お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

桜開花速報・・・その四

2011年04月30日 13時34分20秒 | Weblog
 平成23年4月29日(金・祝)晴れのち曇り、時々俄雨と忙しい天気。今日は桜開花情報の調査を上山市にします。先ずは、エコーラインから県道上山蔵王公園線を経由して権現堂枝垂れ桜を目指します。

 道路に覆いかぶさるように現れたのが「権現堂しだれ桜」です。推定樹齢が500年だそうです。紅色系の花弁で晴れ着で着飾った様な優美さから「振袖桜」とも言われているそうです。

 「お見事!!」と権現堂公民館の敷地内に入ると、すかさずご婦人がお茶を振舞ってくれます。お茶碗の中には桜の花が入った桜茶です。桜を見て桜の味を楽しむ。風流を絵にかいたような気持ちになります。聞くところによれば、地域の方々の有志が保存会を作り管理しているそうです。

 湯茶の接待や案内も保存会の方々行ってるそうです。傍には遠慮勝ちに浄財箱が置いてあります。

 次は国道458号線沿いの浄光寺にお邪魔します。先の「権現堂の枝垂れ桜」比ぶれば小振りですが、寺院となると品格を感じます。

 別名「ガマ寺」とも呼ばれている浄土宗の寺院です。山門越しに見ると絵になるようです。

 上山城に足を運びます。「暫く!」と言う声に凝視すると、片桐秀夫先輩(山形東5回卒・サッカー部)が百歳になるという母親とその友達と一緒に花見を楽しんでします。雨が来そうです先を急ぎましょう。

 上山城の天守閣に登ります。眼下に見える大きな建屋が先ほど雨宿りしながら、団子、玉コンニャクを食べジュースを飲んだ「かかし茶屋」です。

 城の北側の眺望は月岡公園です。桜は今が見ごろと咲いていますが、俄雨は無粋です。
 肝っ玉お母さん!桜の風景は提供しますから、団子は自前にしてね! 

桜開花速報・・・その三

2011年04月26日 17時23分32秒 | Weblog
 平成23年4月26日(火)晴れたり曇ったり。山形市の桜の名所と言えば馬見ヶ崎川なしには語れません。川原のあちらこちらの桜を眺めながら、車を上流に向けて走らせます。 

 市民プール「ジャバ」で下車します。露店が出て平日にもかかわらず、親子連れなどで賑わっています。目に付いたのが御年寄です。(私もですけど・・・)老人介護施設のマイクロバスや車椅子仕様車で花見に来ているのです。介護施設の職員が手際よく老人を下ろし、草原にカーペットを敷き、お茶道具や温水ポットを運び花見と洒落込むのです。背景は千歳山と山形県庁です。

 川沿いに桜の回廊が続きます。3kmぐらい続くのかな~ここは中間地点です。

 ここは上流地点から中間地点を望んだところです。例年ライトアップられるのですが、今年は東日本大震災による電力事情に考慮して縮小したとか聞きます。

 身を乗り出すようにして迎えてくれるのは、平清水の平泉寺の紅枝垂桜です。

 詳しくは「千歳山清王院平泉寺」と号すのだそうです。質素な山門です。

 山門を潜ると紅枝垂桜がデ~ンと存在感を表します。これはと思い前後から撮ります。これは前です。

 そしてこれが後ろです。

 これが本堂です。ここにも「ころり観音」があると言うので探しますがこれぞというのが見つかりません。あまり探し回って泥棒と間違えられても困りますので、手当たり次第に手を合わせ拝頭します。

 「千歳山大日堂」です。行基自作の菩薩様を慈覚大師が祀ったと縁起にはあります。この辺では行基と慈覚大師は定番です。

 ここは「耕源寺」です。この石段を登るには相当の覚悟が必要です。心臓に相談しますが「止めておきなさい!」と言うので断念します。

 これはおまけです。耕源寺の土手にあった「カタクリ」です。

 最上三十三番の七番札所「岩波観音」の境内にあります枝垂れ桜です。同じ境内に石行寺があり、秋のもみじが綺麗です。

 天童の咲き具合は如何なものかと舞鶴山公園に参りますが、三分咲きぐらいです。それでは中山町の「お達磨の桜」どうだろうと踵を返しますが、途中行く先を失います。天童市高木地内を走行中「遠藤菓子舗」の看板を偶然に目にします。「これだ!」と飛び込みます。名物の『揚げまんじゅう』を買い求めます。「お達磨の桜」は綻び始めです。

