お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

立石寺根本中堂特別御開扉・・・お礼参り

2013年10月23日 16時36分31秒 | Weblog

 平成25年10月23日(水)霜降 晴れのち曇り。立石寺根本中堂 御本尊薬師如来 特別御開扉が平成25年10月26日(日)~10月26日(土)までと聞いて、嬶様が山寺へお礼参りに行くというので同行します。どんなお願いした御礼か?5月の御開帳と御開扉がどう違うのか?知る由もございません。

 昨日の雨が嘘のように青空を背に天狗岩が雄々しく迎えてくれます。もみじはまだ早いようです。

 根本中堂の登り口は御開帳の時と違い閑散としています。

 石段を登りきると参拝者で賑わっています。

 先ずは、線香を手向け本堂へと足を進めます。線香の煙を浴びると厄を落とすと申しますが、燻製にならぬ様ほどほどにします。

 御本尊の薬師如来に手厚く参拝し、脇侍の文殊天と毘沙門天にお眼通りをいただき、法灯を仰ぎみて根本中堂を退出します。小学生のお目当ては文殊天のようです。

 山形市金井小学校の二年生だそうです。文殊様の御利益に次にいただく通知箋が楽しみです。

 このお地蔵さまとは初の御対面です。「気付かなかったな~」と傍の看板の墨書を見ると‘橋殿’(?)と記され、地蔵さまの頭を撫でると知恵がつくというのです。今から付くのは悪知恵だけなので「認知症にならないように」と頭を撫でます。

 御神木の大イチョウは慈覚大師のお手植えと伝えられています。860年の開山ですから樹齢1100年以上ということになります。

 

  帰り道は長い石段から始まります。年寄りは下りの階段は気をつけなさいと言われています。

 ソロリ、ソロリと足元を確かめて下ります。下り終えたところに‘煩悩の数108’の標識です。石段の数?下るのに精いっぱいで数える余裕など持ち合わせありません。

 一仕事を終えお菓子屋さん‘商正堂’を覗きます。小腹がへっているので涎をこらえられず、セルフサービスのお茶をいただきながら‘ふ餅’と‘揚げまんじゅう’を御馳走になります。ふ餅は大きな胡桃の実が入って食べ応えがあり、今日の昼食と代わります。ふ餅は‘がんづき’とも呼ぶそうです。

 山寺駅前の老舗山寺ホテルは宿泊業を廃業し、展示場になってるようです。時代の流れでしょうが保存したい建物です。

 山寺からの帰り天童市舞鶴山ふもとの狭い通りを進み‘腰掛庵’に立ち寄ります。お目当ての‘醸まん’は既に売り切れです。

  120年前に建てられた蔵座敷で‘栗名月’と‘わらびもち’を抹茶うけにいただきます。嬶様からの今日のご褒美です。我慢できず栗名月をフライングしてしまいます。今日は心地よい疲れに甘味をいただき、満足満足の一日です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