先です。「私のエールはこれでおしまいです。次回からのエールを送る方はまず思いっきりやってみることです！」奥義を伝授することも忘れません。

　一本締めでコウヤのお父さんが中締めをします。今夜の会場は意識的に照度を落として何か出し物があるのかな～と思っていましたが何もありません。

　二次会場は打って変わって明るくなります。この笑顔を見てください。部員以上に保護者会の仲よしが眼に付きます。

　コウヤ、ヨシナオ、マツナガ、ケントらのお母さんから歓待されます。私は今日の昼には部員から若さを戴き、夜には若さと美しさを眼の保養にしてくれます。お年寄りを大切にしましょう！皆さんありがとう。今夜は寝言言わないように注意しなければ・・・・

県高校サッカーリーグ始まる・・・豹変して欲しいのは

　平成２２年度の県高校サッカーリーグ戦は平成２２年４月２４日(土)開幕しました。山形東は先週の１７日(土)に鶴岡東と初戦の予定でしたが、季節はずれの大雪により順延されます。花見も気にかかるのですが、取り敢えず会場の上山明新館高校を目指します。Ｒ１３号線に車を走らせていると大粒の雨が降りてきます。飯田の跨道橋を渡り終えたころ空が豹変します。フロントを白い粒が叩きつけます。‘雹片’です。目の前の道路は白一色と化します。オロオロと運転しながら会場入りします。

　初戦の相手は鶴岡工業です。開始１０分もしないうちに山形東は今季公式戦初ゴールを喜びます。「う～ん、チームも豹変したな！」期待を持てたのは前半のみです。後半に入るとカウンターからバックスの裏を取られて失点します。結果は２-３で敗れます。

　豹変して元気いいのが応援団です。声が大きく歯切れもよく昨季とはまるで様変わりです。太鼓の加入が力強い味方です。リズムがいいです。このリズム感はピッチの仲間にも真似て欲しいものです。頑張れ！頑張れ！始まったばかりこれからです。

東鳩会第６３回例会・・・クナイチョウ出身者を迎えて！

　東鳩会第６３回例会は平成２２年４月１９日(月)、例会会場みちのく亭で開かれました。漸く桜が咲いたと心弾ませ会場入りしますが、出席者少なく寂しいあり様です。そこにノリちゃんに連れられて、宮内町出身で埼玉在住のヤマミちゃんが顔を見せてくれます。この頭数では歓迎にならないと、ヤマミちゃん本人から会いたい会員に電話をしてもらいます。漸くメンツが揃います。

　「みんな相変わらず元気！」ヤマミちゃんの陽気な声の乾杯に、一同「元気！元気！」と杯を合わせます。「私、足具合悪いの。どうも腰からきているようだって」とノリちゃんが話します。これに応えてキクチ君が「人間が二足歩行になるに伴い脳が大きくなったが、腰に負担がかかるようになり、骨盤の角度も変わった。このため人間には難産がある。動物には産科医はいないよ！」と妙に含蓄のある話をします。

　ヤマミちゃんがハチヤ君に尋ねます。「社交ダンス今もやってるの？」「やってるよ。今夜もこれから集まりがあるんだ。だからここで失礼するよ。ごめん！］とハチヤ君が返します。続けて「ハチヤ君、サポーターしてる」「していないよ」「駄目よ！相手方は邪魔になるんだから、エチケットよ！」と大笑いしています。私が口を挟みます「大雪でモンテディオ山形の応援止めたよ。それでも14,000人のサポーターが埋め尽くしたよ」ヤマミちゃんとハチヤ君はニヤニヤ笑っているだけです。どうも話の中身が違うらしい。ハラチュウ君は理解しているのかな～

　「我々の時、宮内中から東高に8名が入学したのは開校以来と話題になったそうですね。ヤマミちゃん！」とチバちゃんが話を掛けます。「そうよ、そのうちの一人がわ・た・し！イシグロ君もそうよね！」「うん」イシグロ君はなぜか言葉少ないのです。「私も社会人になってからクナイチョウ（宮内町）に2年ほどお世話になりました」とキクチ君が懐かしがります。

　今夜の締めは‘盛そば’です。気候が良くなって桜か咲くころになればやっぱり盛そばに限ります。それに旬のふきのとうの天麩羅が付いています。
[出席者]蜂屋会長、中山副会長、千葉事務局長、高橋、菊地、原田、石黒の諸君と私

　話の続きを二次会場‘麻’にハラチュウ君がコーデネイトします。ハラチュウ君は社用でベトナムから昨日帰国して疲れているようです。でも遠来の客となれば商売人気質を発揮するのです。ヤマミちゃんは「遅くなってもいいのよ。今夜は‘梅の小路邸’泊りよ！」と澄まし顔です。