 お達磨桜公園の主役ですが、花を咲かせないとただの老木です。車椅子の老人が施設職員から勧められ、微かに綻んだ桜を背景にし照れながら写真に収まっています。桜は日本人の心に深く根を下ろした精神文化なのです。
 帰宅すると、遠藤菓子舗の『揚げまんじゅう』をお茶請けに三時にします。「一本杉菓子店の『揚げまんじゅう』より、ふた周りも大きく食べ応え有るどれ!」やっぱり花より団子で締めます。

桜開花速報・・・その二

2011年04月25日 14時59分57秒 | Weblog
 平成23年4月25日(日)曇・雨ポツリ。山形市の桜の名所霞城公園に足を向けます。「霞が城」と呼ばれたこの城は1,356年斯波兼頼(最上家初代)が築城したと伝えられます。新制教育前の第五国民学校の校歌にも♪霞が城の東(ヒンガシ)に立てり我が校厳かに 西に聳ゆる月山の雪より白い心持て~と歌われる山形のシンボルです。終戦後には城内に陸軍32歩兵連隊の老朽兵舎が残り今の面影はありません。第五小学校の校歌も♪緑の龍山仰ぐたび 希望が胸に湧いてくる~と変わります。観桜にこんな話は野暮ですね。次に行きましょう。 

 公園の東北の土塁の桜です。雨がポツリと来ます。「春雨じゃ濡れて行こう」洒落てみます。

 東日本大震災により不通になっていた奥羽本線が日常に戻ったようです。桜の時季はライトアップに合わせて電車が徐行してくれるんですが、今年はどうかな?

 「桜に白壁いいですね~」ここが人気のスポットです。この二の丸東大手門は1991年(平成3年)復元されたものです。

 桜は濠の水を飲むかのような樹形をしていますが、水が以前より濁りを増しています。昔は地下水が湧水していたんですけどね~いまは御殿堰の流入だけかな~後ろに聳える箱は山形で一番高いビル霞城セントラルです。

 濠に飛び込みそうな桜いいでしょう。約1,500本の桜が植生してますが、9割以上がソメイヨシノです。雨は上がっています。

 満開ですね。桜と桜の中を電車が通る。これが本当の「花電車}です。奥に見える三角屋根は山形美術館です。

 本丸ですが、山形城は平城なので高層の館はないようです。まだ工事中なのかな?芳しき桜の香りを楽しみ、満足して家路に着きます。「忘れてた!花より団子を!」「家に帰って昼食にしましょう」

Jリーグ再開・・・いつもの日常はまだかな?

2011年04月24日 16時06分02秒 | Weblog
 東日本大震災のため中断されていましたJリーグが昨日再開され、平成23年4月24日(日)今季初のホームゲームがNDスタジアムで繰り広げられました。「再開」と入力したら「最下位」と変換されます。幾ら器械が相手でも気分のいいものではありません。

 今季初のホームゲームはモンテディオ山形対セレッソ大阪です。押され気味の試合でしたが、相手の敵失に助けられ引き分けに持ち込みます。パスの不正確、一対一の競り合い負けを何とか運動量でカバーしているようです。それが山形の惹句「粘強(ネッヅク)」かもしれません。

 ホーム初とあって吉村知事が応援に駆け付けます。ハーフタイムを利用して「温かくて美味しいは当たり前、冷めても美味しいそして翌日になってもまだ美味しい‘つや姫’で~す」と宣伝を忘れません。「セレッソ大阪の応援団の皆さん!是非食べてね~」と駄目を押します。
 本日の入場者は8,500余人と聞いて一寸寂しい気がします。少なくとも1万人は入って欲しいものです。まだ、非日常なのでしょうか?

桜開花速報・・・その一

2011年04月23日 13時51分31秒 | Weblog
 平成23年4月23日(土)小雨。山形市に18日桜開花宣言がなされてから6日になります。19日には雪が降り今年は花持ちがいいとのんびりしていたら、開花は迅速にやって来ます。

 近くの鳥海月山両所宮へ開花状況を調査に行きます。幣拝殿を望む桜は八分咲きぐらいだろうか?枝垂れ桜は咲き始めたばかりです。本神社の縁起は八幡太郎義家が前九年の役に際し、山形県・吹浦ある鳥海山大物忌神社に戦勝祈願したところ奥羽平定が叶ったため、神恩に報いるため当地に創建されたと言われます。
 よく見ると狛犬の表情も緩んで見えるようです。嘘です!

