お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

東鳩会第96回月例会

2013年05月20日 13時08分28秒 | Weblog

 東鳩会第96回月例会は平成25年5月19日(日)、例会場‘みちのく亭’で開かれました。爺さんは所用があって欠席しました。

 チバちゃんから「二組の当番月なので多くの出席者を期待してたのに!」のコメントが付いて写真が届きました。

 「今月参加者少ないのはどうしたんだろう?」「寂しさを酒で紛らわすのは悪い癖よ!ノリちゃん」「ウーロン茶です!」

 「遠慮しないでどんどん食べてね」「俺もどんどん飲むから!」とエツゾーくんが意気込みます。コイチロちゃんは隣席の飲み物に合わせて飲物を選択しているようです。「いつも紳士だな~」

 「俺、この皿全部食べていいのかな~」「あなた!はしたないわよ~」と遠くから天の声がかかります。ヤッさんは聞き手がいないせいか寂しそうです。

 皆さん料理を持て余しているようです。来月は賑やかになるように祈りながら、おやすみなさ~い!

[出席者]中山副会長、千葉事務局長、伊藤(光)事務局次長、中村(た)、田中、中村(能)、大田の皆さん


シバサクラロードからつつじまつりへ

2013年05月19日 16時43分24秒 | Weblog

 平成25年5月19日(日)曇り。先日山寺詣での際、忘れていたシバサクラロードを山形市立谷川に尋ねました。

 一人で始めたシバサクラの植え付けが、今や多くのボランティアがお手伝いしてこのように整備されたそうです。「偉いな~頭が下がります」

 広域農道大森トンネルを北に抜けると直ぐの立谷川右岸に広がります。

 傍には自転車ロードがつななり散策にはもってこいの場所です。この空間がシバサクラで埋め尽くされた絨毯は壮観だろうな~

 そばに咲く可憐な山桜は初夏を謳歌しています。大きくなった並木が楽しみです。帰宅するには時間に余裕があるので、天童市の舞鶴山へ梯子します。

 先ずは、建勲(タケイサオ)神社へ参拝します。御祭神は織田信長だそうです。信長の二男信雄(ノブカツ)に始まった天童織田家は明治維新の際、官軍に味方した功績により藩祖信長へ建勲神(タケシイサオノカミ)の神号を賜り、建勲神社として祭られたそうです。

 堂宇の中は鎧や太刀が眼に止まります。酒も豪傑だったようです。

 只今つつじ祭りでライトアップもしているそうです。安藤広重の天童織田藩援助のいわれが記されています。

 樹齢二百年の老い松と1万本のつつじが生い茂る荘厳な神苑です。白つつじの開花はまだ早いようです。

 宮司よりモロコシをお茶請けに抹茶が勧められます。久し振りの感触に「旨い!」と声にします。よく話したら河上神社の氏子総代をしていた折にお世話になった方と知ります。

 疲れたのか甘味が欲しくなります。大通りを離れ、対向車にも気遣うような道を進むと竹竿の先に架けられた‘腰掛庵’の小さな旗を見つけます。暖簾を潜ると本日はおしまいです。持ち帰りの‘わらびもち’を求め、家で賞味します。甘味がけだるさを払拭してくれます。

 


初夏はいいな~

2013年05月18日 12時50分42秒 | Weblog

 平成25年5月18日(土)晴れ、気温24℃。爽やかな五月晴れに新緑が色を増し、庭の草花も春から夏への移ろいを見せます。

 赤いつつじに白いつつじが続いて咲き初夏を思わせます。緑に包まれる‘初夏’はいいな~

 薄桃色の可憐な草花です。

 手前が‘タイツリソウ’で正式名称はケマンソウだそうです。奥は‘ツボサンゴ’です。

 花形が機織りに使う糸巻き(苧環)に似ていることから‘オダマキ’と言うのだそうです。

 ‘ハナビシソウ’は初夏よりも熱い真夏に似合いそうな花です。

 赤の‘シバサクラ’です。ハナツメクサという和名もあるようです。

 これは白のシバサクラです。シバサクラは雑草隠しの役目も担ってくれます。

 こんな可愛い花形のシバサクラもあるようですね。素晴らしい天候の下、花を観ながらの食べ物は何が似合うかな~


山寺立石寺に詣でる・・・50年に1度の御開帳

2013年05月15日 14時53分24秒 | Weblog

 平成25年5月13日(月)晴れのちに俄雨、気温29.1℃。初夏の陽光を浴びながら山寺立石寺根本中堂へ詣でました。宝珠山立石寺は今から1千百余年前の貞観2年(西暦860年)12月、第56代清和天皇の勅命をうけて天台宗第三祖の慈覚大師円仁により、初めて開かれたお山だそうです。

 5月一杯御本尊薬師如来の50年に1度の御開帳とあって連休は大層混雑していたので、休日を外してきたのですが参詣客が参道の石段まであふれています。

 行列に並びながら振り返ると、立谷川対岸の新緑に埋もれるようにして桜が今を盛りと咲いています。

 この通りの行列です。皆さん限定行事には弱いようです。お線香をあげ拝観のスタンバイをします。 

 お子さんを連れた若いお母さんが眼に付きます。狭い堂宇の暑さも‘行’と思って我慢します。拝観料一人500円、この人数だから×? 直ぐに卑しい心が現れます。

 薬壺を握りしめた薬師如来像とは初めての対面であり、かつ最後の対面でもありますので、正座の上深く頭を垂れこれからの安寧をお願いします。傳教大師さまのおことば「おこしがたくして忘れ易きはこれ善心なり」を肝に銘じます。

