鳥海月山両所宮恒例の節分祭は平成26年2月3日(月)、当神社境内で福を求める多くの人々を前に行われました。温かい気温にも背中を押され‘福’を授かり、‘春’を迎えに出掛けます。
赤鬼と青鬼が出迎えてくれる手厚いサービスです。それともお賽銭の催促かな?(なんちゅうことをこの罰あたり目がー)
今年も吉村知事が参加し、カメラを相手にポーズをとってくれます。「絣のモンペ姿も似合うし、知事は何着ても似合うね~」と称賛します。知事の先導役を務めていたのが氏子 コマツくん(東照会)です。
年男年女始め豆まきする人が舞台に揃います。「豆は4,000個を準備しています。多く取れた方はとれなかった人に福を分けてください。福を分けることによってまた福が授かりま~す」のアナウンスがあります。
境内に参集の皆さんの穢れを除くお祓いです。年々人出が多くなっているようで、神主の腕の振りにも力が入っているようです。豆撒く人は今か今かと気合が漲っております。
「福は~内、福は~内、鬼も~内、鬼も~内」と豆が撒かれます。分かち合いの話はどこえやら、鬼は人そのものであったことを実感します。「この大きな手で福がつかめるといいね~」
足許に転がってきた豆袋一つを手にします。4,000分の1だから宝くじより確率高きに満足して、また来年の楽しみとします。
夕餉の食卓には恵方巻きと春告魚(にしん)が上がっています。暦の上では明日から春です。春の言葉を聞くと浮き浮きするから不思議です。もう何処かに春が生まれているのでしょうね!