 南の道路に面した桜は日当たりもよいせいか、もう満開に近い咲き具合です。突然「センパ~イ!」とバギー車で現れ出でたのが、山形東高サッカー部OBの ゴトーセイイチくんです。明日投票の市議会選挙の最後の追い込みです。

 神池に映る枝垂れ桜が見事なのですがまだ早いようです。この池には片目の鯉が棲んでいて、後三年の役の武将の身代わりになったと言うのです。また、ここを住まいにしているオシドリも有名です。それに、昔、山形市に在った日本飛行機株式会社が祀っていた日飛神社が、山形西高の校庭を経てここに鎮座しています。
 柏餅、ゆべしを買い求め小雨の中を家路に急ぎます。

東鳩会第74回月例会・・・二か月のご無沙汰!

2011年04月20日 14時08分01秒 | Weblog
 東鳩会第74回月例会は平成23年4月19日(火)、みちのく亭月例会場で震災の休会から二カ月ぶりに開催しました。昨日の陽気に桜の開花宣言がなされましたが、今日は昨日と打って変っての寒さです。花冷えによって満開の日を週末に合わせる自然の思し召しかな~「いや~寒い!家を出たら雪よ」と襟を立てて飛び込んで来たのはハチヤくんです。「あたまっべ!」とミサワくんが焼酎を差し入れてくれます。私はイチローくん編集の「東鳩会メール交換日記」を増刷して回覧に供します。

 関東在住の東鳩会会員も励まし合って社会経済に貢献しようとしてます。「これなら俺だもできるな!」今夜の出席者は少ないが、ヤッサンとヨシアキくんがいれば話の尽きることはありません。

 「おお!お前、俺の親父をなして知ってんの?」シガくんを指さすのはヨシアキくんです。「陣場に勤めった頃、お前の親父、あの辺のボスだけどれ!やんだくても付合わんなね時あるっだず」「アチャ!」学生時代エースのシガくんはボールを茶筅に持ち替えて、只今大活躍です。

 「お前だ、山形市の町衆の定義って知っているか!旧県庁前通りで旧県庁から光禅寺までを言うので、オオウチくん、ヨシアキくんお前だは在郷衆なの」と言うのはハチヤくんです。「町衆だからって特別のことはあんまい!おらほの村など昔飛び級制度があったんだよ。だから他人より一年早く小学校に入学した我が会員もいるよ。そうして在郷は良き人材を養成したんだな~」と反論するのはオオウチくんです。チバちゃんがやおら話します。「今年の東鳩会総会は‘もみじ公園’でシガ君のお点前をいただてからというのはどうだろう。日にちは11月19日(土)ではどうかな」

 ヨシアキくんが手ぶりよく話をしてますが中身が分かりません。イシグロくんも相槌の間が取れません。それでも今年も‘さくらんぼ’を差し入れるよという言葉はしっかり聞き洩らしません。ヤッさんが酒を注文しているようです。

 ちょっと誰かと似たスタイルです。「あっ!蓮舫だ」蓮舫はノリちゃんの盗作かな?
 損害保険会社に聞くところによれば、山形の地震保険加入率は非常に低いそうです。企業はそういう所に目を向けないのかな?自動車部品工場をここ山形に立地しないのかな。災害の少ないうえに住んでる人が勤勉とくれば申し分ないと思うよ。セールスしてはどうかな。知事様!

 今夜の締めは‘もりそば’です。「それ!行くぞ!よ~い 始め!」

 「ど~です。この通り、お見事!」凄いでしょう。「この食べっぷりの好さ」まだまだ若さを示してくれます。今夜も合鴨、筍汁、天麩羅それに胡瓜漬けを肴に、満足しました。これから桜を愛で散財してください。復興のためにも!それにしても、ヨーコちゃん、ヨネちゃん、カズちゃん余震の震源が南へと移動しているのが気にかかります。
[出席者]蜂屋会長、中山副会長、千葉事務局長、志賀、大内、伊藤(光)、田中、三澤、朝倉(良)、石黒の諸君と私。

北国に春がやって参りました!

