徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和6年7月5日、金曜日、晴れ)

2024年07月06日 | 日記
  午前中、マンション前の「石垣ガーデン」の歩道に蔓草が竹に絡みつき垂れ下がり歩くのが邪魔になるので取り除く作業をした。ワタシの仕事ではないのだが、毎年ワタシがやっている。この道に続く熱海梅園に向かう道路は真ん中に桜の木があって一車線一方通行でトラックや観光バスがやってくるとそこもガードレールからイタドリや雑草がはみ出し、歩行者には危険なのでワタシが草刈りをやっていたのだが、今年は市役所から依頼された草刈りがやって来て、それも6人もやって来て、交通整理の警備員まで配置してあっという間に草刈りを終えて去っていったが、ワタシは心の中で「毎年、やれ!」とひとりごと。市役所に苦情があったんで、やったんだろうが、ワタシや、タダでやってんだぞ。同じように、この歩道もだ。人が歩けるようになった。作業中にタカサゴユリを見つけたので、2本ほど持ち帰った。シャンペンのボトルに挿し、エントランスホールの飾り台に置いた。広いエントランスホールなのだが、エレベーターから降りてこのホールに一歩踏み出すと芳醇なユリの香りがする。この香りで虫を集め、食中植物ではないけれど、虫を媒介に受粉させて増やすんだろうね〜。4時過ぎ、業務を終えた管理人さんから「Oさんが置いたんですね」と言われた。「ボトルを捨てちゃダメだよ」と釘を刺しておいた。数日前、枯れそうな色の変わったアジサイの花をどこから拾ってきたのかワンカップ大関のガラス瓶に飾って置いた人がいた。このガラス壜はなんとかならんものかと花瓶に取り替えた人がいたが、ワタシのワインボトルは静物画を描く時のモデル瓶だから捨てられたら困るのだ。

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