 つもり違い十訓「高いつもりで低いのが教養 弱いつもりで強いのが我」こんなに歳を重ねても、いずれも耳の痛い言葉です。

 「入山する方!元気を付ける‘力コンニャク’だよ~」との売り声と香ばしい匂いの誘惑に負け食します。

 ここが奥の院へと続く登山口です。でも体力に自信がありませんので、入山は遠慮します。

 立石寺本坊へ至る前に立派な門があります。扁額を見ると‘抜苦門’と記してありますので、潜ると苦しみが抜けると勝手に解釈します。

 抜苦門を潜ると托鉢から水を吹く‘十六羅漢那伽犀那尊者’像が鎮座しております。お釈迦様の弟子にして甘露の法水に手を触れれば、厄除けと知恵を授かると言うのです。この暑さに頭からかぶりたくなります。

 対岸から山寺全山を眺めます。眩しい緑の中に五大堂、開山堂を観るは一幅の絵巻です。

 腹をすかして‘山寺 風雅の国’の昼食にありつきます。御開帳を記念する特別献立‘華膳’が供されます。「冷たい麦茶が旨かったな~」「腹が落ち着いたところで帰るか~待てよ!ここまで来たら‘慈恩寺秘仏展’を梯子しよう~」

 と言うことで‘慈恩寺秘仏展’へ足を運びます。三重塔内の大日如来を拝観します。

 山門です。

 本山慈恩寺本堂です。奈良時代に聖武天皇の勅命によって開祖されたと伝えられている古刹です。昔はムササビの飛ぶ寺として名をはせたことがあります。

 十二支をいただいた不動明王へお祈りしますが、沢山の仏像に頭がこんがらかってきます。「あっ!雨だ!」直ぐに現実に戻り家路に付きます。

 


おやぐっさんのお祭り・・・植木市

2013年05月09日 15時02分24秒 | Weblog

 平成25年5月8日(水)晴れ。好天に誘われて散歩がてら‘おやぐっさんのお祭り’(お薬師様を幼少のころより‘おやぐっさん’と呼んでいます)へ出掛けました。お祭りは8日から10日までの三日間で今では‘日本三大植木市’として有名になっています。

 一本百数十万円と言う植木が並んでいます。そんな植木を購入する方のご尊顔を一度は拝したいとかねてより思っていますが、未だお目に掛かっておりません。「こんちわ!ご苦労さん」下校する児童の交通指導をしておりますイサオちゃんに敬意を表します。黄色い帽子に黄色の旗が板に付いています。一寸失礼して暫し立ち話をして別れます。少し歩いて「お茶飲んでけ~」とカンジくんから声がかかります。折角ですので下世話の話をしながらお茶をいただきます。

 ‘おやぐっさんのお祭り’は釈迦の誕生日を祝う灌仏会である‘旧の花祭り’でもあります。釈迦像に甘茶を掛けこれからの健康をお願いします。

 今日は平日なのに初日のせいか薬師堂への参詣客が込み合っております。ここは遙拝で御免させていただきます。

 露店の裏に同じような四つの工作物が並んでいます。現在架け換え中の馬見ヶ崎川橋の橋頭で、新橋の完成後はその橋頭を飾るのだそうです。これまでの橋は橋頭に昭和8年12月とある様に今から80年前木橋からコンクリート橋に架け換えられたものです。

 露店の中に金魚屋さんを見つけて昔を懐かしみます。馬見ヶ崎川橋の架け替えに合わせた道路の拡幅も歩道はできたようです。昔、授業中に聞いたジンタの音楽がない物足りなさを感じながら、家路へ向かいます。


名残りの桜を探し求めて・・・

2013年05月07日 17時07分25秒 | Weblog

 平成25年5月6日(月・振替)晴れのち曇り一時俄雨。昨日は端午の節句で二十四節気の立夏でした。今日は大型連休の終わりの日とかまびすしい巷ですが、畢生休日の私には関わりはありません。それよりも、4月23日に花巡りをした時まだ開花してなかった上山・小倉の長龍寺の枝垂れ桜が気に掛かります。

 気温の上がるのを待って出掛けます。咲いていました‘長龍寺の枝垂れ桜’散り始めておりましたが、二つの樹木が春の艶やかさを残しててくれます。

 小さい境内ですが、覆いかぶさる様な桜に圧倒されます。地蔵さまも感嘆したのか直立不動です。

 ここの桜だけを見ての帰りは勿体ないな~と、山形市野草園に寄ります。

 野草園で最初に出迎えてくれたのが‘カタクリ’です。

 可憐に咲いているのは‘シラネアオイ’です。白色は高価だと言いますが、一所懸命に咲いている花へ値段を付けるのは失礼です。

 吉林の庭。ここにも可愛い枝垂れ桜があります。

 4月の早い時期に咲く‘ザゼンソウ’が名残りを留めててくれます。

 ♫‘ミズバショウ’の花が咲いている 夢見て咲いている~葉がホケて最盛期を過ぎたようです。

 いいでしょ!大平沼越えの桜。

 野草園が誇る‘オオヤマザクラ’です。今年はこれで桜の見納めです。渇いたのどをアイスクリームで潤し家路に着きます。

 帰りは石行寺そばの‘やまぶきロード’を眺めながら帰ります。地区民が手入れをしているのだそうです。羨ましいコミニテーです。

 誰が演出しているのでしょうね!雨が降ってきます。大田道灌の逸話「七飯八重 花は咲けども山吹の みひとつだに なきぞかなしき」(後拾遺)を思い浮かべます。