2011年04月16日 13時28分40秒 | Weblog
 平成23年4月15日(金)ドスンと重いメールがイチローくんから送られてきました。イチローくんと言っても大リーグや政治家とはちゃいます。東鳩会のイチローくんです。中身は一大長編のメール交換日記です。関東在住の東鳩会会員が東日本大震災の被害の大きさに驚き、老骨に鞭を打ち復興の一助になろうと、絆を深め合うそれはそれは心温まる物語です。「自粛自粛」と言っていたら前には進めません。我らがやれるのは好きなゴルフをやり、季節行事の花見をやり経済社会を活発にする潤滑油でありたいというのです。そして‘盛春’を楽しみましょうというのです。私も一日も早い日常を願っていますので賛成ですが、私は「貧乏稲荷神社です」即ち「鳥居(取り得)がないのです」ゴルフ、スキーができないのです。出来ることは酒を飲んで相槌を打つぐらいなものです。「たぐひなき花をし枝に咲かすれば桜に並ぶ木ぞなかりける」と西行が桜以上の樹がないと言っておりますし、厳しい冬を耐えた北国の人はより一層の思いを胸にします。来週は山形でも桜の開花宣言が聞けそうです。19日の東鳩会第74回月例会が楽しみです。それにしても、この国難に足の引っ張り合いをしている政治家にはウンザリです。

 山形市馬見ヶ崎町の街路樹白木蓮が綻び始めます。北国に春がやって参りました。山形新幹線が不通だったから5日も遅れたのかな~

 昨年から植え付けした我家のパンジーとビオラです。

 我が庭の水仙が昨年より6日遅れて咲きます。
 
 ヒマラヤユキノシタですが、いつ咲いたのかそっと咲きます。 

 「シー!」内緒で私の小さな恋人を紹介します。近所に住む「ココハチャン」です。会えば必ず身体を二つに折って丁寧な挨拶をしてくれます。それから駆け寄って来てタッチしてくれるのです。私は円らな瞳に見つめられるともうメロメロです。片思いだけど癒されます。

山形県高校リーグ始まる!・・・平生に戻ろう

2011年04月10日 14時29分59秒 | Weblog
 山形県高校リーグは平成23年4月9日(土)開幕しました。1部リーグに属する山形東は天童第2グランドで山形城北と対戦します。春の県外遠征を震災のため中止しただけに、水を得た魚のように伸び伸びとプレイを楽しみます。平生に戻って一日も早い復興を願わずには居られません。

 しかし、疲れます。冬場の走り込みが足りなかったかな~傍らで山形東サッカー部OBタンノ君(33回卒)が熱心に観戦しております。「今日は如何なることや?」と尋ねしところ「私の息子がサッカー部にお世話になることになります。今ピッチに立ってます」と答えます。イマノ監督がかってない品位の高いアドバイスを授けます。

 前後半1つづつゴールを奪い、2-0の勝利に満足のようです。これから少しづつ修正しながら、総体、選手権へと標準を合わせていかなければなりません。

 初戦を勝利で飾ったことにセイノOB会長はご満悦のようです。「シマヌキの切り替えしが良かった。カルにトラップが身に着けば一流だな~」と監督が言ってます。新入生の10名以上の入部予定者もありと聞いて今年も楽しめそうです。
 第2節は4月16日(土)東海大山形と天童第2グランドで15時30分のキックオフです。

 今日はサンザン違います。サザンカ、山茶花です。どうしたことか今が旬です。春の来ない冬はありません

無事です!!・・・仙台東鳩会

2011年04月07日 13時37分52秒 | Weblog
 平成23年4月6日(水)昼下がり、陽だまりの中で親子の会話する姿がありました。「一年生になったら・・・」なんて言ってるんでしょう。こんな日常が一日も早く被災地に訪れることを祈っています。

 震災後はいろいろご苦労されたようですが、仙台東鳩会の菊地和彦、中村惠江、松田泰二郎、工藤俊雄、小関五朗、西村典恭、宝沢光紀の諸君が無事の旨、須藤豊君から連絡がありました。

サッカーできる幸せ!

2011年04月02日 17時03分25秒 | Weblog
 平成23年4月2日(日)晴。今日は朝から太陽がほほ笑み春を実感させます。震災や原発事故の暗く重い気持ちを払拭しようと馬畔の河川敷グランドに出掛けます。山形東高と寒河江工業高がサッカーの練習試合を楽しんでおります。山形東高の顧問はイマノ君、寒河江工業高の顧問はアキラ君です。両君とも山形東高サッカー部OBの先輩後輩です。サッカーできる幸せを感じているようです。後藤報道局長のシャッターにも力が入ります。東北サッカー協会はこの緊急事態が落ち着くまで活動を停止することにしております。  

 よねちゃん!ツイッター見たら怖くなります。無知も楽しく活きるための術かもしれません。
 肝っ玉母ちゃん!或時は「大丈夫さま」またある時は「後輩の前で冷や汗拭く会長、ピッチで笛を吹く会長」今は「腹快調」を名乗っています。
 復興に向けて前へ進むには、桜を愛でるこれまでの日常に戻りたいものです。