お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

山形東高体育部OB会総会・懇親会

2014年02月03日 11時01分04秒 | Weblog

 山形東高第59回体育部OB会総会・懇親会は平成26年2月2日(日)、県内外から多くのOB・関係者が山形グランドホテルへ参集し盛大に開かれました。

 誰が何を言おうと立春を2日後に控えた2月2日は‘山形東高体育部OB会’なのです。昨年は大雪に見舞われ当番幹事部の奮闘ぶりが目立ちましたが、今年は雨です。寒の内の雨は慶事の兆しと言われますので幸先がよろしいようです。

 総会は茂木会長を議長に議事が進められ、平成25年度決算、平成26年度予算などが承認されます。学生時代から鍛えし‘空気を読む力’は流石体育会系です。

 現役応援団の応援が披露され、懇親会の幕開けです。チアリーダーは華やかですが太鼓担当は重労働です。

 現役吹奏楽部の演奏により校歌を斉唱します。♫羽前の三山 虚空を凌ぐ 偉大姿は 無言の教え~

 茂木体育部OB会長が、この度スポーツ振興21世紀協会理事長に就任したバスケットボール部OB の細谷知行副知事を紹介しながら,主催者挨拶をします。

 茂木会長から佐竹学校長へ現役体育部強化費が贈呈されます。熨斗袋を如何にも重そうに持つ佐竹学校長はなかなかの演技派です。

 「47インターハイ山形大会では主役の学年でしたが主役になれませんでした。しかし、べにばな国体の時本校のサッカー部監督としてインターハイ宮崎大会に出場する主役にしていただきました。今年は創立130周年です。是非、体育部の活躍を期待したいものです」と佐竹学校長が挨拶をします。

 「合宿と称してやった飲酒がバレ、謹慎を受けたこともあったな~学生時代の今ではいい思い出です」と来賓を代表して浜田同窓会長が挨拶をします。 

 体育部OB会功労者表彰は、茂木会長から受賞者を代表して遠藤英則先輩(野球部・7回卒)へ表彰状と記念のメタルが授与されます。

 体育部OB会功労賞受賞者23名を代表して、遠藤先輩が挨拶を述べます。

 テニス部OB会長 梅津陽一郎君が本OB会入会の挨拶をします。「育てていただき漸くOB会を結成し、本会への仲間入りができました。茂木会長とは小売りと蔵元のお付き合いもあり、今後ともよろしくお願いします」会場に拍手が沸きます。

 いよいよ乾杯です。乾杯のご発声は当番幹事バスケットボール部OBの榎森伊兵衛大先輩が務めます。

 サッカー部のテーブルです。グランドでの猛者もすっかり大人しくなりました。酒もあまり進みません。

 食べ物もあまり進みません。「あ~ここは年寄り先輩の席なんだー」

 ここではノリオくんが異彩を放ちます。好きなサッカーを断たれ、気力体内に充満し、今にも張り裂けそうです。それに比べ、ビールを頂くアキヒロ社長の穏やかな顔。

 こちらは若い先輩、勉強不足で名前が分かりません。「イマノ監督詫びのお酌かな?」

 食糧確保、この機敏さと図々しさがあれば一朝有事何があっても驚かないね。「折箱は用意してないよ!」

 漸くエンジンがかかってきたようです。「この省エネ時代効率悪い人はお払い箱になりかねませんぞ!」

 「おーい、写真、写真!」「俺、ツーショット専属写真班?」「健康にカンパ~イ。元気にカンパ~イ!」

 「イマノくん、俺どサッカー部監督代わってみねが!」と佐竹校長。「俺、校長の代わりできねっす!」とイマノくん。「んだら俺ど代わっか!」とノリオくんも参入します。

 真剣な表情に小耳を挟みます。「あの小母ちゃん知ってっべ~」「うん、知ってる、知ってる」ヨシヒロ先輩とゲンコー先輩が先祖の血のつながりを確認します。

 フェンシェング部中村辰彦先輩が次期当番幹事を代表して挨拶をします。「やれやれ、俺の役目を無事終えたな~」と茂木会長と佐竹学校長の安堵の笑顔です。

 応援団による応援歌‘おお勝利’斉唱です。その前にと、大先輩んのセレモニーがあります。「センパイ見えません!」

 若手OB による応援団による応援歌‘おお勝利’斉唱です。応援団の壇上に女性が登壇するようになっています。

 株の売買違います。賛否を問うてるのとも違います。今夜の締め‘万歳三唱’です。バレーボールOB の浅井慶一大先輩が音頭をとります。

 サッカー部OBは二次会場‘みちのくの味やまがた’へ席を移します。夜が更けるにつれ弁が立つようになります。

 「お前まだタバコなどすってんの。時代遅れだな~」「他人を煙に巻く小道具よ!」

 「本当に監督代わらねが~」「二人仲良くってないべがね~」

 「先輩!エッ位飲んだんねがよ~」「そんなに心配してくれてありがとう!まだ大丈夫!」「足許不如意で転んで怪我されたら家人に申し訳ないからよ!車呼ぶよ!」皆に迷惑かけながら年老いて行くんですね。「良き後輩を持って幸せ。ありがとう!」後ろ髪を引かれながらも家路に着きます。「ああ、暫く振りに楽しいひと時を過ごしたな~」