　私はノリちゃんに突然顔を近づけられます。そして「どうを！」と言うのですが、リアクションが分らずただ周章狼狽するだけです。「チバちゃんにも聞いたけど分かってくれないの」「ヤマミから今夜念入りに化粧してもらったのに、誰も気付いてくれないの！失礼しちゃうわ！」とノリちゃんは最後まで不満です。

サイタ サイタ サクラガサイタ！！

　平成２２年４月１９日(月)早朝、鳥海月山両所宮に参詣しました。桜の開花の遅れは異常な気候のせいとばかりに神に平穏を祈ります。ハイチの大地震、マチュピチュの大洪水、チリの大地震、アイスランドの火山噴火、中国青海省の大地震そして４月１７日の山形市の大雪と続くと通常の自然の振舞いではあるまい。地球の怒りをどうしたら鎮撫できるか、私には神頼みしかありません。

　「どうしたらいいの？」と狛犬に尋ねますが「あ」「うん」のつれない言葉が返るだけです。それでも桜は咲こうと目一杯蕾を膨らまします。

　一つ二つ綻んでいるようです。「愛してるよ！」と声を掛けたら、樹全体が赤らんだような気がします。

　南側の日当たりのよい樹木に目を凝らします。咲いてます。桜が咲いてます！！お待ちかねの桜です。午後から山形気象台は平年より二日、去年より八日遅れの桜開花を宣言します。

無粋な雪・・・春は何処へ行った！

　平成２２年４月１７日(土)未明からの雪が正午頃まで降り続きました。積雪は山形市で１９ｃｍと４月の積雪では過去最高だそうです。東京にも積雪があり、これは昭和４４年以来だそうです。私の４月の積雪の記憶は、昭和３１年高校入学式前にサッカー部の合宿入りした時と、平成８年４月１日長井に赴任する時のＲ348で遭遇した吹雪とがあります。４月の早くであれば‘春の淡雪’などと情緒的ですが、中頃を過ぎればいけません。野菜の値も高騰して生活に影響します。車も既に夏タイヤに代えてしまい、今日楽しみにしていたＪ１モンテディオ山形ＶＳ横浜の観戦を断念します。県高校リーグも中止の報が入ります。

　過日、春の到来を喜んだ水仙もこの通り無残な姿を晒します。現れる時期を間違えると雪も無粋を超えて嫌われものです。無粋はいけません。人間何時までも粋に生きたいものです。

　春が恋しくて鉢植えした三色すみれもこの通りです。自然は空気を読めないから困ったものです。春は何処へ行ったの？団子は食べたし桜はまだかいな～

春が来た！何処に来た！庭に来た～

　平成２２年４月１０日(土)漸く我家の庭に春が来ました。各地から桜の開花が知らされ、春を待ち焦がれていました。春はいいな～温度計は２１度を指しています。

　春の到来を我家に告げる庭の‘水仙’が咲きました。路傍の水仙の開花に遅れること２日です。待ってました！

　‘ヒマラヤ雪の下’と言うのだそうです。この花は水仙より１週間ほど前に咲いたのですが、春の花としては一寸地味です。

　‘山茶花’は貴重な花です。旧冬より咲き始め春の花にバトンを渡すまで、殺風景な冬に彩りを添いてくれます。来週は桜が春を実感させてくれるでしょう。

日向ぼっこ・・・開幕に向け始動！

　平成２２年４月４日(日)正午に近い頃電話が鳴ります。受話器の向こうから「川原で日向ぼっこしない？」と後藤報道局長の声です。山形東高馬見ヶ崎川サッカーグランドに向かいます。山形東高対山形大学が練習試合の熱戦中です。その傍らで後藤局長が笑顔で観戦しています。選手よりも開幕を待ち焦がれているようです。好天に映える遠くの白い山なみ、温い陽の光、澄んだ空気どれもこれも春を感じさせます。躍動するプレイを見ながらの日向ぼっこ。「ムニャ、ムニャ・・・」「寝むちゃだめですよ！今季の激励の言葉をお願いします」今野監督の声です。

　昨日(３日)モンテディオ山形VS広島戦今季ホーム初勝利の歓喜を味わいました。ホームの勝利は嬉しさ一入です。私は一緒に観戦していた高橋副知事に囁きます。「得点も入って欲しいけど、観客も入って欲しいな～」「そうだね！」選手が頑張ったこんな素晴らしい勝利の瞬間を７千余人の人しか共有できないなんて！