徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人世界放浪昼寝旅ー再び中国・楽山大仏と峨眉山 その1-7月9日

2012年07月14日 | 中国
ホテルのロビーに旅行社があった。
そこのデスクに「VIP 楽山大仏と峨眉山 1日旅遊」という貼り紙があった。
午前5時ピックアップで午後9時成都戻りで、料金520元。
ちょっと高いが、なにしろ「VIP」だから待遇が良いのだろうと申し込んだ。
もちろん、外国人向けのツアーではない。
ツアーは中国語での説明ですが、大丈夫ですか?と訊かれる。
大丈夫ですよ。 分からなくてもいいんです。(笑)

 車は午前5時過ぎに迎えに来た。

 10人乗りのライトバンだ。

 どこがVIP?(笑)

 二人組が3組とワタシ。

 まずは楽山に向かう。

 楽山に近づくと街道に「豆腐」の看板が目に付く。
 楽山は「豆腐」が名物のようだ。

 二時間ほど走って、朝食。
    
     麺、 おいしそう!
    
    ワタシの注文したのは「豆腐麺」
    豆腐の下に麺が隠れている。
    さっぱりして美味しかった!
    本当は、トウガラシなどをトッピングして食べるのだそうだが・・・

    この時もちょっとした驚きが!

    ワタシの前で「麺」を食べた人が席を立った隙に、
    他のツアー客が来て、彼の使用した「箸」で、自分の麺を
    食べ始めた。

    え~~~っ、ちゃんと目の前に「箸立て」があったのに・・・
    他人の箸を使って、なんとも思わないのかな~~~~?
    中国人でも、そんなことあまりしないはずだが・・・・!

    朝食後、すぐに楽山大仏を見物に。
    楽山大仏も世界遺産だ。
    
    
    
     石段を下りてゆくと
    
    仏像の全体を見上げることが出来る。
    この楽山大仏は長江の支流、岷江と大渡河と青衣江の交わるところに
    立てられている。
    立てられているというよりは、山を削り、その土を川に捨てることに
    よって、川の流れが緩やかになり、毎年の洪水から町を守ることに
    なったのだそうだ。
    大仏の顔は100畳あると言われ、全長は71メートル、
    仏像自体の高さが59.98メートルだそうだ。
    
    そんなことをガイド嬢はマイクで説明する。
    ワタシには説明が99%分からない。
    上記の説明は後で調べたのだ。(笑)
    そして、そう言えばそんな感じの説明だったな~~~と。(笑)
    で、もっと笑っちゃうのが
    中国語で「大仏」は「ダーフ」と発音する。
    「豆腐」は「トウフ」だ。

    馬鹿なワタシはガイド嬢が「ダーフ」と発音するたびに、
    豆腐の説明をしているのかな~~~?と。(笑)

    楽山大仏を川床まで階段を下りて見上げ、また戻ると、
    相当疲れる。
    そこで、ガイド嬢は「休憩しましょう」とタイミングよく言う。
    ところが、この「お休み場所」タダじゃないのだ。
    最低消費料金20元のお茶を注文しなければならない。
    色々な種類のお茶があり、60元くらいのお茶もある。
    そして、お茶っぱの販売攻撃が始まる。
     
     ガイド嬢は、ここでもマイクを使ってヒスイを買わせようと
     あの手この手のお話をする。
     写真の左手の親子は、まったくガイド嬢の話しを聞いていない。
     聴いているのは右手の2組だけ。
     ワタシもとうとう切れて、
     得意の「ティン・プー・トン」(ワタシは言葉が分かりません)と
     言って、席を外した。
     ガイド嬢は唖然!
     なんでかと言うと、お寺の説明や大仏の説明の時、
     2人組は、だいたいキョロキョロして説明を聴かない。
     だから、ワタシがひとりで真面目に聴いているふりをしていたのだ。(笑)
     そのワタシがなにも分からないのに一番前で真剣に聴いているふりを
     していたのだからビックリしたのだろう。

     ガイド嬢はキックバックを狙ってしつこく買い物を進める。

     買い物に興味がないワタシにとっては迷惑千番だ!

    で、ひとりでぶらぶらしていたらお寺の修理用の瓦に文字を
    書いて奉納するところがあった。
    安かったので
      
      とっさだったので「世界平和」と書いた。(笑)

     この楽山大仏の後に昼飯に連れて行かれたところが
     ナマズ料理の店
      
      なんだかわけがわからないので「豆腐なんとか」というのを
      注文すると、これが出て来た。
      ほかの人のを見ても、必ずこの器に魚スープ(ナマズ)が出て来る。
      このほか、洗面器のような器に入ったご飯が出て来る。
      もちろん食べきれない。半分以上残した。
      ナマズ(多分)は臭みがなくて、さっぱりしてうまかった。
      ついついビールを1本注文してしまった。

    
    

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