575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

街中なれど空地いつしか芒原  静荷

2020年01月12日 | Weblog


バブルがはじけてからでしょうか。
町内のあちこちに空地が目立つようになったのは。
さらに時が経ちました。
いまは空き家や更地はとくにめずらしくありません。

更地には、最初はセイタカアワダチソウが繁殖。
芒を滅ぼす外来種と騒がれました。
さらに時が過ぎ、アワダチソウが少なくなり芒原が復活。
自然には自然の摂理があるようです。

散歩から生まれた一句です。
街中なれど、は少し理屈が先行している気もします。

  街中に空地いつしか芒原

でどうでしょう?遅足
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蝋梅や 友の背かなた 声ぞ聴く <殿>

2020年01月12日 | Weblog


蝋梅は強く甘い香り。
蝋梅を教えてくれた友は海外へ移住。

去ってゆく友の背。
友の声が聴こえます。
そんな心の風景。
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