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旅行 社寺

九州旅行 富貴寺

2013-01-22 17:49:16 | 旅行
2013.01.15 10:05 富貴(ふき)寺到着する。六郷満山 奈良時代から平安時代にかけて、

      国東半島に広がる六つの里(六郷)では多くの寺院が建立され神仏習合の

      信仰文化が花開いた。



  国東半島地図







  富貴寺は六郷満山の寺院群の一つです。宗派 天台宗山門派、その他の寺も比叡山延暦寺

      との結びつきが強く、宗派は全て天台宗。

      国宝、大堂は九州で唯一の阿弥陀堂建築。



  石段の参道が山門(仁王門)へとまっすぐに伸びている。両側には苔むした石塔が並ぶ。





  山門 1978年再建 檜材による入母屋造り、本瓦葺き。「安養閣」の扁額が掛かる。

     仁王像は石造だ、1702年村民の寄進によって建立された。山門をくぐり、四十段程の

     石段を上った丘の上に、山懐に抱かれるようにして立つ大堂がある。











  大堂(阿弥陀堂)国宝 平安後期の建立、正面三間、奥行き四間、屋根は宝形造りで

     幅の広い回り縁が巡る。建物も本尊の仏像も、一本のカヤの巨樹から造られたという。

     簡素な形、流れるような美しい瓦屋根、それらがどっしりとした安定感を与える。



  大堂と石塔





  大堂 屋根のゆるやかな反りが、優美さを際立たせる。



  大堂境内



  白山神社 大堂左奥の林の中に立つ、明治の神仏分離までは「六所権現社」といった。

       神仏習合の神を祀っていた鎮守の社。



  灯籠と山門



  笠塔婆の向こうに本堂の屋根が見える。







  大堂の内部(カタログを写す) 本尊の阿弥陀如来坐像(国指定重要文化財)

      平安時代後期の作。堂内の壁画(重文)は平安三壁画の一つに数えられている。



  本堂 阿弥陀三尊像が安置されている。