徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和4年6月12日、日曜日、晴れ)

2022年06月13日 | 日記
   天気予報では晴れるのは一時的で時々雨との予報だったが晴れ間が広がった。
   午前中、ベランダの前の楓の枝がうっとうしく「蜜」になっているので
   枝スキをしようと向かいの屋上に渡ってカットしようとして枝を掴むと
   隙間からヒヨドリの巣が見えて卵が3個あった。
   そうか!
   二羽のヒヨドリは兄弟ではなく、夫婦で、ここに巣を作り卵を産んだから
   巣を守るためにベランダや「庭」を飛び回っているのか~~。
   5階に行って中庭の楓の木の下から覗くと
         
         巣が見えた。

  もう少し早く楓の枝をカットすればここに巣作りなどしなかったのにな~~~。
  ヒヨドリはカラスなどの外敵から巣や孵化したヒナを守るため茂った木の枝に巣を作る
  のだが、ここに巣を作られては困るのだ。
  ヒナになると、5階の廊下に落下したり、飛び立つ頃になると飛ぶ訓練で
  「庭」や目の前の屋上まで飛ぶ。
  だが屋上などは身を守る場所などない。
  カラスに狙われれば瞬時に襲われて食べられてしまう。
  その悲惨な光景を何度見たことか!
  カラスをロシア軍にたとえるとヒヨドリはウクライナでワタシはなにもできない日本だ。
  造園業者などは巣を見つけるとササッと巣を取り除きゴミ袋に入れてしまうが
  ワタシはそうすることが忍びないので「見守る」しかないのだ。
  野鳥に関する本などには、「巣を見つけたら静かに見守りましょう」と書かれているが
  それが平和な場所ならいいのだが・・・。

  午後、日向ぼっこに岸壁に行った。
  いつものワタシの釣り座はほかの釣り人達に占領されていたので、別の場所で
  糸を垂れたが、な~~んにもかからなかった。
  午後3時過ぎから三浦半島方面の空が真っ黒な雲に覆われて稲妻が光った。
  有料釣り施設の管理棟から「雷雲が発生し30分後くらいからこちらでも雷雨がありそう
  ですのでご注意ください」とアナウンスがあった。
  ワタシも急いで撤収の支度をし終わったころには
     
     熱海の山側も黒い雲に覆われた。
  「早く戻らねば!」
  雨の降って来る前にマンションに到着した。
  マンションの管理人さんも雨の降る前に駅まで行かなければと焦って業務を終えたようだ。
  その結果、掃除道具や備品を置いてある部屋のドアを締めるのを忘れてしまったようだ
  「しょうがねえな~~」とSMSでその旨知らせた。
  すぐに「すみません」と返信があった。
  「ったく!真鯛を釣ったら半身をくれれば許してやるよ(笑)」と返信した。

  

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