575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

令和の歌会始  麗

2020年01月16日 | Weblog
先ほどテレビで今年の皇居での歌会始を見ました。
今年のお題は「望」。ここ数年私も応募していたのですが、今回は知らぬ間に締め切りを過ぎていました。

最年少、17歳。高校3年生の歌。

 助手席で進路希望を話す時母は静かにラジオを消した

いいですね~。瑞々しい感性です。制服姿で歌会始に出席。車内の様子が目に浮かびます。明後日はセンター試験。ぜひともがんばって実力を発揮できますように。

私が好きだった歌は、山形県の校長先生の歌。

 それぞれに月傾けて子どもらは墨くろぐろと「望」の字を書く

最初「月傾けて」とは?と思いましたが、「望」の字の中に「月」がいました!!
子どもたちのそれぞれの傾きがほほえましく見えるようでした。

歌会始で新年の祝賀行事は終わるそうです。私たちの初句会は来週ですね。
そろそろ作らないといけません。お題は
「寒夜」です。





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春寒の 潜む文読む 紀尾井坂 <殿>

2020年01月16日 | Weblog


紀尾井坂。
千代田区の清水谷から喰違見附までのゆるやかな坂。
紀州徳川家、尾張徳川家、井伊彦根家。
3つの藩邸の頭文字からつけられた呼称。
紀尾井坂下の清水公園<大久保利通邸跡>で手紙を開きます。
時候の挨拶から結びまで春の寒さが潜んでいる感。
ちなみに紀尾井坂は八重桜の名所。
桜の季節を待つ陽光に包まれる午後。
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